社会集団・家族・組織(テンニース・クーリー・マッキーヴァー・家族の類型・官僚制) ── 問題
基礎
- 社会集団の類型「第一次集団と第二次集団」について、提唱者と区分の基準の組み合わせとして妥当なものはどれですか。 (ア サムナー ── 帰属意識の内側か外側か イ マッキーヴァー ── 地域的な共同生活か、特定の目的のための組織か ウ ギディングス ── 自然に生まれた社会か、目的のために作られた社会か エ クーリー ── 対面的で親密な接触にもとづく集団か、目的のための間接的な集団か undefined テンニース ── 本質意志にもとづく結合か、選択意志にもとづく結合か)
- 「現に所属していなくても、自分の態度や判断の基準にしている集団」を指す社会学の用語として妥当なものはどれですか。 (ア 基礎社会 イ コミュニティ ウ 準拠集団 エ 内集団 undefined 第一次集団)
- 家族の類型のうち、「自分が結婚して作る、自分と配偶者・子どもから成る家族」を指すものはどれですか。 (ア 拡大家族 イ 制度的家族 ウ 生殖家族 エ 直系家族 undefined 定位家族)
- ウェーバーの官僚制論に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 官僚制を合法的支配の最も純粋な形態とし、規則にもとづく権限・階統制・文書主義・専門的訓練などを特徴とする技術的に最も合理的な組織形態と評価した イ 官僚制を懲罰型・代表型・模擬型の 3 つに分類し、規則の作られ方によって組織の反応が異なることを示した ウ 官僚制の規則の遵守や専門的訓練がかえって目標の転移や訓練された無能力を生むことを指摘し、官僚制の逆機能論を体系化して、官僚制を非合理的な組織形態と評価した エ 官僚制を伝統的支配の最も純粋な形態とし、家父長的な人格的忠誠にもとづく組織形態と評価した undefined 官僚制は非合理的で非能率な組織形態であり、近代社会では市場メカニズムによって取って代わられると予測した)
- 高田保馬とギディングスの集団類型に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 高田保馬は自然に生まれた生成社会と目的のために作られた組成社会を区別し、ギディングスは血縁・地縁にもとづく基礎社会と類似・利益にもとづく派生社会を区別した イ 高田保馬は対面的で親密な第一次集団と間接的な第二次集団を区別し、ギディングスは内集団と外集団を区別した ウ 高田保馬は本質意志にもとづくゲマインシャフトと選択意志にもとづくゲゼルシャフトを区別し、ギディングスはコミュニティとアソシエーションを区別した エ 高田保馬は血縁・地縁にもとづく基礎社会と類似・利益にもとづく派生社会を区別し、ギディングスは自然に生まれた生成社会と目的のために作られた組成社会を区別した undefined 高田保馬とギディングスはともに、近代社会では派生社会や組成社会が消滅して基礎社会・生成社会のみになると予測した)
標準
- 家族と組織の社会学について、グールドナーの主張として妥当なものはどれですか。 (ア 官僚制の規則の遵守や専門的訓練は、目標の転移や訓練された無能力といった逆機能を生み、かえって非能率をもたらす イ 職員どうしの非公式な相談や関係が、公式の規則を補って組織を機能させていることが職業紹介所の調査で示される ウ 官僚制は規則が押しつけられる懲罰型、上下が合意する代表型、規則が形だけの模擬型に分けられる エ 規則の増加が裁量を奪い、不確実性を握る者に権力が集中してさらなる規則化を招くという官僚制の悪循環が生じる undefined 民主的な運営を目指す政党でさえ、組織が大きくなると専門知識と情報を握る少数の幹部が支配するようになる)
- 組織・官僚制に関する用語のうち、「規則を守ること自体が目的になり、本来の目標が見失われること」を指すものはどれですか。 (ア 目標の転移(置換) イ 包摂(コオプテーション) ウ 没人格性 エ 寡頭制の鉄則 undefined 訓練された無能力)
