地層と化石・堆積岩 ── 問題
基礎
- 恐竜の化石は、示準化石として使われる。この化石からわかることはどれですか。 (ア 古生代に堆積した イ 冷たい海だった ウ 中生代に堆積した エ 湖や河口だった)
- 川が海に流れこむとき、河口に最も近いところに堆積するものはどれですか。 (ア 砂 イ れき ウ 泥 エ 火山灰)
- うすい塩酸をかけると二酸化炭素が発生する堆積岩はどれですか。 (ア チャート イ 砂岩 ウ 石灰岩 エ 凝灰岩)
- 火山灰が固まってできた堆積岩はどれですか。 (ア 凝灰岩 イ 泥岩 ウ れき岩 エ 石灰岩)
- 地層の中の粒が丸みを帯びている理由はどれですか。 (ア 火山の熱でとけたから イ 生物が食べたから ウ 地下の圧力で押しつぶされたから エ 流水で運ばれる間に角がけずられたから)
標準
- 標高 60 m の地点 A では地表から 5 m の深さに、標高 65 m の地点 B では地表から 10 m の深さに、同じ火山灰の層があった。地点 B の火山灰の層の標高は何 m ですか。
- 標高 60 m の地点 A では地表から 15 m、標高 65 m の地点 B では地表から 15 m の深さに同じ火山灰の層がある。A と B では、どちらのほうが火山灰の層の標高が低いですか。 (ア 地点 A イ 地点 B ウ 同じ)
- ある地点の地層は、下から順にれきの層 → 砂の層 → 泥の層と重なっていた。この間に海の深さはどう変化したと考えられますか。 (ア 変わらなかった イ だんだん深くなった ウ 陸になった エ だんだん浅くなった)
- 示準化石になる生物の条件として正しいものはどれですか。 (ア 限られた狭い環境にだけすんでいた イ 広い範囲に、短い期間だけ栄えた ウ 体が大きく見つけやすい エ 現在も同じ姿で生きている)
- 地層の対比で、火山灰の層がかぎ層として使われる理由はどれですか。 (ア 広い範囲にほぼ同時に堆積するから イ 化石を多く含むから ウ 地層の中で最も古い層だから エ 地層の中で最も厚い層だから)
- 地層が波のように曲がっている構造を何といいますか。 (ア しゅう曲 イ 不整合 ウ 柱状図 エ 断層)
- 不整合ができるまでの順序として正しいものはどれですか。 (ア 堆積 → 隆起 → 侵食 → 沈降 → 堆積 イ 隆起 → 堆積 → 侵食 ウ 堆積 → 沈降 → 侵食 → 隆起 → 堆積 エ 侵食 → 堆積 → 隆起 → 堆積)
- 地点 A・B・C はこの順に南北一直線上に等間隔で並んでいる。ボーリング調査で、同じ火山灰の層が次の深さに見つかった。この地域の地層は、南北方向に一定の割合で傾いているものとする。 地点|標高(m)|火山灰の層の深さ(m) A|78|13 B|81|10 C|82|? 地点 C では、地表から何 m の深さに火山灰の層がありますか。
- ある崖の地層を下から順に調べると、れき岩・砂岩・泥岩・凝灰岩・石灰岩の順に重なり、いちばん上の石灰岩からサンゴの化石が見つかった。石灰岩の層ができたころ、この地域はどんな環境だったと考えられますか。 (ア 湖や河口などの淡水 イ 河口に近い浅い海 ウ 冷たくて深い海 エ あたたかくて浅い海)
- れき・砂・泥をまぜた土を、水を入れた透明な筒に入れてよく振り、しばらく置いた。筒の底から順に積もった粒の並びとして正しいものはどれですか。 (ア れき → 砂 → 泥 イ 3 つがまざって積もる ウ 砂 → れき → 泥 エ 泥 → 砂 → れき)
発展
- ふつうの地層で、最も古い層はどこにありますか。また、それが逆転していないことを確かめる方法はどれですか。 (ア いちばん下。上下の層の色のちがいを比べて確かめる イ いちばん上。上下の層の厚さのちがいを比べて確かめる ウ まん中。それぞれの層にふくまれる化石の数で確かめる エ いちばん下。示準化石や、粒の大きさの並びで確かめる)
