地形図の読み方(縮尺・等高線・地図記号) ── 問題
基礎
- 2 万 5 千分の 1 の地形図で、地図上の長さが 12 cm のとき、実際の距離は何 m ですか。
- 5 万分の 1 の地形図で、地図上の長さが 9 cm のとき、実際の距離は何 km ですか。
- 5 万分の 1 の地形図で、主曲線(細い等高線)は何 m ごとに引かれていますか。 (ア 10 m イ 50 m ウ 20 m エ 100 m)
- 地図記号「鳥居の形」が表すものはどれですか。 (ア 神社 イ 畑 ウ 小・中学校 エ 果樹園)
- 等高線の間隔がせまいところの地形はどれですか。 (ア 標高が低い イ 傾斜がゆるやか ウ 平ら エ 傾斜が急)
- 方位記号がない地形図では、地図の上はどの方位ですか。 (ア 東 イ 北 ウ 西 エ 南)
- 図の地形図で、A 地点と B 地点のどちらが高いですか。また、等高線の間隔からわかる A → B の傾きについて正しいものはどれですか。 (ア A のほうが高く、B に近づくほど傾きは急になる イ B のほうが高く、A に近づくほど傾きはゆるやかになる ウ A と B は同じ高さで、間は平らである エ A のほうが高く、B に近づくほど傾きはゆるやかになる)
- 方位記号のない地形図で、A 地点から見て B 地点は、地図上で「左へ 2 cm・上へ 2 cm」の位置にある。B 地点は A 地点から見て 8 方位でどの方位ですか。 (ア 北西 イ 西 ウ 北東 エ 北)
標準
- 実際の距離が 0.75 km の 2 地点は、5 万分の 1 の地形図上では何 cm 離れていますか。
- 2 万 5 千分の 1 の地形図で、A 地点の標高は 200 m、B 地点の標高は 400 m で、A から B までは地図上で 2 cm ある。A–B 間の実際の水平距離 1 km あたり、標高は何 m 変わりますか。
- 2 万 5 千分の 1 と 5 万分の 1 の地形図を比べたとき、正しいものはどれですか。 (ア どちらも同じ範囲を表す イ 5 万分の 1 のほうが縮尺が大きく、せまい範囲をくわしく表す ウ 2 万 5 千分の 1 のほうが縮尺が大きく、せまい範囲をくわしく表す エ 2 万 5 千分の 1 のほうが縮尺が小さく、広い範囲を表す)
- 等高線が山頂から見て低いほうへ張り出している部分を何といいますか。 (ア 台地 イ 谷 ウ 尾根 エ 盆地)
- 扇状地の土地利用として多いものと、その理由はどれですか。 (ア 果樹園。水はけがよいから イ 漁港。海に近いから ウ 水田。水が豊富だから エ 高層ビル。地盤がかたいから)
- 2019 年に新しくつくられた、過去の災害の教訓を伝える石碑などを表す地図記号はどれですか。 (ア 三角点 イ 自然災害伝承碑 ウ 史跡・名勝 エ 記念碑)
- 図の地形図(25,000 分の 1)で、A 地点と B 地点の標高差はおよそ何 m ですか。等高線は 20 m ごとに引かれています。
- 図の地形図(25,000 分の 1)で、A 地点と B 地点の地図上の距離は 3 cm です。実際の水平距離は何 m ですか。
- ある地形図を見ると、川が海に注ぐ付近で何本にも枝分かれし、標高は 0〜2 m ほどで等高線はほとんどなく、田(Ⅱ)の記号が広がっていた。この地形と、ここで注意したい災害の組み合わせとして正しいものはどれですか。 (ア 台地。周りより高いので、土地の水不足が起きやすい イ 扇状地。水はけがよいので、大雨のときも浸水しにくい ウ 三角州。低く平らなので、大雨や高潮で浸水しやすい エ 三角州。急な斜面なので、がけ崩れが起きやすい)
発展
- 2 万 5 千分の 1 の地形図で、1 辺 2 cm の正方形の土地の実際の面積はどれですか。 (ア 2.5 km² イ 0.5 km² ウ 1 km² エ 0.25 km²)
