中3 英語 / 文法 / e3-04
分詞の形容詞的用法(〜している…/〜された…)
この単元でできるようになること
- (ing)で「〜している+名詞」が言える
- 過去分詞で「〜された+名詞」が言える
- 分詞 1 語なら名詞の前、語句がつくなら名詞の後ろに置ける
- ing と過去分詞を「する側か、される側か」で使い分けられる
- 長文で「名詞 + 分詞 〜」のかたまりを見つけて読める
入試での位置づけ
分詞の形容詞的用法は、長文読解で「名詞を後ろから説明するかたまり」を読み取る力として効いてきます。文法問題では「the boy playing soccer」「a letter written in English」のing か過去分詞かの選択と並べかえが定番。(e3-05)と同じ「」の仲間で、書きかえ(the boy who is playing = the boy playing)も出ます。
1. 分詞とは
まずここだけ
現在分詞(〜ing)と(〜ed など)を、形容詞のように名詞を説明するために使う用法です。
| 分詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 現在分詞(ing) | 〜している(名詞がする側) | a sleeping baby(眠っている赤ちゃん) |
| 過去分詞 | 〜された・〜されている(名詞がされる側) | a broken window(割られた窓) |
名詞が動作を「する」なら ing、「される」なら過去分詞。
the running boy(走っている少年)← 少年が走る the used car(使われた車=中古車)← 車が使われる
2. 名詞の前に置く(分詞 1 語)
まずここだけ
分詞が 1 語だけなら、ふつうの形容詞と同じく名詞の前。
Look at that sleeping cat. Don’t wake the crying baby. I bought a used car. She picked up the fallen leaves.(落ち葉) This is a boiled egg.(ゆで卵)
3. 名詞の後ろに置く(分詞 + 語句)
まずここだけ
分詞に目的語や修飾語がつくときは、名詞の後ろにかたまりで置きます。
the boy playing soccer in the park(公園でサッカーをしている少年) a letter written in English(英語で書かれた手紙) the girl talking with Ms. Ito(伊藤先生と話している女の子) the pictures taken by my father(父が撮った写真) a book read by many people(多くの人に読まれている本)
読み方:名詞のあとに ing や過去分詞が来たら、「そこから後ろが名詞の説明」と考え、後ろから前へ訳す。
The boy [playing soccer in the park] is my brother. →[公園でサッカーをしている]少年は私の弟です。
文の中の位置
説明のかたまりが主語につくことが多く、主語と動詞が離れるので注意。
The boy playing soccer is my brother.(is が文の動詞。playing は説明) The language spoken in Australia is English.
4. ing か過去分詞か ── 見分け方
ここまでできれば十分
名詞がその動作を「する」のか「される」のかで決まる。
| 名詞 | 動作 | 関係 | 分詞 |
|---|---|---|---|
| the boy | play soccer | 少年がする | playing |
| the letter | write | 手紙は書かれる | written |
| the woman | sing | 女性が歌う | singing |
| the song | sing | 歌は歌われる | sung |
| the dog | sleep | 犬が眠る | sleeping |
| the car | make in Japan | 車は作られる | made |
感情の動詞は要注意(発展)
interest / excite / surprise / bore は「〜させる」という意味の動詞なので、
- 物が人を興奮させる → exciting game(わくわくさせる試合)
- 人が興奮させられる → excited people(興奮した人々)
an interesting book(おもしろい本:本が人に興味を持たせる) I’m interested in the book.(私は興味を持たされている)
よくある間違い
- the boy played soccer(× 過去形を置く)→ the boy playing soccer
- a letter writing in English → a letter written in English(手紙は書かれる)
- the cat sleeping on the sofa is → sleeping は説明、is が動詞(主語は the cat)
5. 関係代名詞との書きかえ
ここまでできれば十分
分詞の後置修飾は、関係代名詞 + を省いた形と考えられます(e3-05)。
the boy who is playing soccer = the boy playing soccer a letter which was written in English = a letter written in English
関係代名詞 + be 動詞 を消すと分詞の形になる。書きかえ問題はこの操作。
6. 長文での読み方
もう一歩
英文を読むとき、名詞の直後に ing や過去分詞が来たら、説明のかたまりの始まり。
Many students [studying abroad] say that the experience [gained there] changed their lives. →[海外で学んでいる]多くの学生は、[そこで得た]経験が人生を変えたと言う。
かたまりに[ ]をつけて、 ─ 動詞を先に見つける癖をつけると、長い文が読めるようになります。
7. 自己チェック
- 名詞が「する」なら ing、「される」なら過去分詞
- 分詞 1 語は名詞の前、語句がつくなら名詞の後ろ
- 主語 +[分詞のかたまり]+ 動詞 の構造で、本当の動詞を見つけたか
- 過去形と過去分詞を混同していないか(wrote ではなく written)
- exciting(物)/excited(人)
8. 小テストへ
→ 小テスト(e3-04)
関連する単元
参考資料
- 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』── 「分詞の形容詞としての用法」の項
受験のしらべ / https://juken-shirabe.com/koko/english/e3-04/ / 更新 2026-09-12