岩石と鉱物(火成岩・堆積岩・変成岩) ── 問題
基礎
- 次の岩石は火成岩・堆積岩・変成岩のどれですか。 れき岩 (ア 変成岩 イ 堆積岩 ウ 火成岩)
- 次の鉱物は有色鉱物・無色鉱物のどちらですか。 石英 (ア 有色鉱物 イ 無色鉱物)
- 花こう岩と玄武岩の違いとして正しいものはどれですか。 (ア 花こう岩は SiO₂ が多く白っぽい深成岩、玄武岩は SiO₂ が少なく黒っぽい火山岩 イ 花こう岩は火山岩、玄武岩は深成岩 ウ どちらも同じ SiO₂ 量 エ 花こう岩は黒っぽく、玄武岩は白っぽい)
- 石灰岩とチャートを見分ける方法として正しいものはどれですか。 (ア 石灰岩のほうが硬い イ 色で見分ける(石灰岩は黒、チャートは白) ウ うすい塩酸をかけると石灰岩は二酸化炭素を出して発泡し、チャートは発泡しない。チャートのほうが硬い エ チャートは塩酸で発泡する)
標準
- 火山岩で、SiO₂ の割合が少ない(苦鉄質)火成岩の名前はどれですか。 (ア 流紋岩 イ 玄武岩 ウ 斑れい岩 エ 安山岩)
- 次の堆積岩の材料・分類として正しいものはどれですか。 砂岩 (ア 直径 1/16〜2 mm の粒が固まった砕屑岩 イ 火山灰などが固まった火山砕屑岩。かぎ層に使われる ウ 直径 2 mm 以上の岩石片が固まった砕屑岩 エ 直径 1/16 mm 未満の粒が固まった砕屑岩)
- 火成岩の組織について、斑晶について正しいものはどれですか。 (ア 火山灰が固まったもの イ 石基が集まったもの ウ マグマが地下にある間に先にゆっくりできた大きな結晶 エ 地表で急に冷えてできた小さな結晶)
- 接触変成岩と広域変成岩の例の組み合わせとして正しいものはどれですか。 (ア 接触変成岩:花こう岩、広域変成岩:玄武岩 イ 接触変成岩:ホルンフェルス・大理石、広域変成岩:片麻岩・結晶片岩 ウ 接触変成岩:砂岩、広域変成岩:泥岩 エ 接触変成岩:片麻岩、広域変成岩:ホルンフェルス)
- 河口から沖に向かって堆積物の粒の大きさはどう変わりますか。 (ア 沖には堆積しない イ 沖ほど大きくなる ウ どこでも同じ エ 河口近くにれき、沖に向かって砂、さらに沖に泥と小さくなる)
発展
- 凝灰岩が地層の対比(かぎ層)に使われる理由はどれですか。 (ア 凝灰岩には化石が多いから イ 火山灰は広い範囲に短時間で降り積もるので、同じ時代の目印になるから ウ 凝灰岩は色が黒いから エ 凝灰岩は硬くて風化しにくいから)
- 変成岩のでき方として正しいものはどれですか。 (ア 岩石が風化して細かくなり、固まる イ 既存の岩石が溶けることなく、高温・高圧で鉱物が再結晶して性質が変わる ウ 火山灰が高温で焼き固まる エ 岩石が溶けてマグマになり、再び固まる)
- 色指数について正しいものはどれですか。 (ア 岩石に含まれる有色鉱物の体積の割合(%)で、玄武岩・斑れい岩で大きく、花こう岩で小さい イ 無色鉱物の割合 ウ 岩石の密度 エ 岩石の SiO₂ の重量 %)
岩石と鉱物(火成岩・堆積岩・変成岩) ── 解答
基礎
- イ 堆積岩 火成岩(マグマが固まる):花こう岩・玄武岩・安山岩・流紋岩・斑れい岩・閃緑岩。堆積岩:れき岩・砂岩・泥岩・凝灰岩・石灰岩・チャート。変成岩:大理石・ホルンフェルス・片麻岩・結晶片岩。答え:堆積岩。
- イ 無色鉱物 有色鉱物(Fe・Mg を含み黒っぽい):かんらん石・輝石・角閃石・黒雲母。無色鉱物:斜長石・カリ長石・石英。答え:無色鉱物。
- ア 花こう岩は SiO₂ が多く白っぽい深成岩、玄武岩は SiO₂ が少なく黒っぽい火山岩 花こう岩:等粒状・石英とカリ長石・密度小。玄武岩:斑状・かんらん石と輝石・密度大。
- ウ うすい塩酸をかけると石灰岩は二酸化炭素を出して発泡し、チャートは発泡しない。チャートのほうが硬い 石灰岩は CaCO₃、チャートは SiO₂。硬さも違う(チャートは鉄より硬い)。
標準
- イ 玄武岩 火山岩は SiO₂ 少 → 多の順に玄武岩・安山岩・流紋岩、深成岩は斑れい岩・閃緑岩・花こう岩。答え:玄武岩。
- ア 直径 1/16〜2 mm の粒が固まった砕屑岩 砕屑岩は粒の大きさで分類(2 mm・1/16 mm が境界)。生物岩は石灰岩(CaCO₃・発泡)とチャート(SiO₂・硬い)。答え:直径 1/16〜2 mm の粒が固まった砕屑岩。
- ウ マグマが地下にある間に先にゆっくりできた大きな結晶 火山岩:急冷 → 斑状組織(斑晶 + 石基)。深成岩:徐冷 → 等粒状組織。答え:マグマが地下にある間に先にゆっくりできた大きな結晶。
- イ 接触変成岩:ホルンフェルス・大理石、広域変成岩:片麻岩・結晶片岩 接触変成はマグマの熱(狭い範囲)、広域変成はプレート運動による高温高圧(広い範囲)。
- エ 河口近くにれき、沖に向かって砂、さらに沖に泥と小さくなる 大きく重い粒は先に沈み、小さい粒は遠くまで運ばれる。
発展
- イ 火山灰は広い範囲に短時間で降り積もるので、同じ時代の目印になるから 特定の噴火の火山灰層は、離れた地域の地層の同時性を示す。
- イ 既存の岩石が溶けることなく、高温・高圧で鉱物が再結晶して性質が変わる 溶けて固まれば火成岩。変成岩は固体のまま変化する。
- ア 岩石に含まれる有色鉱物の体積の割合(%)で、玄武岩・斑れい岩で大きく、花こう岩で小さい 苦鉄質の岩石ほど有色鉱物が多く、色指数が大きい。
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