日本の交通・通信・地域区分 ── 問題
基礎
- 外国産の生鮮な魚や花を運ぶのに最も適した輸送手段と、その理由はどれですか。 (ア 鉄道。時間に正確で大量に運べる イ トラック。戸口から戸口へ直接運べる ウ 船。重くて大量なものを安く運べる エ 航空機。鮮度が大切で速く運ぶ必要がある)
- 兵庫県の県庁所在地はどれですか。 (ア 津市 イ 神戸市 ウ 高松市 エ 盛岡市)
- 栃木県は 7 地方区分のどの地方に属しますか。 (ア 中部地方 イ 近畿地方 ウ 関東地方 エ 九州地方)
- 日本で最初に開業した新幹線と、その年はどれですか。 (ア 北陸新幹線・1997 年 イ 東海道新幹線・1964 年 ウ 山陽新幹線・1972 年 エ 東北新幹線・1982 年)
- トラック輸送を鉄道や船による輸送に切り替える取り組みを何といいますか。 (ア モーダルシフト イ パークアンドライド ウ ジャストインタイム エ ストロー現象)
- 日本の都道府県の数の内訳として正しいものはどれですか。 (ア 1 都 1 道 2 府 43 県 イ 1 都 1 道 3 府 42 県 ウ 1 都 2 道 2 府 42 県 エ 2 都 1 道 2 府 42 県)
標準
- 名古屋港の主な輸出入品として正しいものはどれですか。 (ア 輸出は IC・科学光学機器、輸入は医薬品・通信機など軽くて高価なもの イ 輸出は自動車・自動車部品が中心 ウ 衣類や食料品の輸入が中心 エ 原油の輸入が中心)
- 貨物輸送量をトン数ではなく「トンキロ(重さ × 距離)」で比べたとき、割合が大きくなる輸送手段と、その理由はどれですか。 (ア 船(海運)。重いものを長い距離運ぶから イ 自動車。戸口から戸口へ運ぶから ウ 航空。速く運べるから エ 鉄道。時間に正確だから)
- 交通網が整備されて大都市への移動が便利になった結果、地方都市の人や買い物客が大都市に吸い取られる現象を何といいますか。 (ア 都心回帰 イ ヒートアイランド現象 ウ ストロー現象 エ ドーナツ化現象)
- 地方中枢都市(各地方の政治・経済の中心)の組み合わせはどれですか。 (ア 札幌・新潟・金沢・那覇 イ 札幌・仙台・広島・福岡 ウ 横浜・神戸・京都・北九州 エ 東京・大阪・名古屋・福岡)
- 本州と四国を結ぶ本州四国連絡橋のルートとして正しいものはどれですか。 (ア 青森−函館、下関−門司、神戸−鳴門 イ 児島−坂出、神戸−鳴門、尾道−今治 ウ 東京−木更津、川崎−木更津、横浜−千葉 エ 大阪−高松、岡山−松山、広島−高知)
- 情報通信技術を利用できる人とできない人の間に生まれる格差を何といいますか。 (ア 情報モラル(情報の正しい使い方) イ 情報リテラシー(情報を使う力) ウ 一極集中(東京への集中) エ 情報格差(デジタルデバイド))
- 成田国際空港・関西国際空港のように、乗り継ぎの拠点となる空港を何といいますか。 (ア 国内空港 イ 軍用空港 ウ 地方空港 エ ハブ空港)
- 貨物輸送でトラックが多く使われる理由はどれですか。 (ア どの輸送手段よりも速く、遠くへ大量に運べるから イ どの輸送手段よりも運ぶ費用が安いから ウ 戸口から戸口へ直接運べ、時間の自由がきくから エ 大量の原油や鉄鉱石を一度に運べるから)
- 東京への「一極集中」の内容として正しいものはどれですか。 (ア 人口や企業の本社・大学などが東京に集中していること イ 企業の本社が地方に分散していること ウ 日本の空港が東京にだけあること エ 東京の人口が減り、地方へ人や企業が移っていること)
- 人口 50 万人以上で、都道府県の仕事の一部を行うことができる大都市を何といいますか。 (ア 中核市 イ 地方中枢都市 ウ 県庁所在地 エ 政令指定都市)
発展
- 日本で輸出入額が最も大きい「港」はどれですか(2020 年代)。 (ア 横浜港 イ 成田国際空港 ウ 名古屋港 エ 東京港)
