世界史(ルネサンス・市民革命・産業革命) ── 問題
基礎
- 名誉革命について正しいものはどれですか。 (ア 1640〜60 年、イギリス。クロムウェルが国王を処刑して共和政を始めた イ 1789 年、フランス。バスティーユ牢獄襲撃から始まり、人権宣言を発表。のちナポレオンが皇帝に ウ 1775〜83 年、イギリスの植民地 13 州。1776 年の独立宣言で基本的人権と人民主権を掲げ、ワシントンが指導した エ 1688〜89 年、イギリス。国王を追放し権利章典を定め、議会政治(立憲君主制)を確立した)
- コロンブスについて正しいものはどれですか。 (ア 1492 年にスペインの援助で大西洋を渡り西インド諸島に到達した イ 1517 年に免罪符を批判して宗教改革を始めた(ドイツ) ウ 南北戦争で北部を指導し、奴隷解放宣言を出した エ 『モナ・リザ』『最後の晩餐』を描いたルネサンスの芸術家)
- 14 世紀にイタリアで始まり、古代ギリシャ・ローマの文化を手本に人間らしさを重んじた文化の動きを何といいますか。 (ア 啓蒙思想 イ 産業革命 ウ 宗教改革 エ ルネサンス)
- 宗教改革でカトリック教会を批判した人々(プロテスタント)に対し、カトリック側が立て直しのためにつくり、海外布教を進めた組織はどれですか。 (ア 十字軍 イ ギルド ウ ピューリタン エ イエズス会)
- 「代表なくして課税なし」を合言葉に、本国イギリスの課税に反対して始まった革命はどれですか。 (ア フランス革命 イ 名誉革命 ウ ピューリタン革命 エ アメリカ独立革命)
- 産業革命が最初に起こった国と時期はどれですか。 (ア フランス・17 世紀 イ ドイツ・19 世紀末 ウ イギリス・18 世紀後半 エ アメリカ・20 世紀)
標準
- 次の出来事を古い順に並べたとき、5 番目(最も新しい)になるものはどれですか。【ルターの宗教改革/名誉革命/アメリカ独立宣言/フランス革命/アヘン戦争】 (ア ルターの宗教改革 イ アメリカ独立宣言 ウ 名誉革命 エ アヘン戦争)
- 日本で徳川綱吉の政治(17 世紀末)のころ、ヨーロッパで起こっていた出来事はどれですか。 (ア ルネサンス・大航海時代(コロンブスのアメリカ到達 1492) イ フランス革命(1789) ウ アヘン戦争(1840〜42) エ 名誉革命(1688))
- アヘン戦争の結果として正しいものはどれですか。 (ア 清が勝ってアヘンの輸入を止めた イ 清が敗れ、南京条約で香港をイギリスにゆずった ウ イギリスが敗れて、植民地のインドを清にゆずった エ 日本が清に勝って台湾を得た)
- 産業革命がもたらした社会の変化として正しいものはどれですか。 (ア 資本家と労働者が生まれ、労働問題が起こった イ 機械化が進まず、工場がなくなった ウ すべての人が平等に豊かになった エ 農業中心の社会がそのまま続いた)
- フランス人権宣言の内容として正しいものはどれですか。 (ア 議会の同意なしに国王は課税できないとした イ 人は生まれながらに自由・平等で、主権は国民にある ウ 国王の権力は神から与えられ、だれも逆らえないとした エ 奴隷を解放した)
- 1857 年のインド大反乱のあと、インドはどうなりましたか。 (ア ムガル帝国が滅び、イギリスが直接支配した イ ムガル帝国がさらに強くなった ウ 反乱が成功し、独立を達成した エ イギリスにかわりフランスの植民地になった)
- 19 世紀の東南アジアで、唯一植民地にならず独立を保った国はどれですか。 (ア ベトナム イ インドネシア ウ タイ エ フィリピン)
- ヨーロッパに関わる次の出来事を、古い順に並べたものはどれですか。 ア フランス革命が始まった イ コロンブスが西インド諸島に到達した ウ バスコ・ダ・ガマがインド航路を開いた (ア ウ → イ → ア イ イ → ウ → ア ウ ウ → ア → イ エ ア → イ → ウ)
- 次の史料はある国で 17 世紀に定められた文書の一部をやさしく要約したものである。この文書と、それによって確立した政治の組み合わせとして正しいものはどれですか。 「議会の同意なしに、国王の権限によって法律の効力を停止することは違法である。議会の同意なしに、国王のために税を課すことは違法である。」 (ア 独立宣言。大統領を中心とする共和政 イ 人権宣言。国王を処刑したあとの共和政 ウ 権利章典。議会を中心とする立憲君主制 エ 権利章典。国王が議会を開かず治める専制政治)
- 「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉で知られる演説をした人物と、そのときの出来事の組み合わせとして正しいものはどれですか。 (ア リンカン。南北戦争 イ ナポレオン。フランス革命 ウ ワシントン。南北戦争 エ リンカン。アメリカ独立戦争)
発展
- 大航海時代がアメリカ大陸の先住民にもたらした結果として正しいものはどれですか。 (ア 先住民が奴隷貿易で利益を得た イ 先住民の人口が大きく増えた ウ スペインに征服され、人口が激減した エ 先住民がヨーロッパを征服した)