- クーリーの第一次集団に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 一定の地域で営まれる共同生活の全体を第一次集団、その中で特定の目的のために作られた組織を第二次集団と呼んだ イ 家族・遊び仲間・近隣のように対面的で親密な結びつきをもち、人間性や人格の形成に根本的な役割を果たす集団を第一次集団と呼んだ ウ 第一次集団は近代化とともに消滅し、現代社会は第二次集団のみで構成されるとした エ 企業・学校・国家のように特定の目的のために間接的に結ばれる集団を第一次集団と呼び、家族や近隣を第二次集団と呼んで、前者が人格の形成に根本的な役割を果たすとした undefined 第一次集団とは人が態度や判断の基準にする集団のことであり、所属していない集団であることもある)
- マッキーヴァーのコミュニティとアソシエーションに関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア コミュニティは本質意志にもとづく結合、アソシエーションは選択意志にもとづく結合であり、歴史は前者から後者へ移行する イ アソシエーションは一定の地域で営まれる共同生活の全体であり、コミュニティはその中で特定の目的のために人為的に作られる組織で、教会や企業や国家がその例とされる ウ コミュニティは一定の地域で営まれる共同生活の全体であり、アソシエーションはその中で特定の目的のために作られる組織で、国家もアソシエーションの一つとされる エ 国家はコミュニティそのものであり、企業や教会などのアソシエーションを包括する最高の共同体である undefined コミュニティとアソシエーションは互いに排他的な 2 種類の集団であり、一方に属する人は他方には属さない)
- サムナーの社会学に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 自分が属し「われわれ」と感じる内集団と、よそ者とみなす外集団を区別し、自集団の価値を基準に他集団を低く見る態度をエスノセントリズムと呼んだ イ 自然に生まれた生成社会と目的のために作られた組成社会を区別し、社会の基礎に同類意識を置いた ウ 内集団と外集団の区別は近代社会では消滅し、すべての人が一つの普遍的な集団に属するようになるとした エ 集団の慣習であるフォークウェイズはすべて道徳的に正しいものであり、違反しても非難されることはないとした undefined 血縁・地縁にもとづく基礎社会と、その中から類似や利益にもとづいて派生する派生社会を区別し、自集団の価値を基準に他集団を低く見る態度をエスノセントリズムと呼んだ)
- マードックの家族論に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 世界の多くの社会を比較し、核家族は近代の産業社会にのみ見られる特殊な形態であるとして、伝統社会では拡大家族が普遍的であり核家族に分解することはできないとした イ 核家族の 4 機能とは、経済・地位付与・保護・宗教であり、これらは近代化とともにすべて外部の機関に移ったとした ウ 近代の産業社会では家族は孤立した核家族となり、子どもの社会化と成人のパーソナリティの安定化の 2 機能が残るとした エ 世界の多くの社会を比較し、核家族はどの社会にも存在する普遍的な単位であるとして、性的・経済的・生殖・教育の 4 機能を挙げた undefined 直系家族や拡大家族は核家族とは無関係に成立する独自の単位であり、核家族に分解することはできないとした)
- パーソンズの家族論に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 近代の産業社会では家族は親族から切り離された孤立した核家族となり、子どもの社会化と成人のパーソナリティの安定化という 2 つの基本的機能が残るとした イ 核家族は世界のどの社会にも存在する普遍的な単位であり、性的・経済的・生殖・教育の 4 機能を果たすとした ウ 近代の産業社会では家族は親族との結びつきを強めた拡大家族となり、経済的機能と生殖機能が家族の中心的な機能になるとして、性的・教育の機能は外部に移ったとした エ 夫婦の役割を、家庭内の情緒を担う手段的役割と、外で稼ぎ目標を達成する表出的役割に分け、夫が表出的役割を担うとした undefined 家族は制度的家族から友愛的家族へ変化しており、慣習や法よりも愛情と相互理解が家族を結びつけるようになったとした)