- 地理情報をコンピュータ上の地図に重ねて分析するシステムを何といいますか。 (ア ICT(情報通信技術) イ GIS(地理情報システム) ウ GPS(全地球測位システム) エ POS(販売時点情報管理))
- 資料は日本の国内貨物輸送の輸送手段別の割合(2022 年度)である。資料から言えることとして正しいものはどれですか。 指標|自動車|海運 トン数(重さ)|約 9 割|1 割未満 トンキロ(重さ × 距離)|約 5 割|約 4 割 (ア 自動車は、トン数でもトンキロでも海運より割合が小さい イ 海運は、軽いものを短い距離運ぶため、トンキロで見ると割合が小さい ウ 海運は、重いものを長い距離運ぶため、トンキロで見ると割合が大きい エ トンキロでは海運が自動車を上回り、最も大きな割合を占める)
日本の交通・通信・地域区分 ── 解答
基礎
- エ 航空機。鮮度が大切で速く運ぶ必要がある 航空=速いが高い → 軽くて高価(IC・医薬品)や生鮮品。海運=遅いが安い → 重くて大量(原油・鉄鉱石・自動車)。トラック=戸口から戸口。
- イ 神戸市 県名と県庁所在地がちがう県は約 18。北海道=札幌、岩手=盛岡、宮城=仙台、茨城=水戸、栃木=宇都宮、群馬=前橋、神奈川=横浜、石川=金沢、山梨=甲府、愛知=名古屋、兵庫=神戸、島根=松江、三重=津、滋賀=大津、香川=高松、愛媛=松山、沖縄=那覇、埼玉=さいたま。
- ウ 関東地方 中部は新潟〜静岡(北陸・中央高地・東海)、近畿は三重を含む、中国四国は鳥取〜高知、九州は沖縄を含む。
- イ 東海道新幹線・1964 年 東京オリンピックに合わせて東京−新大阪間で開業。
- ア モーダルシフト CO₂ の排出削減とトラック運転手不足への対策。
- ア 1 都 1 道 2 府 43 県 東京都・北海道・大阪府・京都府・43 県 = 47。
標準
- イ 輸出は自動車・自動車部品が中心 空港は軽くて高価なもの(成田は輸出入額が日本最大)。名古屋港は中京工業地帯の自動車。千葉港・水島港は石油化学コンビナートの原油。東京港・大阪港は大消費地向けの衣類・食料品。
- ア 船(海運)。重いものを長い距離運ぶから トン数では自動車が約 9 割。トンキロでは自動車約 5 割・海運約 4 割(2022 年度・国土交通省)と、海運の割合が大きくなる。旅客は自動車が中心。
- ウ ストロー現象 新幹線や高速道路の開通で地方の商店街が衰退する例。時間距離の短縮の負の面。
- イ 札幌・仙台・広島・福岡 国の出張機関や企業の支社が集まる。東京・大阪・名古屋は三大都市圏。
- イ 児島−坂出、神戸−鳴門、尾道−今治 瀬戸大橋(児島−坂出・鉄道併用)、明石海峡大橋・大鳴門橋(神戸−鳴門)、瀬戸内しまなみ海道(尾道−今治)。
- エ 情報格差(デジタルデバイド) 年齢・収入・地域(通信環境)による差。
- エ ハブ空港 自転車の車輪の軸(ハブ)のように路線が集まる。
- ウ 戸口から戸口へ直接運べ、時間の自由がきくから 短所は渋滞・CO₂・運転手不足。モーダルシフトで鉄道・船へ。
- ア 人口や企業の本社・大学などが東京に集中していること 通勤ラッシュ・地価の高さ・災害時のリスクが課題。
- エ 政令指定都市 横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡など 20 市(2012 年の熊本市以降、増えていない)。
発展
- イ 成田国際空港 IC・医薬品など軽くて高価な品目を扱うため、重さは少なくても金額が大きい。
- イ GIS(地理情報システム) ハザードマップ作成・店の出店計画・防災などに使う。GPS は位置を測るしくみ。
- ウ 海運は、重いものを長い距離運ぶため、トンキロで見ると割合が大きい トン数では自動車が約 9 割だが、重さに距離をかけたトンキロでは海運が約 4 割まで上がる。石油製品・鉄鋼・セメントのような重いものを長い距離運ぶため。トンキロでも 1 位は自動車。
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