集合と命題(必要条件・十分条件・対偶・背理法) ── 問題
基礎
- 1 から 100 までの整数のうち、2 の倍数または 5 の倍数であるものは何個ありますか。
- 1 から 60 までの整数のうち、3 の倍数でも 5 の倍数でもないものは何個ありますか。
- 条件「ある x について x + 1 = 0」の否定はどれですか。 (ア すべての x について x + 1 = 0 イ ある x について x + 1 ≠ 0 ウ x = −1 エ すべての x について x + 1 ≠ 0)
- x は実数とする。次の命題は真ですか、偽ですか。偽なら反例を選びなさい。 「x = 1 ⇒ x² = x」 (ア 偽(反例 x = 0) イ 真 ウ 偽(反例 x = 1) エ 偽(反例 x = −1))
- A = {1, 2, 3, 4, 6, 12}、B = {2, 3, 5, 6} のとき、A ∩ B はどれですか。 (ア {2, 3, 6} イ {1, 4, 12} ウ {1, 2, 3, 4, 5, 6, 12} エ {5})
標準
- x は実数とする。「x² = 4」は「x = 2」であるための何条件ですか。 (ア 必要条件でも十分条件でもない イ 必要十分条件 ウ 十分条件であるが必要条件ではない エ 必要条件であるが十分条件ではない)
- 命題「x = 2 ⇒ x² = 4」の裏はどれですか。 (ア x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4 イ x² ≠ 4 ⇒ x ≠ 2 ウ x² = 4 ⇒ x = 2)
- 命題「p ⇒ q」が真であるとき、必ず真であるものはどれですか。 (ア 対偶 q̄ ⇒ p̄ イ 逆と裏の両方 ウ 裏 p̄ ⇒ q̄ エ 逆 q ⇒ p)
- 「n² が偶数ならば n は偶数」を証明するとき、対偶を使うと示すべき命題はどれですか。 (ア n が偶数ならば n² は偶数 イ n が奇数ならば n² は奇数 ウ n² が奇数ならば n は奇数 エ n が奇数ならば n² は偶数)
- 全体集合 U = {1, 2, …, 10}、A = {2, 4, 6, 8, 10}、B = {3, 6, 9} のとき、Ā ∩ B̄ はどれですか。 (ア {2, 3, 4, 6, 8, 9, 10} イ {6} ウ {1, 3, 5, 7, 9} エ {1, 5, 7})
発展
- √2 が無理数であることを背理法で証明するとき、最初におく仮定はどれですか。 (ア √2 = 1.414… である イ √2 は無理数である ウ m、n はともに偶数である エ √2 は有理数である(互いに素な自然数 m、n で √2 = m/n と書ける))
- x、y は実数とする。「x + y > 2 かつ xy > 1」は「x > 1 かつ y > 1」であるための何条件ですか。 (ア 十分条件であるが必要条件ではない イ 必要条件であるが十分条件ではない ウ 必要十分条件 エ 必要条件でも十分条件でもない)
- 40 人のクラスで、数学が好きな人 25 人、英語が好きな人 18 人、どちらも好きでない人 5 人。両方好きな人は何人ですか。 (ア 13 人 イ 8 人 ウ 3 人 エ 10 人)
集合と命題(必要条件・十分条件・対偶・背理法) ── 解答
基礎
- 60 2 の倍数 50 個、5 の倍数 20 個、両方(10 の倍数)10 個。n(A ∪ B) = 50 + 20 − 10 = 60。
- 32 「3 の倍数でも 5 の倍数でもない」は (A ∪ B) の補集合。60 − n(A ∪ B) = 60 − 28 = 32。
- エ すべての x について x + 1 ≠ 0 「>」の否定は「≦」、「かつ」⇔「または」、「すべて」⇔「ある」が入れかわる。すべての x について x + 1 ≠ 0
- イ 真 反例は「仮定を満たすが結論を満たさない」もの。負の数・0 を試す。真
- ア {2, 3, 6} ∩ は両方に属する要素。
標準
- エ 必要条件であるが十分条件ではない p ⇒ q と q ⇒ p の真偽を反例で確かめる。矢印の出発点が十分、行き先が必要。必要条件であるが十分条件ではない
- ア x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4 逆は入れかえ、裏は両方否定、対偶は入れかえて両方否定。x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4
- ア 対偶 q̄ ⇒ p̄ 対偶の真偽はもとの命題と一致する。逆・裏は無関係。
- イ n が奇数ならば n² は奇数 対偶:「n が偶数でない(奇数)⇒ n² が偶数でない(奇数)」。n = 2k + 1 で計算できる。
- エ {1, 5, 7} Ā ∩ B̄ = (A ∪ B) の補集合。A ∪ B = {2, 3, 4, 6, 8, 9, 10} の残り。
発展
- エ √2 は有理数である(互いに素な自然数 m、n で √2 = m/n と書ける) 結論の否定「有理数である」を仮定し、m、n がともに偶数になって「互いに素」に矛盾することを導く。
- イ 必要条件であるが十分条件ではない x > 1 かつ y > 1 ⇒ x + y > 2 かつ xy > 1 は真。逆は偽(反例 x = 3、y = 1/2:和 3.5 > 2、積 1.5 > 1 だが y < 1)。よって必要条件。
- イ 8 人 少なくとも一方が好き:40 − 5 = 35。n(A ∩ B) = 25 + 18 − 35 = 8。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/daigaku/math/h1-05/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
📄 このページを印刷すると、各レベル10問ずつの問題(解答は最後のページ)が出ます。ブラウザの「印刷」から。