自然と人間・科学技術(エネルギー資源) ── 問題
基礎
- ある電球に 1000 J の電気エネルギーを与えたところ、光エネルギーに変わったのは 50 J で、残りは熱になった。この電球の光へのエネルギー変換効率は何 % ですか。
- 水力発電でのエネルギーの移り変わりとして正しいものはどれですか。 (ア 化学エネルギー → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー イ 光エネルギー → 電気エネルギー ウ 核エネルギー → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー エ 位置エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー)
- なべの水が下からあたたまって全体が熱くなるは、熱の伝わり方のうちどれですか。 (ア 放射 イ 対流 ウ 蒸発 エ 伝導)
- 再生可能エネルギーにあたらないものはどれですか。 (ア 石油(火力) イ 風力 ウ 地熱 エ 太陽光)
- 火力発電の主な課題はどれですか。 (ア 二酸化炭素を出し、化石燃料に限りがある イ 天候によって発電量が変わる ウ ダム建設で環境が変わる エ 放射性廃棄物が出る)
- エネルギーの変換で、目的のエネルギーに変わらなかった分は主に何になりますか。 (ア 化学エネルギー イ 位置エネルギー ウ 消えてなくなる エ 熱エネルギー)
標準
- 質量 20 kg の水を 4 m の高さから落として発電機を回したところ、640 J の電気エネルギーが得られた。位置エネルギーから電気エネルギーへの変換効率は何 % ですか。1 kg の物体にはたらく重力を 10 N とする。
- バイオマス発電が「二酸化炭素の排出が差し引きゼロ」とされる理由はどれですか。 (ア 燃やしても二酸化炭素が出ないから イ 二酸化炭素を地中に埋めるから ウ 燃やして出る二酸化炭素は、もとの植物が成長するときに吸収したものだから エ 燃料を使わないから)
- 太陽光発電や風力発電の共通の課題はどれですか。 (ア 燃料に限りがある イ 天候や時間帯によって発電量が変わり、安定しない ウ 放射線が出る エ 二酸化炭素を多く出す)
- 火力発電や原子力発電で、タービンを回しているものはどれですか。 (ア 高温・高圧の水蒸気 イ 燃料そのもの ウ 風 エ 落ちてくる水)
- ハザードマップとは何ですか。 (ア 天気図の一種 イ 観光地を示した地図 ウ 自然災害の被害が予想される範囲や避難場所を示した地図 エ 地層の重なりを示した図)
- プラスチックの性質として誤っているものはどれですか。 (ア 成形しやすい イ 電気を通しにくい ウ 自然界で速く分解される エ さびない)
発展
- 「持続可能な社会」の説明として最も適切なものはどれですか。 (ア 科学技術を使わない社会 イ 経済だけを優先する社会 ウ 資源を使いすぎず環境を守り、将来の世代も豊かに暮らせる社会 エ 今の世代が最大限に資源を使う社会)
- 水に浮くプラスチックの種類として正しいものはどれですか(水の密度 1.0 g/cm³)。 (ア ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP) イ ポリスチレン(PS) ウ ポリ塩化ビニル(PVC) エ ポリエチレンテレフタラート(PET))
自然と人間・科学技術(エネルギー資源) ── 解答
基礎
- 5 変換効率 = 目的のエネルギー ÷ もとのエネルギー × 100 = 50 ÷ 1000 × 100 = 5 %。残りの 950 J は熱として逃げる。
- エ 位置エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー 火力:燃料の化学 → 熱(水蒸気)→ タービンの運動 → 電気。水力:高い所の水の位置 → 運動 → 電気。原子力:ウランの核 → 熱 → 運動 → 電気。太陽光:光電池で光 → 電気。
- イ 対流 伝導:物質の中を接触して伝わる。対流:あたたまった液体・気体が動いて運ぶ。放射:赤外線などの光として直接伝わる(空気がなくても)。
- ア 石油(火力) 化石燃料(石油・石炭・天然ガス)とウランは使えばなくなる。太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスは自然の力で補われる。
- ア 二酸化炭素を出し、化石燃料に限りがある 放射性廃棄物は原子力、天候は太陽光・風力、ダムは水力の課題。
- エ 熱エネルギー エネルギーの総量は保存される。利用しにくい熱として周囲に逃げる。
標準
- 80 位置エネルギー = 重力 × 高さ = 20 × 10 × 4 = 800 J。効率 = 640 ÷ 800 × 100 = 80 %。
- ウ 燃やして出る二酸化炭素は、もとの植物が成長するときに吸収したものだから カーボンニュートラルの考え方。化石燃料は大昔に固定された炭素を新たに放出する。
- イ 天候や時間帯によって発電量が変わり、安定しない 夜・くもり・無風では発電できない。蓄電池や他の発電との組み合わせが必要。
- ア 高温・高圧の水蒸気 熱で水を沸騰させて水蒸気をつくり、タービン → 発電機(電磁誘導)。水力は水、風力は風。
- ウ 自然災害の被害が予想される範囲や避難場所を示した地図 洪水・津波・火山・土砂災害などの種類ごとに自治体がつくる。自分の住む地域のものを確認しておく。
- ウ 自然界で速く分解される 分解されにくいことが海洋ごみ・マイクロプラスチック問題の原因。生分解性プラスチックの開発が進む。
発展
- ウ 資源を使いすぎず環境を守り、将来の世代も豊かに暮らせる社会 3R(リデュース・リユース・リサイクル)、再生可能エネルギー、生物多様性の保全などが手段。
- ア ポリエチレン(PE)・ポリプロピレン(PP) PE・PP は密度が 1 より小さく浮く。PET・PS・PVC は沈む。密度のちがいで分別できる。
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