地形(プレート・大地形・河川と海岸の小地形) ── 問題
基礎
- 次の山脈・地域は、安定陸塊・古期造山帯・新期造山帯のどれに属しますか。 ウラル山脈 (ア 新期造山帯(環太平洋造山帯) イ 古期造山帯 ウ 安定陸塊 エ 新期造山帯(アルプス=ヒマラヤ造山帯))
- 大地形と資源の関係について、安定陸塊のうち、古い土台の上に地層がほぼ水平に重なり、構造平野やケスタができる地形はどれですか。 (ア 楯状地 イ 卓状地 ウ 地溝帯 エ 弧状列島)
- プレートの境界について、プレートが広がる境界が陸上にある例はどれですか。 (ア アンデス山脈 イ アフリカ大地溝帯・アイスランド ウ アパラチア山脈 エ 日本列島)
- 楯状地の例として正しいものはどれですか。 (ア アパラチア山脈・ウラル山脈 イ カナダ楯状地・バルト楯状地 ウ 日本列島・アンデス山脈 エ ヒマラヤ山脈・アルプス山脈)
- 日本列島が属する造山帯はどれですか。 (ア 安定陸塊 イ 環太平洋造山帯(新期造山帯) ウ アルプス=ヒマラヤ造山帯 エ 古期造山帯)
- 衛星画像は中国・タクラマカン砂漠の山麓です。山地(上)から出た川が平地に広がってつくった、この扇形の地形の名前はどれですか。 (ア 扇状地 イ 三角州 ウ 氾濫原 エ 河岸段丘)
標準
- 河川がつくる地形について、河岸段丘の段丘面の土地利用として多いものはどれですか。 (ア 畑・集落(水が得にくく水田は少ない) イ 港 ウ 養殖場 エ 水田)
- 海岸やその他の地形について、乾燥地域で、雨のときだけ水が流れる涸れ川はどれですか。 (ア オアシス イ 外来河川 ウ ポリエ エ ワジ)
- エスチュアリー(三角江)について正しいものはどれですか。 (ア 河口に川の運んだ土砂が堆積してできた三角形の低地 イ 氷河が削った U 字谷が沈水してできた細長い湾 ウ 砂州で海から閉じられてできた湖(潟湖) エ 河口がラッパ状に沈水した地形で、港に向く)
- 氷河湖の例として正しいものはどれですか。 (ア 北海道のサロマ湖・静岡県の浜名湖 イ 滋賀県の琵琶湖・ロシアのバイカル湖 ウ 北海道の洞爺湖・屈斜路湖 エ 北米の五大湖・フィンランドの湖群)
- 次の文章は、ある平野の地形図を読んだ生徒のメモです。空欄 A・B に入る語の組み合わせとして最も適当なものを選びなさい。 「川に沿って、まわりより少し高い細長い土地に古くからの集落と畑が並んでいる。この微高地は( A )である。その外側の低く湿った土地は水田に使われており、大雨のときは( B )のおそれが大きい。」 (ア A 自然堤防 B 浸水 イ A 後背湿地 B 浸水 ウ A 自然堤防 B 土石流 エ A 河岸段丘 B 液状化)
- 地形の成因について述べた次の文 X・Y の正誤の組み合わせとして正しいものを選びなさい。 X リアス海岸は、氷河が削った U 字谷に海水が入りこんでできた海岸である。 Y 河岸段丘は、土地の隆起などによって川が再び深く掘りこみ、もとの谷底が階段状に残った地形である。 (ア X 正・Y 正 イ X 正・Y 誤 ウ X 誤・Y 正 エ X 誤・Y 誤)
- 扇状地の扇央が水田でなく果樹園や畑に使われることが多い理由を、原因から結果の順に正しくつないだものはどれですか。 (ア 土地が隆起する → 川が深く掘りこむ → 段丘面が平らになる → 果樹園や畑 イ 粗い砂礫が積もる → 川の水が地下にしみこむ → 水無川になり水が得にくい → 果樹園や畑 ウ 細かい泥が積もる → 水がたまりやすい → 湿った低地になる → 果樹園や畑 エ 粗い砂礫が積もる → 地下水が地表にわき出る → 水が豊富になる → 果樹園や畑)