- マートンの官僚制の逆機能に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 官僚制の没人格性は市民の個別事情に応じた柔軟な対応をもたらすため、逆機能ではなく順機能であるとした イ 官僚制の逆機能は規則が不足していることから生じるため、規則を増やして裁量をなくせば解消されるとし、没人格性を徹底することが市民への柔軟な対応につながるとした ウ 官僚制の逆機能は民主的な政党にのみ見られる現象であり、行政組織や企業では生じないとした エ 訓練された無能力とは、職員が十分な訓練を受けていないために職務を遂行できない状態を指す undefined 規則を守ること自体が目的になる目標の転移や、訓練どおりの対応しかできなくなる訓練された無能力のように、官僚制の特徴がそのまま非能率を生むことを指摘した)
- ミヘルスの寡頭制の鉄則に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 民主的な運営を目指す政党では組織が大きくなっても幹部の支配は生じず、寡頭制は保守政党にのみ見られる現象であるとし、大衆の参加が活発なほど直接民主制に近づくとした イ 組織の規模が大きくなるほど成員の参加が活発になり、少数支配は解消されて直接民主制に近づくとした ウ 寡頭制は組織の成員の教育水準が低い場合にのみ生じ、教育が普及すれば解消されるとした エ 民主的な運営を目指すドイツ社会民主党の分析から、組織が大きくなると専門知識と情報を握る少数の幹部が支配し、大衆が従うようになることは避けられないとした undefined 社会はつねに少数のエリートに支配されるが、旧いエリートは新しいエリートに絶えず入れかわるとした)
- ホーソン実験に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 職場の非公式集団は生産性を下げるだけの存在であり、管理者はこれを解体すべきだという結論が導かれた イ 出来高払いの賃金を導入すると生産性が大幅に上がることが確認され、労働者は経済的誘因によってのみ動く経済人であることが示されて、科学的管理法の正しさが裏づけられた ウ 照明を明るくするほど生産性が上がることが確認され、物理的な作業条件を重視する科学的管理法の正しさが裏づけられた エ 照明や休憩などの物理的条件を変えても生産性は条件と一致せず、職場の非公式集団の規範や人間関係が生産性を左右することが見いだされ、人間関係論の出発点になった undefined 公式の組織図どおりに命令系統を整えることで生産性が上がることが確認され、階統制の重要性が示された)
発展
- 日本の家族と世帯の変化に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア 2020 年の国勢調査では、65 歳以上の世帯員のいる世帯は一般世帯の 1 割に満たず、そのほとんどが三世代同居である イ 2020 年の国勢調査では、一般世帯の 1 世帯当たり人員は 2015 年より増加し、核家族世帯の割合も上昇し続けている ウ 家制度は日本国憲法の制定後も存続しており、現在も戸主の同意がなければ家族員は婚姻できない エ 明治民法が定めた家制度は 1898 年の民法改正で廃止され、2020 年の国勢調査では夫婦と子どもから成る世帯が一般世帯の過半数を占め、単独世帯は 1 割に満たない undefined 明治民法が定めた戸主と家督相続を中心とする家制度は 1947 年の民法改正で廃止され、2020 年の国勢調査では単独世帯が一般世帯の 38.1%を占めて最も多い)
- 官僚制の実証研究に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア グールドナーは石膏工場の調査から官僚制を懲罰型・代表型・模擬型に分け、ブラウは職業紹介所などの調査から非公式な関係が公式の規則を補って組織を機能させていることを示した イ クロジェは規則を増やして裁量をなくすことで官僚制の悪循環が断ち切られることをフランスの組織で実証した ウ セルズニックは TVA の調査から、組織は反対勢力を排除することによってのみ目的を達成できるとし、包摂の危険を指摘した エ グールドナーは職業紹介所の調査から非公式な関係の重要性を示し、ブラウは石膏工場の調査から官僚制を懲罰型・代表型・模擬型に分けて、規則の作られ方によって組織の反応が異なることを示した undefined ブラウは非公式な関係は官僚制の逆機能の原因であり、これを排除すれば規則どおりの能率的な運営が実現するとした)
