日本の人口・資源・エネルギー ── 問題
基礎
- 人口 50000 人、面積 250 km² の市の人口密度は何人/km² ですか。
- 日本の人口ピラミッドで、1970 年ごろの形として正しいものはどれですか。 (ア 富士山型(子どもが多く、底が広い) イ つぼ型(子どもが少なく高齢者が多い、底がせまい) ウ 星型(働く世代だけが多い) エ つりがね型(出生率が下がり始め、中ほどまで幅が広い))
- 日本の総人口(2020 年国勢調査)に最も近いものはどれですか。 (ア 約 2 億人 イ 約 1 億 5,000 万人 ウ 約 8,000 万人 エ 約 1 億 2,600 万人)
- 都市の中心部の人口が減り、郊外の人口が増える現象を何といいますか。 (ア 過疎化 イ ドーナツ化現象 ウ 都心回帰 エ スプロール現象)
- 65 歳以上の人口が半数を超え、地域社会の維持が難しくなった集落を何といいますか。 (ア 限界集落 イ 過密地域 ウ ニュータウン エ 政令指定都市)
- 地方出身者が都市で働いたあと、出身地に戻って暮らすことを何といいますか。 (ア I ターン イ U ターン ウ ドーナツ化 エ J ターン)
- 図の人口ピラミッドの型の名前として正しいものはどれですか。 (ア 富士山型 イ つりがね型 ウ つぼ型 エ ひょうたん型)
標準
- A 市は人口 100000 人・面積 50 km²、B 市は人口 60000 人・面積 60 km² である。人口密度が高いほうの市の人口密度は何人/km² ですか。
- ある町の人口は 4000 人で、そのうち 65 歳以上は 1000 人である。この町の高齢化率(65 歳以上の割合)は何 % ですか。
- 日本が原油を最も多く輸入している地域・国はどれですか(2020 年代の傾向)。 (ア サウジアラビア・アラブ首長国連邦など西アジア イ 中国 ウ アメリカ合衆国 エ オーストラリア)
- 原子力発電所が多く立地する場所と、その理由として正しいものはどれですか。 (ア 臨海部。燃料を船で輸入し、電力を使う都市や工業地帯に近いから イ 山間部。ダムをつくって水の落差を利用するから ウ 都心の中心部。電線が短くてすむから エ 海沿いで都市から離れた場所。冷却水が必要で、安全のため人口の多い地域から離すから)
- 日本の発電量の内訳(2020 年代)で、最も大きな割合を占めるものはどれですか。 (ア 太陽光 イ 火力 ウ 原子力 エ 水力)
- 日本のエネルギー自給率が低い理由として正しいものはどれですか。 (ア 石油・石炭・天然ガスなどの資源の多くを輸入にたよるから イ 発電所が少なく、つくった電気が足りないから ウ 人口が少なく、働く人が足りないから エ 国内で電気を使う量が少なく、たくさん発電する必要がないから)
- 1 人の女性が生涯に産む子どもの数の平均を何といいますか。 (ア 人口密度 イ 合計特殊出生率 ウ 高齢化率 エ 出生数)
- 図の人口ピラミッドの形から読み取れることとして正しいものはどれですか。 (ア 出生率も死亡率も高く、人口が増え続けている(発展途上国に多い) イ 出生率が下がり始め、人口の増え方がゆるやかになっている ウ 男性の人口が女性の 2 倍以上になっている エ 出生率が低く高齢者の割合が高い(少子高齢化が進んだ先進国に多い))
- ある地域の人口は 20000 人で、そのうち 65 歳以上は 6400 人である。この地域は次のどれにあたりますか。高齢化率 7% 超を高齢化社会、14% 超を高齢社会、21% 超を超高齢社会とする。 (ア 高齢化社会の基準(7%)に達していない イ 高齢化社会 ウ 高齢社会 エ 超高齢社会)
- 日本の発電の内訳の移り変わりを説明した文として正しいものはどれですか。 (ア 2020 年代は再生可能エネルギーが約 7〜8 割を占め、火力は 2 割前後になった イ 1950 年代は水力が中心だったが、高度経済成長期から火力が中心になった ウ 1950 年代は火力が中心だったが、高度経済成長期から水力が中心になった エ 2011 年の東日本大震災のあと、原子力の割合が大きく増えて最大になった)
発展
- 使用済みの電子機器などから金属を回収して資源にする考え方を何といいますか。 (ア 産業の空洞化 イ レアメタル ウ 地産地消 エ 都市鉱山)