発展
- 地形と災害の関係について、旧版地形図を見ると過去に池や水田だった土地で、特に注意すべきことはどれですか。 (ア 風が強い イ 日当たりが悪い ウ 標高が高すぎる エ 地盤が軟弱で、地震のときに揺れが大きくなったり液状化したりしやすい)
- 三角州の形がナイル川(円弧状)とミシシッピ川(鳥趾状)で異なる主な理由はどれですか。 (ア 川の長さの違いだけで決まる イ 緯度の違い(低緯度ほど鳥趾状になる) ウ 波や沿岸流の強さと、川が運ぶ土砂の量の違い エ 流域の気温の違い(暑いほど円弧状になる))
- デカン高原(インド)の地形と土壌について正しいものはどれですか。 (ア 溶岩台地で、レグール土が綿花栽培に向く イ 氷河が削った高原で、氷河湖とやせた土壌が多い ウ 新期造山帯の高く険しい山地で、火山灰土が広がる エ 石灰岩のカルスト台地で、鍾乳洞とドリーネが多い)
- 生徒のナツさんとフユさんが、自分たちの町の 1910 年代の旧版地形図と、現在の地形図・ハザードマップを見比べています。会話の空欄に入る内容として最も適当なものを選びなさい。 ナツ「今の新しい住宅地のあたりは、1910 年代の地図だと一面の水田記号だね。そばには池もあったみたい。」 フユ「ということは、( )と考えられるから、ハザードマップの液状化や浸水の情報も確かめておきたいね。」 (ア 山地から出た川が砂礫を積もらせた、扇状地の扇央にあたる イ もともと水がたまりやすい低い土地で、地盤もやわらかい ウ 海岸の平地が隆起してできた海岸段丘で、津波の心配がない エ もともと水はけのよい台地で、崖崩れだけを気にすればよい)
- 次の資料 A〜C は、世界の 3 つの地域の地形と資源を説明したものです。A〜C にあてはまる地域の組み合わせとして最も適当なものを選びなさい。 A 先カンブリア時代の古い岩石が広く露出する平らな土地で、鉄鉱石の大規模な露天掘りが見られる。 B 古生代の造山運動でできた山地が長く侵食され、なだらかになっている。周辺に大きな炭田がある。 C 高く険しい山脈で、地震や火山の活動が活発。大規模な銅山がある。 (ア A ブラジル高原 B アパラチア山脈 C アンデス山脈 イ A アンデス山脈 B ブラジル高原 C アパラチア山脈 ウ A ブラジル高原 B アンデス山脈 C アパラチア山脈 エ A アパラチア山脈 B ブラジル高原 C アンデス山脈)
- プレートの境界について述べた次の文 X・Y の正誤の組み合わせとして正しいものを選びなさい。 X アイスランドは、プレートどうしが離れる「広がる境界」の上にあり、火山活動が活発である。 Y ヒマラヤ山脈は、大陸プレートどうしが衝突してできた山脈で、火山が数多く分布している。 (ア X 正・Y 正 イ X 正・Y 誤 ウ X 誤・Y 正 エ X 誤・Y 誤)
地形(プレート・大地形・河川と海岸の小地形) ── 解答
基礎
- イ 古期造山帯 安定陸塊(先カンブリア・平ら・鉄)、古期造山帯(古生代・なだらか・石炭)、新期造山帯(中生代末〜・高く険しい・銅や石油)。答え:古期造山帯。
- イ 卓状地 「安定して鉄、古くて石炭、新しくて銅(と石油)」。答え:卓状地。
- イ アフリカ大地溝帯・アイスランド 狭まる(沈みこみ → 海溝・弧状列島/衝突 → 大山脈・火山少)、広がる(海嶺・地溝帯)、ずれる(横ずれ断層)。答え:アフリカ大地溝帯・アイスランド。
- イ カナダ楯状地・バルト楯状地 楯状地は先カンブリア時代の岩石が露出した安定陸塊。鉄鉱石の産地が多い。
- イ 環太平洋造山帯(新期造山帯) 太平洋を取り囲む新期造山帯。地震・火山が多い変動帯。
