品詞の分類(自立語・付属語) ── 問題
基礎
- 次の文の「ああ」の品詞はどれですか。「ああ、 月が きれいだ。」 (ア 感動詞 イ 副詞 ウ 動詞 エ 接続詞)
- 10 品詞のうち、付属語に当たるものの組み合わせはどれですか。 (ア 副詞・連体詞 イ 接続詞・感動詞 ウ 名詞・動詞 エ 助詞・助動詞)
- 活用する自立語(用言)の組み合わせはどれですか。 (ア 動詞・形容詞・形容動詞 イ 接続詞・感動詞・助動詞 ウ 名詞・副詞・連体詞 エ 名詞・動詞・助詞)
- 連体詞の説明として正しいものはどれですか。 (ア 活用し、「だ」で言い切る イ 主語になれる ウ 活用せず、主に用言を修飾する エ 活用せず、体言(名詞)だけを修飾する)
- 「こと・もの・とき・ため・つもり」のように、本来の意味が薄れて修飾語を受けて使われる名詞を何といいますか。 (ア 固有名詞 イ 形式名詞 ウ 代名詞 エ 数詞)
標準
- 呼応(陳述)の副詞「まるで」に続く言い方として正しいものはどれですか。 (ア まるで夢だ。 イ まるで夢のようだ。 ウ まるで夢なら。 エ まるで夢か。)
- 接続詞「だから」の種類はどれですか。 (ア 逆接 イ 並立・累加 ウ 順接 エ 対比・選択)
- 「大きな」が形容動詞ではなく連体詞である理由はどれですか。 (ア 「大きい」という形容詞がもとにあるから イ 体言を修飾するから ウ 2 文字以上だから エ 活用せず「大きだ」と言い切れないから)
- 「しかし」と「〜が(寒いが)」のちがいとして正しいものはどれですか。 (ア 「しかし」は助動詞、「が」は格助詞 イ どちらも自立語の接続詞 ウ 「しかし」は接続詞、「が」は接続助詞 エ どちらも付属語の接続助詞)
- 「ある日、事件が起きた」の「ある」と「机の上に本がある」の「ある」の品詞の組み合わせはどれですか。 (ア 連体詞 ── 動詞 イ 連体詞 ── 形容詞 ウ 動詞 ── 連体詞 エ 副詞 ── 動詞)
- 次の文の「きれいな」と同じ品詞の語はどれですか。「庭にきれいな花が咲いた。」 (ア いろんな イ 静かな ウ 小さな エ 大きな)
- 次の文のうち、「また」が接続詞であるものはどれですか。 (ア また忘れ物をしてしまった。 イ 彼は医者であり、また作家でもある。 ウ 明日の放課後にまた同じ場所で会おう。 エ これもまた一つの考え方だ。)
- 次の文の「静かに」の品詞はどれですか。「みんなが席に着くと、教室が静かになった。」 (ア 名詞 イ 副詞 ウ 形容動詞 エ 形容詞)
- 次の文の「さあ」の品詞はどれですか。「さあ、そろそろ出発しよう。」 (ア 連体詞 イ 感動詞 ウ 副詞 エ 接続詞)
発展
- 「早く起きる」の「早く」と「すぐ起きる」の「すぐ」の品詞はどれですか。 (ア 「早く」は副詞、「すぐ」は形容詞 イ どちらも形容詞 ウ 「早く」は形容詞(連用形)、「すぐ」は副詞 エ どちらも副詞)
- 「楽しみが増える」の「楽しみ」のように、他の品詞から名詞に変わった語を何といいますか。 (ア 形式名詞 イ 代名詞 ウ 転成名詞 エ 固有名詞)
- 次の文の中にある形容動詞はどれですか。「あの大きな建物は、とても静かで、おかしな音もしない。」 (ア 大きな イ おかしな ウ あの エ 静かで)
- 次の文の「遠く」の品詞はどれですか。「遠くに高い山が見える。」 (ア 形容動詞 イ 副詞 ウ 名詞 エ 形容詞)
品詞の分類(自立語・付属語) ── 解答
基礎
- ア 感動詞 判断:独立語(感動)。→ 感動詞。自立語か付属語か、活用するか、何を修飾するか、言い切りの形で見分ける。
- エ 助詞・助動詞 付属語はそれだけで文節になれず、自立語のあとにつく。活用するのが助動詞、しないのが助詞。
- ア 動詞・形容詞・形容動詞 用言は述語になれる。名詞は体言。
- エ 活用せず、体言(名詞)だけを修飾する この・その・あの・どの・大きな・小さな・ある(日)・いろんな・わが。副詞は用言を修飾。
- イ 形式名詞 「読むことがある」「行くつもりだ」。自立語なので 1 文節をつくる。
標準
- イ まるで夢のようだ。 呼応の副詞は決まった言い方を要求する:決して〜ない、まるで〜ようだ、もし〜なら、たぶん〜だろう、どうして〜か、ぜひ〜てください/たい、まさか〜ないだろう。
- ウ 順接 順接(だから・したがって・すると)、逆接(しかし・だが・ところが)、並立累加(そして・また・しかも)、対比選択(または・あるいは・一方)、説明補足(つまり・なぜなら・たとえば・ただし)、転換(さて・ところで)。
- エ 活用せず「大きだ」と言い切れないから 形容動詞なら「静かな → 静かだ」のように言い切れる。「大きな・小さな・おかしな」は連体詞。
- ウ 「しかし」は接続詞、「が」は接続助詞 「しかし」は自立語の接続詞で、単独で文節になり文頭に立てる。「が」は付属語の接続助詞で、活用語にくっつく。
- ア 連体詞 ── 動詞 「ある日」は体言を修飾して活用しない連体詞。「本がある」は述語で活用する動詞。
- イ 静かな 「きれいな」は「きれいだ」と言い切れる形容動詞。「静かな」も「静かだ」と言い切れる。「大きな・小さな・いろんな」は「〜だ」と言い切れない連体詞。
- イ 彼は医者であり、また作家でもある。 前後の内容を並べてつないでいるのが接続詞。ほかは「ふたたび」「同じく」の意味で用言などを修飾する副詞。
- ウ 形容動詞 「静かだ」と言い切れ、「静かに」はその連用形。活用するので副詞ではない。
- イ 感動詞 呼びかけ・さそいを表し、ほかの文節と結びつかずに独立語になるので感動詞。
発展
- ウ 「早く」は形容詞(連用形)、「すぐ」は副詞 「早く」は「早い」が活用した形。「すぐ」は活用しない。見た目が似ていても活用の有無で区別。
- ウ 転成名詞 形容詞「楽しい」→ 名詞「楽しみ」、動詞「動く」→「動き」、形容詞「遠い」→「遠く(を見る)」。
- エ 静かで 「静かで」は「静かだ」の連用形で形容動詞。「大きな・おかしな・あの」は活用しない連体詞(「大きだ」「おかしだ」とは言えない)。
- ウ 名詞 あとに助詞「に」がつき、「遠くが見える」のように主語にもなれるので名詞(形容詞「遠い」から転じた転成名詞)。「遠く離れる」の「遠く」なら形容詞の連用形。
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