- 日本の合計特殊出生率は 2024 年に 1.15 だった。この数値について述べた文として正しいものはどれですか。 (ア 人口を維持できる約 1.0 を上回っており、人口は少しずつ増える イ 人口を維持できる約 2.1 を大きく下回り、子どもの数が減り続ける ウ 人口を維持できる約 2.1 を上回り、ベビーブームが起きつつある エ 1 組の夫婦が平均 1.15 人の高齢者を支えていることを表している)
日本の人口・資源・エネルギー ── 解答
基礎
- 200 人口密度 = 人口 ÷ 面積 = 50000 ÷ 250 = 200 人/km²。
- エ つりがね型(出生率が下がり始め、中ほどまで幅が広い) 出生率・死亡率が高い時代は富士山型、出生率が下がるとつりがね型、少子高齢化が進むとつぼ型。日本は 1950 → 1970 → 2020 年の順にこの 3 つをたどった。
- エ 約 1 億 2,600 万人 1 億 2,615 万人。2008 年ごろをピークに減少に転じている。
- イ ドーナツ化現象 地価の上昇などで都心に住めなくなる。近年は再開発で都心に戻る「都心回帰」も見られる。
- ア 限界集落 過疎化・高齢化が進んだ農山村や離島に見られる。
- イ U ターン I ターンは都市出身者が地方へ移住、J ターンは出身地の近くの地方都市へ。
- ア 富士山型 横幅は年齢ごとの人口。底が広く上へ細るのが富士山型、中ほどまで同じ幅なのがつりがね型、若い層が細いのがつぼ型。富士山型。
標準
- 2000 A 市:100000 ÷ 50 = 2000 人/km²。B 市:60000 ÷ 60 = 1000 人/km²。高いのは 2000 人/km² のほう。人口が多いほうが密度が高いとは限らない。
- 25 1000 ÷ 4000 × 100 = 25 %。21% を超えると超高齢社会(日本全体は約 29%)。50% を超える集落は限界集落と呼ばれる。
- ア サウジアラビア・アラブ首長国連邦など西アジア 原油は西アジア(ペルシア湾岸)から約 9 割。石炭・鉄鉱石はオーストラリアが最大。LNG はオーストラリア・マレーシア・カタールなど。
- エ 海沿いで都市から離れた場所。冷却水が必要で、安全のため人口の多い地域から離すから 火力=臨海(輸入燃料・大消費地)、水力=山間部(ダム)、原子力=海沿いで都市から離れる(冷却水・安全)、地熱=火山地帯。
- イ 火力 火力が約 7 割。2011 年の東日本大震災後に原子力が大きく減り、火力への依存が高まった。再生可能エネルギーは 2 割前後に増加中。
- ア 石油・石炭・天然ガスなどの資源の多くを輸入にたよるから 自給率は 1 割台。輸入先の分散や再生可能エネルギーの拡大が課題。
- イ 合計特殊出生率 日本は約 1.2 前後(2024 年 1.15・2025 年概数 1.14)。人口を維持するには約 2.1 が必要とされる。
- ア 出生率も死亡率も高く、人口が増え続けている(発展途上国に多い) 底(若い年齢)の幅が広いほど出生率が高い。上(高齢者)の幅が広いほど高齢化が進んでいる。出生率も死亡率も高く、人口が増え続けている(発展途上国に多い)。
- エ 超高齢社会 高齢化率 = 6400 ÷ 20000 × 100 = 32%。7%・14%・21% のどこを超えているかで決まり、超高齢社会。日本全体は約 29%(2020 年代)で超高齢社会。
- イ 1950 年代は水力が中心だったが、高度経済成長期から火力が中心になった 1950 年代までは山間部のダムによる水力が中心。高度経済成長期に石油の火力が増え、2011 年の事故後は原子力が大きく減って火力が約 7〜8 割。再生可能エネルギーは 2 割前後(2020 年代)。
発展
- エ 都市鉱山 資源の少ない日本で注目される。レアメタル(希少金属)の回収・リサイクル。
- イ 人口を維持できる約 2.1 を大きく下回り、子どもの数が減り続ける 合計特殊出生率は 1 人の女性が生涯に産む子どもの数の平均。人口を維持するには約 2.1 が必要で、1.15 はそれを大きく下回る。高齢者を支える人数とは別の指標。
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