音(音速・弦と気柱の振動・うなり) ── 問題
基礎
- 気温 3 ℃ のときの空気中の音速は何 m/s ですか。音速を V = 331.5 + 0.6t(t:℃)とする。
- 振動数 409 Hz と 418 Hz の 2 つの音を同時に鳴らすと、1 秒間に何回のうなりが聞こえますか。
- 音速を 340 m/s とすると、振動数 85 Hz の音の波長は何 m ですか。
- 音の高さを決める波の量はどれですか。 (ア 波形 イ 速さ ウ 振動数 エ 振幅)
- 音について正しいものはどれですか。 (ア 横波で、真空中も伝わる イ 横波で、固体中は伝わらない ウ 縦波で、気温が高いほど音速は大きい エ 縦波で、気温が高いほど音速は小さい)
標準
- 長さ 0.25 m の弦の両端を固定し、基本振動をさせた。弦を伝わる波の速さが 400 m/s のとき、基本振動の振動数は何 Hz ですか。
- 基本振動数が 100 Hz の弦の 2 倍振動の振動数は何 Hz ですか。
- 長さ 0.17 m の閉管(片方が閉じた管)の基本振動の振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- 長さ 0.4 m の開管(両端が開いた管)の基本振動の振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- 閉管の気柱の固有振動について正しいものはどれですか。 (ア 両端が腹で、基本振動の波長は管の長さの 2 倍 イ 口が節、底が腹で、すべての整数倍振動ができる ウ 基本振動の波長は管の長さと等しい エ 口が腹、底が節で、基本振動の波長は管の長さの 4 倍)
- 440 Hz のおんさ A と振動数不明のおんさ B を鳴らすと毎秒 2 回のうなりが聞こえた。B に小さな重りをつけて(振動数を下げて)鳴らすと、うなりは毎秒 4 回になった。B のもとの振動数はどれですか。 (ア 438 Hz イ 440 Hz ウ 442 Hz エ 444 Hz)
- 気温 10 ℃ のとき、長さ 0.25 m の閉管(片方が閉じた管)の基本振動の振動数は何 Hz ですか。音速を V = 331.5 + 0.6t(t:℃)とする。
- 同じおんさで気柱の共鳴実験をくり返す。気温が上がった日に実験すると、初めて共鳴する管口から水面までの長さ L₁ はどうなりますか。 (ア 変わらない(振動数が変わらないため) イ 短くなる(音速が増えて波長が縮む) ウ 長くなる(おんさの振動数が増すため) エ 長くなる(音速が増えて波長がのびる))
発展
- 気柱の共鳴実験で、振動数 170 Hz のおんさを用い、水面を下げていくと管口から 0.48 m のとき初めて共鳴し、次に 1.48 m のとき共鳴した。このときの音速は何 m/s ですか。
- 長さ 0.34 m の閉管で、基本振動の次に共鳴する(3 倍振動の)振動数は何 Hz ですか。音速を 340 m/s とする。
- ギターの弦の音を高くする方法として正しいものはどれですか。 (ア 弦の材質を変えても高さは変わらない イ 弦を長くする・強く張る ウ 弦を短くする・強く張る・細い弦にする エ 弦を長くする・ゆるめる・太い弦にする)
- 気柱の共鳴実験で「初めて共鳴した長さ L₁ = λ/4」を使わず「L₂ − L₁ = λ/2」を使う理由はどれですか。 (ア 管口の外に腹がずれる(開口端補正)から イ 共鳴は L₂ でしか起こらないから ウ L₂ のほうが大きい値で誤差が小さいから エ L₁ が測れないから)
- 気柱の共鳴実験で、水面を下げていくと管口から 19.6 cm で初めて共鳴し、次に 61.6 cm で共鳴した。開口端補正(管口から定常波の腹までのずれ)は何 cm ですか。
- 張力を一定にして、両端を固定した弦の長さ L を変えながら基本振動の振動数 f を測った。f を縦軸、1/L を横軸にとってグラフをかくと、どのような形になりますか。 (ア 原点を通る放物線 イ 原点を通る直線 ウ 横軸に平行な直線 エ 右下がりの直線)
音(音速・弦と気柱の振動・うなり) ── 解答
基礎
- 330 V = 331.5 + 0.6 × 3 = 333.3 ≒ 330 m/s。
- 9.0 うなりの回数 = |409 − 418| = 9 回/秒。
- 4.0 λ = V/f = 340 ÷ 85 = 4 m。
- ウ 振動数 高さ = 振動数、大きさ = 振幅、音色 = 波形。
- ウ 縦波で、気温が高いほど音速は大きい 音は媒質の疎密が伝わる縦波で、真空中は伝わらない。V = 331.5 + 0.6t。
標準
- 800 基本振動の波長 λ = 2L = 0.25 × 2、f = v/λ = 400 ÷ (2 × 0.25) = 800 Hz。
- 200 f_n = n f₁ = 2 × 100 = 200 Hz。
- 500 閉管の基本振動は λ = 4L = 4 × 0.17、f = 340 ÷ (4 × 0.17) = 500 Hz。
- 430 開管の基本振動は λ = 2L = 2 × 0.4、f = 340 ÷ (2 × 0.4) = 425 ≒ 430 Hz。
- エ 口が腹、底が節で、基本振動の波長は管の長さの 4 倍 閉じた端は空気が動けないので節。λ₁ = 4L。次は 3 倍、5 倍…。
- ア 438 Hz もとは 438 か 442。振動数を下げてうなりが増えた → 差が広がった → B はもともと A より低い 438 Hz。
- 340 音速は 331.5 + 0.6 × 10 で 337.5 m/s。閉管の基本振動は管の長さが λ/4 なので λ = 4 × 0.25 m、f = V ÷ λ = 337.5 ≒ 340 Hz。
- エ 長くなる(音速が増えて波長がのびる) 気温が上がると音速が増す。おんさの振動数は同じなので λ = V/f が長くなり、λ/4 に当たる L₁ も長くなる。
発展
- 340 L₂ − L₁ = λ/2 → λ = 2 × (1.48 − 0.48)、V = fλ = 170 × λ = 340 m/s(開口端補正のため L₁ = λ/4 は使わない)。
- 750 閉管は奇数倍振動のみ。基本振動数 f₁ = 340/(4 × 0.34)、次は 3f₁ = 750 Hz。
- ウ 弦を短くする・強く張る・細い弦にする f₁ = v/(2L)、v = √(張力/線密度)。L が短い、張力が大きい、線密度が小さい → f 大。
- ア 管口の外に腹がずれる(開口端補正)から 腹の位置は管口から少し外にずれる。2 つの共鳴長の差はそのずれによらず λ/2。
- 1.4 L₂ − L₁ = λ/2 より λ/4 = (61.6 − 19.6) ÷ 2 = 21 cm。管口から腹までが λ/4 なので、補正 = 21 − 19.6 = 1.4 cm。
- イ 原点を通る直線 基本振動は L = λ/2 なので f = v/(2L)。張力が一定なら v も一定で、f は 1/L に比例する。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/daigaku/science/pb-09/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
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