- リアス海岸の特徴として正しいものはどれですか。 (ア 河口に川が運んだ土砂が積もってできた平らな海岸 イ 砂浜が長く続く、出入りの少ない単調な海岸 ウ 山地が沈んでできた入り組んだ海岸で、津波に弱い エ 火山の噴火で流れた溶岩がつくった海岸)
- 5 万分の 1 の地形図で、縦 4 cm・横 6 cm の長方形の土地がある。この土地の実際の面積は何 km² ですか。
地形図の読み方(縮尺・等高線・地図記号) ── 解答
基礎
- 3000 実際の距離 = 地図上の長さ × 縮尺の分母 = 12 × 25000 = 300000 cm。cm → m は ÷100 なので 3000 m。(1 cm = 250 m と覚えてもよい)
- 4.5 9 × 50000 = 450000 cm = 4500 m = 4.5 km。(1 km = 100,000 cm)
- ウ 20 m 2 万 5 千分の 1:主曲線 10 m・計曲線 50 m。5 万分の 1:主曲線 20 m・計曲線 100 m。
- ア 神社 文=小・中学校(○で囲むと高校)、卍=寺院、鳥居=神社、〒=郵便局、◎=市役所、Ⅱ=田(稲の切りかぶ)、∨=畑(芽)、果実=果樹園、Λ=針葉樹林、Q=広葉樹林。
- エ 傾斜が急 短い水平距離で標高が大きく変わる。
- イ 北 地形図は上が北。
- エ A のほうが高く、B に近づくほど傾きはゆるやかになる 等高線の数値から A 側が高い。等高線の間隔が広いところほど傾きはゆるやか(図では下へ行くほど間隔が広い)。
- ア 北西 方位記号がない地形図は上が北・右が東・下が南・左が西。上下と左右を組み合わせて 北西。
標準
- 1.5 地図上の長さ = 実際の距離 ÷ 縮尺の分母。0.75 km = 75000 cm。75000 ÷ 50000 = 1.5 cm。
- 400 標高差 = 400 − 200 = 200 m。水平距離 = 2 × 25,000 cm = 0.5 km。1 km あたり 200 ÷ 0.5 = 400 m。
- ウ 2 万 5 千分の 1 のほうが縮尺が大きく、せまい範囲をくわしく表す 分母が小さいほど縮尺は大きい(1/25,000 > 1/50,000)。同じ紙なら 2 万 5 千分の 1 は半分の範囲をくわしく描く。
- ウ 尾根 逆に高いほうへ食いこんでいれば谷で、川が流れる。
- ア 果樹園。水はけがよいから 川が山地から出るところに粗い土砂が積もり、水がしみこみやすい(伏流)。三角州は水田・都市。
- イ 自然災害伝承碑 碑の形に横線を加えた記号。津波や洪水の記録を示し、防災に役立てる。
- 120 A と B の間には等高線が 5 本あるので、またぐ間隔は 5 + 1。20 × (5 + 1) = 120 m。
- 750 25,000 分の 1 では 1 cm が 25,000 cm = 250 m。3 × 250 = 750 m。
- ウ 三角州。低く平らなので、大雨や高潮で浸水しやすい 河口付近で川が枝分かれし低く平らなのは三角州。水が得やすく水田に使われるが、浸水や高潮・液状化に注意が必要。急な斜面は等高線が密な山地の特徴。
発展
- エ 0.25 km² 1 辺 2 cm → 500 m。500 × 500 = 250,000 m² = 0.25 km²。長さが 25,000 倍なら面積は 25,000² 倍。
- ウ 山地が沈んでできた入り組んだ海岸で、津波に弱い 三陸海岸・志摩半島・若狭湾など。入り江は港や養殖に向くが、湾の奥で津波が高くなる。
- 6 縦は 4 × 50000 cm = 2 km、横は 6 × 50000 cm = 3 km。面積は 2 × 3 = 6 km²。面積は縮尺の分母の 2 乗倍になる。
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