物質量(mol・モル質量・気体の体積・粒子の数) ── 問題
基礎
- 二酸化炭素 CO₂ の分子量または式量を求めなさい。原子量は H = 1.0、C = 12、N = 14、O = 16、Na = 23、Mg = 24、Al = 27、S = 32、Cl = 35.5、K = 39、Ca = 40、Cu = 64 とする。
- 水 H₂O(モル質量 18 g/mol)12.6 g の物質量は何 mol ですか。
- 酸素 O₂(モル質量 32 g/mol)1 mol の質量は何 g ですか。
- 物質量 1 mol について正しいものはどれですか。 (ア 粒子 1 個の質量のこと イ 粒子 6.0 × 10²³ 個の集まり ウ どんな物質でも質量は 1 g エ 気体でも液体でも、体積は 22.4 L)
- 標準状態で 22.4 L を占める気体について正しいものはどれですか。 (ア 分子量が大きい気体ほど物質量が多い イ 水素なら 2 mol、酸素なら 1 mol ウ 気体の種類によらず、質量は 22.4 g エ 気体の種類によらず、物質量は 1 mol)
標準
- 標準状態で 22.4 L の気体の物質量は何 mol ですか。標準状態の気体 1 mol の体積を 22.4 L とする。
- メタン CH₄(モル質量 16 g/mol)16 g は標準状態で何 L ですか。標準状態の気体 1 mol の体積を 22.4 L とする。
- 水 1.9 mol に含まれる分子の数は何個ですか。アボガドロ定数を 6.0 × 10²³ /mol とし、答えは「× 10²³ 個」の係数を答えなさい。
- 同じ質量で比べたとき、含まれる分子の数が最も多い気体はどれですか(H = 1.0、C = 12、N = 14、O = 16)。 (ア メタン CH₄ イ 水素 H₂ ウ 二酸化炭素 CO₂ エ 窒素 N₂)
- 空気(平均分子量約 29)より軽い気体はどれですか。 (ア 二酸化炭素 CO₂(44) イ アンモニア NH₃(17) ウ 酸素 O₂(32) エ 塩素 Cl₂(71))
- 二酸化炭素 CO₂ の分子 6 × 10²³ 個の質量は何 g ですか。アボガドロ定数を 6.0 × 10²³ /mol とし、原子量は H = 1.0、C = 12、N = 14、O = 16 とする。
- 同じ温度・同じ圧力のもとで、同じ体積の水素 H₂ と酸素 O₂ がある。水素と酸素の質量の比として正しいものはどれですか(H = 1.0、O = 16)。 (ア 1 : 8 イ 1 : 1 ウ 1 : 16 エ 2 : 1)
発展
- メタン CH₄(モル質量 16 g/mol)30.4 g に含まれる水素原子の物質量は何 mol ですか。
- 標準状態での密度が 1.96 g/L の気体の分子量を整数で求めなさい。標準状態の気体 1 mol の体積を 22.4 L とする。
- 塩素には ³⁵Cl(相対質量 35.0、存在比 75 %)と ³⁷Cl(相対質量 37.0、存在比 25 %)がある。塩素の原子量を求めなさい。
- 水 18 g に含まれる原子の総数として正しいものはどれですか(H₂O = 18、アボガドロ定数 6.0 × 10²³ /mol)。 (ア 1.8 × 10²⁴ 個 イ 1.2 × 10²⁴ 個 ウ 3.0 × 10²³ 個 エ 6.0 × 10²³ 個)
- 原子量の説明として正しいものはどれですか。 (ア 最も多い同位体の質量数 イ 原子 1 個の質量を g 単位で表した値 ウ 陽子と中性子の数の和 エ 各同位体の相対質量を存在比で平均した値)
- 窒素 N₂ と酸素 O₂ を物質量の比 4 : 1 で混ぜた気体の平均分子量を求めなさい。原子量は N = 14、O = 16 とする。
- いくつかの気体について、質量を横軸、標準状態での体積を縦軸にとってグラフをかくと、どれも原点を通る直線になった。直線の傾きが最も大きい気体はどれですか(H = 1.0、C = 12、N = 14、O = 16)。 (ア メタン CH₄ イ 二酸化炭素 CO₂ ウ 窒素 N₂ エ 酸素 O₂)
物質量(mol・モル質量・気体の体積・粒子の数) ── 解答
基礎
- 44 化学式中の原子量の和。答え:44。
- 0.7 n = 質量 ÷ モル質量 = 12.6 ÷ 18 = 0.7 mol。
- 32 質量 = 物質量 × モル質量 = 1 × 32 = 32 g。
- イ 粒子 6.0 × 10²³ 個の集まり 1 mol は粒子 6.0 × 10²³ 個の集まりで、質量はモル質量(原子量・分子量・式量に g をつけた値)に等しい。22.4 L は標準状態の気体だけ。
- エ 気体の種類によらず、物質量は 1 mol 同温・同圧・同体積の気体は同数の分子を含む(アボガドロの法則)。
標準
- 1 n = 体積 ÷ 22.4 = 22.4 ÷ 22.4 = 1 mol。
- 22.4 n = 16 ÷ 16 = 1 mol、体積 = n × 22.4 = 22.4 L。
- 11.4 個数 = n × 6.0 × 10²³ = 1.9 × 6.0 × 10²³ = 11.4 × 10²³ 個。
- イ 水素 H₂ 同じ質量なら分子量が小さいほど mol が多い。H₂(2)< CH₄(16)< N₂(28)< CO₂(44)。
- イ アンモニア NH₃(17) 分子量が 29 より小さい気体は空気より軽い(H₂・He・CH₄・NH₃ など)。
- 44 物質量 = 6 × 10²³ ÷ (6.0 × 10²³) = 1 mol。質量 = 1 × 44 = 44 g。
- ウ 1 : 16 同温・同圧・同体積の気体は同じ数の分子(同じ物質量)を含む(アボガドロの法則)。質量の比は分子量の比 2 : 32 = 1 : 16。
発展
- 7.6 分子の物質量 = 30.4 ÷ 16 = 1.9 mol。1 分子中に水素原子は 4 個なので、水素原子は 4 倍 = 7.6 mol。
- 44 分子量 = 密度 × 22.4 = 1.96 × 22.4 ≒ 44。
- 35.5 原子量 = 相対質量の存在比による平均 = 35.0 × 75/100 + 37.0 × 25/100 = 35.5。
- ア 1.8 × 10²⁴ 個 水 1 mol = 分子 6.0 × 10²³ 個。1 分子に原子 3 個なので 1.8 × 10²⁴ 個。
- エ 各同位体の相対質量を存在比で平均した値 ¹²C の質量を 12 としたときの相対質量を、同位体の存在比で平均する。塩素の原子量 35.5 は ³⁵Cl と ³⁷Cl の平均。質量数(整数)とは別。
- 28.8 混合気体 5 mol の質量は 28 × 4 + 32 × 1 = 144 g。平均分子量 = 144 ÷ 5 = 28.8。
- ア メタン CH₄ 傾き = 体積 ÷ 質量 = 22.4 ÷ モル質量。モル質量が最も小さい(16 g/mol)メタンの傾きが最も大きい。
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