集合と命題(必要条件・十分条件・対偶・背理法) ── 問題
基礎
- 1 から 50 までの整数のうち、4 の倍数または 5 の倍数であるものは何個ありますか。
- 1 から 50 までの整数のうち、4 の倍数でも 5 の倍数でもないものは何個ありますか。
- 条件「x > 1 かつ y > 1」の否定はどれですか。 (ア x ≦ 1 かつ y ≦ 1 イ x < 1 または y < 1 ウ x ≦ 1 または y ≦ 1 エ x > 1 または y > 1)
- x は実数とする。次の命題は真ですか、偽ですか。偽なら反例を選びなさい。 「x = 3 ⇒ x² = 9」 (ア 偽(反例 x = 3) イ 真 ウ 偽(反例 x = −3) エ 偽(反例 x = 0))
- A = {1, 2, 3, 4, 6, 12}、B = {2, 3, 5, 6} のとき、A ∩ B はどれですか。 (ア {2, 3, 6} イ {1, 4, 12} ウ {1, 2, 3, 4, 5, 6, 12} エ {5})
標準
- x は実数とする。「xy > 0」は「x > 0 かつ y > 0」であるための何条件ですか。 (ア 十分条件であるが必要条件ではない イ 必要十分条件 ウ 必要条件でも十分条件でもない エ 必要条件であるが十分条件ではない)
- 命題「x = 2 ⇒ x² = 4」の裏はどれですか。 (ア x² ≠ 4 ⇒ x ≠ 2 イ x² = 4 ⇒ x = 2 ウ x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4)
- 命題「p ⇒ q」が真であるとき、必ず真であるものはどれですか。 (ア 対偶 q̄ ⇒ p̄ イ 逆と裏の両方 ウ 裏 p̄ ⇒ q̄ エ 逆 q ⇒ p)
- 「n² が偶数ならば n は偶数」を証明するとき、対偶を使うと示すべき命題はどれですか。 (ア n が偶数ならば n² は偶数 イ n が奇数ならば n² は奇数 ウ n² が奇数ならば n は奇数 エ n が奇数ならば n² は偶数)
- 全体集合 U = {1, 2, …, 10}、A = {2, 4, 6, 8, 10}、B = {3, 6, 9} のとき、Ā ∩ B̄ はどれですか。 (ア {2, 3, 4, 6, 8, 9, 10} イ {6} ウ {1, 3, 5, 7, 9} エ {1, 5, 7})
- 1 から 176 までの整数のうち、2、5、7 の少なくとも 1 つで割り切れるものは何個ありますか。
- Aさん「『このクラスの全員が数学を好きだ』の否定は『全員が数学を嫌いだ』だよね。」 Bさん「それは違うよ。」 『このクラスの全員が数学を好きだ』の否定として正しいものはどれですか。 (ア 数学を好きな人が少なくとも 1 人いる イ 数学を好きな人はクラスに 1 人もいない ウ クラスの全員が数学を好きではない エ 数学を好きでない人が少なくとも 1 人いる)
- ある店の説明によると、『会員カードを持っている』は『割引を受けられる』ための十分条件だが、必要条件ではない。 このことから言えることとして正しいものはどれですか。 (ア カードの有無と割引は関係がない イ カードを持っていても割引を受けられない場合がある ウ 割引を受けた人は全員カードを持っている エ カードがなくても割引を受けられる場合がある)
発展
- √2 が無理数であることを背理法で証明するとき、最初におく仮定はどれですか。 (ア √2 = 1.414… と小数で表せる イ √2 は無理数である ウ √2 = m/n(m、n はともに偶数)と書ける エ √2 = m/n(m、n は互いに素な自然数)と書ける)
- x、y は実数とする。「x + y > 2 かつ xy > 1」は「x > 1 かつ y > 1」であるための何条件ですか。 (ア 十分条件であるが必要条件ではない イ 必要条件であるが十分条件ではない ウ 必要十分条件 エ 必要条件でも十分条件でもない)
- 40 人のクラスで、数学が好きな人 25 人、英語が好きな人 18 人、どちらも好きでない人 5 人。両方好きな人は何人ですか。 (ア 13 人 イ 8 人 ウ 3 人 エ 10 人)