- 組織論の古典に関する記述として妥当なものはどれですか。 (ア バーナードは組織の成立要件を規則・階統制・文書主義の 3 つとし、命令の権威は上司の職務上の地位によって成り立つため、部下が納得するかどうかとは無関係に服従が生じるとした イ ウェーバーは組織の権威は受け手の受容によって成り立つとし、無関心圏の範囲内の命令は疑われずに受け入れられるとした ウ サイモンは人間の合理性に限りはないとし、組織の意思決定はすべての選択肢を比較して最善を選ぶ最適化によって行われるとした エ バーナードは組織の成立要件を共通目的・協働意欲・コミュニケーションの 3 つとし、命令の権威は受け手が受け入れるかどうかで決まるとした undefined エツィオーニは組織を成員を従わせる手段によって分類し、企業を強制的組織、刑務所を功利的組織、宗教団体を規範的組織とした)
- 社会集団の 2 分法を比較した記述として妥当なものはどれですか。 (ア マッキーヴァーのコミュニティとアソシエーションは互いに排他的な 2 種類であり、テンニースのゲマインシャフトとゲゼルシャフトのように歴史的な移行の関係にある イ テンニース・クーリー・マッキーヴァーはいずれも分業の程度を基準に集団を 2 分しており、ゲゼルシャフト・第二次集団・アソシエーションは同じ集団を指す別名であって互いに置きかえられる ウ ゲマインシャフト・第一次集団・コミュニティはいずれも近代の大都市や企業を典型とし、ゲゼルシャフト・第二次集団・アソシエーションは家族や村落を典型とする エ テンニースは意志の型、クーリーは接触の仕方、マッキーヴァーは地域か目的か、を基準にしており、いずれも親密な結合と目的的な結合を対比するが、区分の基準は互いに異なる undefined サムナーの内集団と外集団は、テンニースのゲマインシャフトとゲゼルシャフトをそれぞれ言いかえたものであり、内集団は本質意志にもとづく結合を指す)
社会集団・家族・組織(テンニース・クーリー・マッキーヴァー・家族の類型・官僚制) ── 解答
基礎
- エ クーリー ── 対面的で親密な接触にもとづく集団か、目的のための間接的な集団か 第一次集団と第二次集団は クーリー ── 対面的で親密な接触にもとづく集団か、目的のための間接的な集団か。人名・語の対・基準の 6 行表を書けるようにする(zy-03 解説 5 節)。
- ウ 準拠集団 準拠集団。
- ウ 生殖家族 生殖家族。タテに 1 組=直系、ヨコにも広がる=拡大、夫婦と子だけ=核。定位(生まれ育つ)/生殖(結婚して作る)。
- ア 官僚制を合法的支配の最も純粋な形態とし、規則にもとづく権限・階統制・文書主義・専門的訓練などを特徴とする技術的に最も合理的な組織形態と評価した ウェーバー=合法的支配の純粋型・最も合理的と評価。逆機能論はマートン、3 類型はグールドナー。ウェーバーは官僚制が壊しにくく「鉄の檻」になる危惧も述べたが、非能率とは言っていない。
- エ 高田保馬は血縁・地縁にもとづく基礎社会と類似・利益にもとづく派生社会を区別し、ギディングスは自然に生まれた生成社会と目的のために作られた組成社会を区別した 高田保馬=基礎社会/派生社会、ギディングス=生成社会/組成社会(同類意識)。肢 2 は入れかえ。肢 3・4 は他の人物の区分。
標準
- ウ 官僚制は規則が押しつけられる懲罰型、上下が合意する代表型、規則が形だけの模擬型に分けられる 官僚制は規則が押しつけられる懲罰型、上下が合意する代表型、規則が形だけの模擬型に分けられる。
- ア 目標の転移(置換) 目標の転移(置換)。
- イ 家族・遊び仲間・近隣のように対面的で親密な結びつきをもち、人間性や人格の形成に根本的な役割を果たす集団を第一次集団と呼んだ クーリー『社会組織論』(1909 年)。第一次=対面的・親密・人格形成。第二次集団の語は後の研究者による。肢 3 はマッキーヴァー、肢 4 は準拠集団。
- ウ コミュニティは一定の地域で営まれる共同生活の全体であり、アソシエーションはその中で特定の目的のために作られる組織で、国家もアソシエーションの一つとされる コミュニティ(地域的共同生活)の中にアソシエーション(目的組織)が作られる包含関係。国家はアソシエーションの一つ(多元的国家論)。肢 4 はテンニース。