- ナポレオンがヨーロッパの歴史に与えた影響として正しいものはどれですか。 (ア ローマ教皇になった イ フランス革命の理念をすべて否定した ウ イギリスを征服して産業革命を止めた エ フランス革命の理念を広め、民族意識を高めた)
- 19 世紀の次の出来事を、古い順に並べたものはどれですか。 ア アメリカで南北戦争が始まった イ アヘン戦争が始まった ウ ナポレオンが皇帝になった (ア ウ → イ → ア イ ア → ウ → イ ウ イ → ア → ウ エ イ → ウ → ア)
- 次は 18 世紀のある思想家の主張をやさしく要約したものである。この思想家と著書の組み合わせとして正しいものはどれですか。 「国の権力を、法律をつくる力・法律にもとづいて政治を行う力・裁判をする力の三つに分け、たがいに抑え合わせなければ、人々の自由は守られない。」 (ア ルソー『社会契約論』 イ マルクス『資本論』 ウ モンテスキュー『法の精神』 エ ロック『統治二論』)
世界史(ルネサンス・市民革命・産業革命) ── 解答
基礎
- エ 1688〜89 年、イギリス。国王を追放し権利章典を定め、議会政治(立憲君主制)を確立した 文書で覚える:名誉革命=権利章典、アメリカ=独立宣言、フランス=人権宣言。順は英(1688)→ 米(1776)→ 仏(1789)。
- ア 1492 年にスペインの援助で大西洋を渡り西インド諸島に到達した ルネサンス(ダ・ビンチ・ミケランジェロ)、宗教改革(ルター・カルバン)、大航海(コロンブス・ガマ・マゼラン)、産業革命(ワット)、思想(マルクス)、アメリカ(ワシントン・リンカン)、ドイツ統一(ビスマルク)。
- エ ルネサンス 文芸復興。ダ・ビンチ・ミケランジェロ・活版印刷・地動説。
- エ イエズス会 ザビエルもイエズス会の宣教師として日本に来た。
- エ アメリカ独立革命 ボストン茶会事件 → 1776 年独立宣言 → 1787 年合衆国憲法(三権分立・大統領制)。
- ウ イギリス・18 世紀後半 綿工業・蒸気機関・石炭と鉄・植民地市場。「世界の工場」。日本は明治時代に。
標準
- エ アヘン戦争 1517 宗教改革 → 1688 名誉革命 → 1776 独立宣言 → 1789 フランス革命 → 18 世紀後半 産業革命 → 1840 アヘン戦争 → 1861 南北戦争。
- エ 名誉革命(1688) 同時代の対応:戦国=大航海・宗教改革、元禄=名誉革命、寛政=フランス革命、天保=アヘン戦争(幕府に衝撃)。
- イ 清が敗れ、南京条約で香港をイギリスにゆずった 1840〜42 年。不平等条約の始まり。日本は 1842 年に異国船打払令を緩めて薪水給与令を出した。
- ア 資本家と労働者が生まれ、労働問題が起こった 資本主義の成立。労働組合の結成、マルクスの『資本論』。長時間労働や低賃金が問題となり、社会主義思想が現れた。
- イ 人は生まれながらに自由・平等で、主権は国民にある 1789 年。啓蒙思想の影響。権利章典は名誉革命、奴隷解放はリンカン。所有権を神聖な権利とした。
- ア ムガル帝国が滅び、イギリスが直接支配した 1877 年インド帝国(ビクトリア女王が皇帝)。独立は 1947 年(ガンディーらの運動)。
- ウ タイ イギリス(ビルマ・マレー)とフランス(インドシナ)の緩衝地帯として。インドネシアはオランダ、フィリピンはスペイン → アメリカ。
- イ イ → ウ → ア ア(フランス革命が始まった)は 1789 年、イ(コロンブスが西インド諸島に到達した)は 1492 年、ウ(バスコ・ダ・ガマがインド航路を開いた)は 1498 年。古い順に イ → ウ → ア。
- ウ 権利章典。議会を中心とする立憲君主制 名誉革命(1688〜89 年)のあとイギリスで定められた権利章典。国王の権力を議会が制限し、議会政治(立憲君主制)が確立した。人権宣言はフランス、独立宣言はアメリカ。
- ア リンカン。南北戦争 南北戦争(1861〜65 年)中にリンカン大統領が行った演説の一節で、民主政治の考え方を表す。ワシントンは独立戦争の総司令官で初代大統領。
発展
- ウ スペインに征服され、人口が激減した 銀やさとうきびのプランテーション。三角貿易(ヨーロッパ・アフリカ・アメリカ)。アステカ・インカ帝国が征服された。疫病や過酷な労働で人口が激減し、アフリカから奴隷が連れてこられた。
- エ フランス革命の理念を広め、民族意識を高めた 1804 年皇帝。1815 年に敗れたあとウィーン体制で復古が図られたが、各国で市民革命・統一運動が続いた。征服を通じて自由・平等やナポレオン法典を各地に広め、ナショナリズムを刺激した。
- ア ウ → イ → ア ア(アメリカで南北戦争が始まった)は 1861 年、イ(アヘン戦争が始まった)は 1840 年、ウ(ナポレオンが皇帝になった)は 1804 年。古い順に ウ → イ → ア。
- ウ モンテスキュー『法の精神』 権力を立法・行政・司法に分ける三権分立はモンテスキューが『法の精神』で説いた。ルソーは人民主権、ロックは抵抗権、マルクスは社会主義を説いた。
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