- 48 人にアンケートをとった。質問 A に「はい」と答えた人は 40 人、質問 B に「はい」と答えた人は 36 人だった。A と B の両方に「はい」と答えた人は、少なくとも何人いますか。
- Aさん「命題『x + y が無理数ならば、x、y の少なくとも一方は無理数』を証明したい。」 Bさん「対偶を考えると、有理数どうしの計算になって簡単だよ。」 Bさんの言う対偶として正しいものはどれですか。 (ア x + y が有理数ならば、x、y はともに有理数 イ x、y がともに有理数ならば、x + y は有理数 ウ x、y の少なくとも一方が無理数ならば、x + y は無理数 エ x、y がともに無理数ならば、x + y は有理数)
集合と命題(必要条件・十分条件・対偶・背理法) ── 解答
基礎
- 20 4 の倍数 12 個、5 の倍数 10 個、両方(20 の倍数)2 個。n(A ∪ B) = 12 + 10 − 2 = 20。
- 30 「4 の倍数でも 5 の倍数でもない」は (A ∪ B) の補集合。50 − n(A ∪ B) = 50 − 20 = 30。
- ウ x ≦ 1 または y ≦ 1 「>」の否定は「≦」、「かつ」⇔「または」、「すべて」⇔「ある」が入れかわる。x ≦ 1 または y ≦ 1
- イ 真 反例は「仮定を満たすが結論を満たさない」もの。負の数・0 を試す。真
- ア {2, 3, 6} ∩ は両方に属する要素。
標準
- エ 必要条件であるが十分条件ではない p ⇒ q と q ⇒ p の真偽を反例で確かめる。矢印の出発点が十分、行き先が必要。必要条件であるが十分条件ではない
- ウ x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4 逆は入れかえ、裏は両方否定、対偶は入れかえて両方否定。x ≠ 2 ⇒ x² ≠ 4
- ア 対偶 q̄ ⇒ p̄ 対偶の真偽はもとの命題と一致する。逆・裏は無関係。
- イ n が奇数ならば n² は奇数 対偶:「n が偶数でない(奇数)⇒ n² が偶数でない(奇数)」。n = 2k + 1 で計算できる。
- エ {1, 5, 7} Ā ∩ B̄ = (A ∪ B) の補集合。A ∪ B = {2, 3, 4, 6, 8, 9, 10} の残り。
- 116 2・5・7 の倍数の個数を足し、2 つずつの公倍数(10・35・14 の倍数)を引き、3 つの公倍数(70 の倍数)を足し戻す。116 個。
- エ 数学を好きでない人が少なくとも 1 人いる 「すべて〜である」の否定は「〜でないものが少なくとも 1 つある」。1 人でも好きでない人がいれば、もとの文は成り立たない。
- エ カードがなくても割引を受けられる場合がある 十分条件なので「カードあり ⇒ 割引」は成り立つ。必要条件ではないので「割引 ⇒ カードあり」は成り立たず、カードなしで割引の人がいる。
発展
- エ √2 = m/n(m、n は互いに素な自然数)と書ける 結論の否定「√2 は有理数(互いに素な自然数 m、n で √2 = m/n)」を仮定し、m、n がともに偶数になって「互いに素」に矛盾することを導く。
- イ 必要条件であるが十分条件ではない x > 1 かつ y > 1 ⇒ x + y > 2 かつ xy > 1 は真。逆は偽(反例 x = 3、y = 1/2:和 3.5 > 2、積 1.5 > 1 だが y < 1)。よって必要条件。
- イ 8 人 少なくとも一方が好き:40 − 5 = 35。n(A ∩ B) = 25 + 18 − 35 = 8。
- 28 A または B に「はい」の人数は 40 + 36 − (両方) で、これは 48 人以下。両方 ≧ 40 + 36 − 48 = 28。
- イ x、y がともに有理数ならば、x + y は有理数 対偶は「q でない ⇒ p でない」。「少なくとも一方は無理数」の否定は「ともに有理数」、「x + y が無理数」の否定は「x + y が有理数」。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/daigaku/math/h1-05/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
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