- ある崖で、地層 A・B・C が下から順に重なり、その上に地層 D が重なっていた。A・B・C は断層 X でずれているが、D は断層 X にずらされていなかった。起こった順として正しいものはどれですか。 (ア A・B・C の堆積 → D の堆積 → 断層 X イ A の堆積 → 断層 X → B・C・D の堆積 ウ 断層 X → A・B・C の堆積 → D の堆積 エ A・B・C の堆積 → 断層 X → D の堆積)
- 地点 B は地点 A の真東に、地点 C は地点 A の真北にある。ボーリング調査で同じ火山灰の層が次の位置に見つかった。 地点|標高(m)|火山灰の層の深さ(m) A|50|10 B|60|25 C|45|5 この火山灰の層は、どの方角に向かって低くなっていますか。 (ア 北 イ 南 ウ 東 エ 西)
地層と化石・堆積岩 ── 解答
基礎
- ウ 中生代に堆積した 示準化石は時代(古生代:サンヨウチュウ・フズリナ、中生代:アンモナイト・恐竜、新生代:ビカリア・ナウマンゾウ)、示相化石は環境(サンゴ:暖かい浅い海、シジミ:湖・河口)を示す。恐竜 → 中生代に堆積した。
- イ れき 粒が大きく重いものから先に沈む。泥は沖合まで運ばれる。
- ウ 石灰岩 石灰岩は炭酸カルシウム(サンゴや貝の死がい)。チャートは二酸化ケイ素で非常にかたく、塩酸に反応しない。
- ア 凝灰岩 凝灰岩の粒は角ばっている。広い範囲に同時に積もるので、地層を比べるかぎ層になる。
- エ 流水で運ばれる間に角がけずられたから 運搬中にぶつかり合って角がとれる。火山灰の粒は運ばれていないので角ばっている。
標準
- 55 層の標高 = 地表の標高 − 地表からの深さ = 65 − 10 = 55 m。(地点 A は 60 − 5 = 55 m。比べると傾きがわかる)
- ア 地点 A 層の標高に直す:A は 60 − 15 = 45 m、B は 65 − 15 = 50 m。低いのは 地点 A(地層は 地点 A の側へ下がって傾いている)。
- イ だんだん深くなった 粒が大きいものほど岸(河口)の近くに積もる。上に向かって粒が大きくなれば岸が近づいた=浅くなった、細かくなれば深くなった。
- イ 広い範囲に、短い期間だけ栄えた 広い範囲 → どこの地層でも比べられる。短い期間 → 時代を細かく特定できる。限られた環境は示相化石の条件。
- ア 広い範囲にほぼ同時に堆積するから 1 回の噴火の火山灰は広い範囲に短期間で積もるので、離れた地点の同じ時代の目印になる。
- ア しゅう曲 横から押す力で曲がる。ずれれば断層。
- ア 堆積 → 隆起 → 侵食 → 沈降 → 堆積 いったん陸になって地表がけずられ(侵食)、再び海になって上に新しい層が積もる。その境目が不整合。
- 5 火山灰の層の標高は A で 78 − 13 = 65 m、B で 81 − 10 = 71 m。等間隔なので C ではさらに同じだけ変わって 77 m。深さ = 82 − 77 = 5 m。
- エ あたたかくて浅い海 サンゴはあたたかくて浅い海にすむ(示相化石)。凝灰岩の層からは、その少し前に火山の噴火があったことも分かる。
- ア れき → 砂 → 泥 大きく重い粒ほど先に沈む。底かられき、砂、泥の順に積もる。河口に近い所にれき、遠い沖に泥が積もるのと同じ理由。
発展
- エ いちばん下。示準化石や、粒の大きさの並びで確かめる 上に積み重なるので下が古い。しゅう曲などで逆転することがあるため、示準化石の順や級化で確認する。
- エ A・B・C の堆積 → 断層 X → D の堆積 断層は、それがずらした地層より後にできる。A・B・C はずれているので断層は C より後。D はずれていないので、D は断層より後に堆積した。
- ウ 東 火山灰の層の標高は A 40 m、B 35 m、C 40 m。南北(A と C)は同じで、東の B が低い。だから東に向かって低くなっている。
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