- ア 扇状地 山地から平地に出るところで流れが弱まり、粗い砂礫が扇形に堆積したものが扇状地。三角州は河口、河岸段丘は川沿いの階段状の地形、氾濫原は中〜下流の平地。
標準
- ア 畑・集落(水が得にくく水田は少ない) 扇状地(扇央 = 果樹園・扇端 = 集落)→ 氾濫原(自然堤防 = 集落・畑、後背湿地 = 水田)→ 三角州(水田・都市、災害に弱い)。答え:畑・集落(水が得にくく水田は少ない)。
- エ ワジ 沈水海岸(リアス = 河谷、フィヨルド = 氷河谷、エスチュアリー = 河口)、離水海岸(海岸段丘)、砂の地形(砂嘴 → 砂州 → ラグーン、陸繋島)。答え:ワジ。
- エ 河口がラッパ状に沈水した地形で、港に向く テムズ川・ラプラタ川などに見られる。土砂の供給が少ない(安定陸塊の川など)と三角州ができずエスチュアリーになる。
- エ 北米の五大湖・フィンランドの湖群 最終氷期の氷床が削ったくぼ地に水がたまった。琵琶湖・バイカル湖は断層湖、サロマ湖はラグーン、洞爺湖はカルデラ湖。
- ア A 自然堤防 B 浸水 洪水のたびに川沿いに砂がたまった微高地が自然堤防で、集落と畑に使われる。その裏の後背湿地は粘土質の低地で水田になり、浸水しやすい。土石流は山麓や扇状地の災害。
- ウ X 誤・Y 正 X:リアス海岸は川がつくった V 字谷の沈水。U 字谷の沈水はフィヨルド。Y:正しい。段丘面は水が得にくく、畑や集落に使われる。
- イ 粗い砂礫が積もる → 川の水が地下にしみこむ → 水無川になり水が得にくい → 果樹園や畑 扇状地は山地から出た川が粗い砂礫を積もらせた地形で、扇央では水がしみこんで水無川になる。水を得にくいので水田に向かず、水はけのよさを生かした果樹園(甲府盆地のぶどう・もも)になる。湧水があるのは扇端。
発展
- エ 地盤が軟弱で、地震のときに揺れが大きくなったり液状化したりしやすい 低地(後背湿地・三角州・埋立地)は浸水と液状化、扇状地は土石流、リアスの湾奥は津波、台地・段丘は比較的安全。答え:地盤が軟弱で、地震のときに揺れが大きくなったり液状化したりしやすい。
- ウ 波や沿岸流の強さと、川が運ぶ土砂の量の違い テヴェレ川のカスプ状(とがった形)も波の作用が強い例。
- ア 溶岩台地で、レグール土が綿花栽培に向く 溶岩台地は火山地形の一種。レグール土は肥沃で「黒色綿花土」ともいう。
- イ もともと水がたまりやすい低い土地で、地盤もやわらかい かつての水田や池は、水がたまりやすい低地(後背湿地・旧河道など)であることが多い。泥や粘土の地盤はやわらかく、浸水や地震時の液状化のリスクが高い。旧版地形図で土地の履歴を読むのは防災の定番。
- ア A ブラジル高原 B アパラチア山脈 C アンデス山脈 古い岩石が露出し鉄鉱石が採れるのは安定陸塊(ブラジル高原)、なだらかで石炭が採れるのは古期造山帯(アパラチア山脈)、高く険しく銅が採れるのは新期造山帯(アンデス山脈)。「安定して鉄、古くて石炭、新しくて銅」。
- イ X 正・Y 誤 X:アイスランドは大西洋中央海嶺が陸上に現れた島で、広がる境界にあたる。Y:大陸プレートどうしの衝突では沈みこみが起きにくく、ヒマラヤ山脈に火山はほとんどない。火山が多いのは海洋プレートが沈みこむ日本列島やアンデス山脈。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/daigaku/social/gt-02/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
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