- ア 自分が属し「われわれ」と感じる内集団と、よそ者とみなす外集団を区別し、自集団の価値を基準に他集団を低く見る態度をエスノセントリズムと呼んだ サムナー『フォークウェイズ』(1906 年)。内集団/外集団・エスノセントリズム。フォークウェイズのうち違反が強く非難されるものがモーレス。肢 2 は高田保馬、肢 5 はギディングス。
- エ 世界の多くの社会を比較し、核家族はどの社会にも存在する普遍的な単位であるとして、性的・経済的・生殖・教育の 4 機能を挙げた マードック『社会構造』(1949 年)。核家族普遍説・4 機能(性・経済・生殖・教育)。直系・拡大家族は核家族の組み合わせ。肢 3 はパーソンズ、肢 5 はオグバーンの 7 機能を混ぜたもの。
- ア 近代の産業社会では家族は親族から切り離された孤立した核家族となり、子どもの社会化と成人のパーソナリティの安定化という 2 つの基本的機能が残るとした パーソンズ『家族』(1955 年)。孤立した核家族・2 機能。手段的役割(夫・外で稼ぐ)/表出的役割(妻・情緒)で、肢 4 は入れかえ。肢 3 はマードック、肢 5 はバージェス=ロック。
- undefined 規則を守ること自体が目的になる目標の転移や、訓練どおりの対応しかできなくなる訓練された無能力のように、官僚制の特徴がそのまま非能率を生むことを指摘した マートン=目標の転移・訓練された無能力(ヴェブレンの語)・形式主義。規則を増やすと悪循環(クロジェ)。没人格性は形式的対応(お役所仕事)という逆機能を生む。
- エ 民主的な運営を目指すドイツ社会民主党の分析から、組織が大きくなると専門知識と情報を握る少数の幹部が支配し、大衆が従うようになることは避けられないとした ミヘルス『政党社会学』(1911 年)。民主的な政党でさえ寡頭制になる=鉄則。規模拡大と専門化が原因。肢 3 はパレートのエリートの周流。
- エ 照明や休憩などの物理的条件を変えても生産性は条件と一致せず、職場の非公式集団の規範や人間関係が生産性を左右することが見いだされ、人間関係論の出発点になった ホーソン実験(1924〜32 年、メイヨー・レスリスバーガー)。物理的条件より非公式集団・人間関係。科学的管理法の経済人モデルに対する社会人モデル。非公式集団は生産性を上げも下げもする(集団の規範次第)。
発展
- undefined 明治民法が定めた戸主と家督相続を中心とする家制度は 1947 年の民法改正で廃止され、2020 年の国勢調査では単独世帯が一般世帯の 38.1%を占めて最も多い 家制度は明治民法(1898 年施行)で定められ、憲法 24 条を受けた 1947 年の民法改正で廃止。2020 年国勢調査:単独世帯 38.1%(最多)、夫婦と子ども 25.1%、1 世帯当たり人員 2.21 人(減少)、65 歳以上世帯員のいる世帯 40.7%。
- ア グールドナーは石膏工場の調査から官僚制を懲罰型・代表型・模擬型に分け、ブラウは職業紹介所などの調査から非公式な関係が公式の規則を補って組織を機能させていることを示した グールドナー『産業における官僚制』(1954 年・石膏工場・3 類型)、ブラウ『官僚制の動態』(1955 年・非公式関係が機能を補う)、セルズニック(TVA・包摂は反対勢力を取り込むこと)、クロジェ(規則の増加 → 悪循環)。肢 2 は入れかえ。
- エ バーナードは組織の成立要件を共通目的・協働意欲・コミュニケーションの 3 つとし、命令の権威は受け手が受け入れるかどうかで決まるとした バーナード『経営者の役割』(1938 年)。サイモンは限定された合理性・満足化。エツィオーニは刑務所=強制的、企業=功利的、宗教団体・政党=規範的で肢 4 は入れかえ。権威受容説・無関心圏はバーナード。
- エ テンニースは意志の型、クーリーは接触の仕方、マッキーヴァーは地域か目的か、を基準にしており、いずれも親密な結合と目的的な結合を対比するが、区分の基準は互いに異なる それぞれの基準は異なる(意志の型・対面的接触・地域か目的か)。分業の程度を基準にしたのはデュルケム。コミュニティとアソシエーションは包含関係で、歴史的移行の関係ではない。内集団/外集団は帰属意識の内外で、本質意志とは別の基準。
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/koumuin/seiji/zy-03/test/ / 問題は毎回の表示で数が変わります。印刷したものはその一例です。
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