中2 英語 / 文法 / e2-03

更新 2026-09-12

不定詞(to + 動詞の原形)── 名詞・副詞・形容詞的用法

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

不定詞は中学英語でもっとも出題範囲の広い文法の一つ。並べかえ・空所補充・英作文すべてで問われます。中3の「want 人 to」「how to」「too … to」(e3-03)はこの単元の応用なので、ここで 3 用法の区別をしっかり身につけておくと後が楽です。


1. 不定詞とは

まずここだけ

to + 動詞の原形 を不定詞といいます。to のあとは主語や時制に関係なく必ず原形

I want to play soccer.(× to plays、× to played) She wants to be a doctor.(の原形は be)

不定詞は文の中で 名詞・副詞・形容詞の 3 つの働きをします。どの働きかで訳し方が変わります。

用法
名詞的〜することI like to swim.(泳ぐことが好き)
副詞的〜するために/〜してI went there to swim.(泳ぐために行った)
形容詞的〜するための/〜すべきI have no time to swim.(泳ぐ時間がない)

2. 名詞的用法 ──「〜すること」

まずここだけ

不定詞が(動詞のあと)になる形が基本。

I want to visit Kyoto.(京都を訪れることを望む → 訪れたい) He likes to read books. She began to cry. I hope to see you again. They decided to go by bus.

want to 〜 = 〜したいwould like to 〜 = 〜したいのですが(ていねい)は決まり文句として覚えます。

主語・補語になる(発展)

To study English is fun.(英語を勉強することは楽しい)← My dream is to be a singer.(私の夢は歌手になることだ)←

主語になる不定詞は三人称単数扱い(is)。中3で「It is … to 〜」(e3-03)の形に言いかえます。

よくある間違い


3. 副詞的用法 ──「〜するために」「〜して」

まずここだけ

目的「〜するために」:動作の目的を後ろから足す。

I went to the library to study.(勉強するために図書館へ行った) She got up early to catch the first train. We use this room to have meetings.

Why 〜? に To 〜. で答える形も頻出。

Why did you go there? — To see my friend.

感情の原因「〜して」:glad / happy / sad / sorry / surprised のあと。

I’m glad to see you.(会えてうれしい) She was surprised to hear the news.(聞いて驚いた) I’m sorry to be late.

見分け方

「〜するために」と入れて意味が通れば副詞的用法(目的)。感情を表す形容詞の直後なら「〜して」。

よくある間違い


4. 形容詞的用法 ──「〜するための・〜すべき」

まずここだけ

名詞の直後に置いて、その名詞を後ろから説明します。

I have a lot of homework to do.(すべき宿題) I want something to drink.(飲むための何か → 飲み物) Tokyo has many places to visit.(訪れるべき場所) It’s time to go to bed.(寝る時間)

something / anything / nothing + to 〜 は決まりの形。

Do you have anything to eat? There is nothing to do here.

形容詞と組み合わせるときの語順(発展)

something + 形容詞 + to 〜

I want something cold to drink.(冷たい飲み物) Give me something hot to eat.

よくある間違い


5. 3 用法の見分け方

ここまでできれば十分

見る場所判断
動詞(want / like / hope / begin …)の直後名詞的「〜すること」
文の先頭で主語名詞的
動作を表す文の後ろ(「なぜ?」に答える)副詞的「〜するために」
glad / happy / sorry / surprised の後ろ副詞的「〜して」
名詞や something の直後形容詞的「〜するための」

例:

I want to eat something.(want の直後 → 名詞的) I want something to eat.(something の直後 → 形容詞的)

同じ to eat でも、置く位置で用法が変わります。


6. よく出る形のまとめ

意味
want to 〜〜したい
would like to 〜〜したいのですが
like to 〜〜するのが好き
try to 〜〜しようとする
begin / start to 〜〜し始める
need to 〜〜する必要がある
decide to 〜〜することに決める
hope to 〜〜することを望む
Why 〜? — To 〜.なぜ? ── 〜するため
be glad to 〜〜してうれしい
something to 〜〜するもの
time to 〜〜する時間

発展


7. 自己チェック

  1. to のあとは原形か(s・ing・過去形になっていないか)
  2. 「〜すること」「〜するために」「〜するための」のどれで訳すか判断したか
  3. 形容詞的用法は名詞の後ろに置いたか
  4. something + 形容詞 + to 〜 の語順
  5. want to、would like to は覚えたか

8. 小テストへ

→ 小テスト(e2-03

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参考資料

このページの小テスト ── 間違えても、同じ型の別の問題でやり直せます。レベルを選んでそのまま始められます。
基礎から標準から発展から

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