高校受験 / 都道府県別
秋田県 公立高校入試(令和 9 年度)
2027 年 4 月に入学する人(いまの中学 3 年生)向けのまとめです。数値は秋田県教育委員会の「令和 9 年度秋田県公立高等学校入学者選抜実施要項」(2026 年 9 月 15 日掲載)、「学力検査問題作成方針」(2026 年 4 月 16 日)と関連資料からそのまま写しています。
このページでわかること
- 出願から合否通知までの日程(1 次募集・2 次募集)
- 合否がどう決まるか(特色選抜と一般選抜、調査書の「調整評定値」)
- 学力検査の時間・配点(国語・数学・英語は 60 分)
- 令和 9 年度の募集定員(全日制 6,146 人)
1. 今年の主な変更点(令和 9 年度)
大きな変更は公表されていません(2026 年 10 月 6 日時点)。秋田県教育委員会は「変更点」をまとめた資料を出しておらず、令和 8 年度の実施要項は県のサイトで公開が終わっているため、全文を比べることはできませんでした。
令和 9 年度の要項で、受検生が知っておきたい点は次のとおりです。
| 項目 | 中身 | 受検生がすること |
|---|---|---|
| 出願も合否も WEB | 出願は「秋田県公立高等学校入試 WEB 出願システム」で、合否は 3 月 12 日(金)に各高校が決めた時刻に WEB 出願システムで本人と中学校に通知される | 各高校の合否通知時刻は、2026 年 9 月 30 日までに各校のホームページに公表されている。志望校の時刻を確かめる |
| 令和 8 年度の合否通知 | 令和 8 年 3 月 13 日の 1 次募集の合否通知では、WEB 出願システムの障害で、少なくとも 16 時に通知予定だった全日制 42 校・定時制 6 校で一時、結果を確認できなくなった(17 時 10 分ごろ復旧、県が公表) | 通知の時刻にすぐ見られなくても、中学校からの連絡や県の案内を待つ |
| 得点の簡易開示 | 受検者は WEB 出願システムで希望すれば、学力検査の得点などを令和 9 年 3 月 12 日の合否通知後から 4 月 12 日(月)午後 5 時まで見られる | 見たい人は期間内に WEB で申し出る |
2. 日程
出典:令和 9 年度秋田県公立高等学校入学者選抜関係日程・実施要項
1 次募集(特色選抜・一般選抜)
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 学習成績一覧表の提出締切り(中学校が行う) | 令和 9 年 1 月 29 日(金)正午 |
| 出願情報の提出 | 2 月 1 日(月)午前 9 時〜4 日(木)正午 |
| 志願先変更 | 2 月 8 日(月)午前 9 時〜10 日(水)正午(1 回だけ) |
| 調査書の提出(中学校が行う) | 2 月 12 日(金)午前 9 時〜16 日(火)午後 5 時 |
| 受検票の発行・面接時間の通知 | 2 月 24 日(水)正午(WEB 出願システム) |
| 保護者の転勤等に係る出願情報の提出締切り | 2 月 26 日(金)正午 |
| 学力検査等 | 3 月 4 日(木)(学力検査の後に面接) |
| 面接(4 日に終わらない場合など) | 3 月 5 日(金) |
| 追検査等 | 3 月 10 日(水) |
| 合否通知 | 3 月 12 日(金)(各高校が定めた時刻・WEB 出願システム) |
- 出願は、志願者が WEB 出願システムのマイページに出願情報を登録し、入学検定料を納付した時点で「出願」になります。中学校長の承認も必要です。
- 入学検定料:全日制 2,200 円・定時制 950 円。特色選抜と一般選抜の両方に出しても同じ金額です。クレジットカード・コンビニエンスストア・ペイジーで納付します。
- 追検査は、病気や交通事情などで 3 月 4 日の学力検査の一部か全部、または面接を受けられなかった人が対象です。中学校長が 3 月 4 日午後 5 時までに高校へ電話で連絡します(追検査の入学検定料はかかりません)。
2 次募集
1 次募集で合格者が募集定員に満たない学科で行います。原則として、秋田県公立高校の 1 次募集を受検して合格していない人が対象です。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願情報の提出 | 3 月 15 日(月)午前 9 時〜16 日(火)午前 11 時 |
| 受検票の発行 | 3 月 16 日(火)午後 4 時まで |
| 面接等 | 3 月 18 日(木) |
| 合否通知 | 3 月 23 日(火)(各高校が定めた時刻・WEB 出願システム) |
2 次募集は面接を行い、学校によっては作文・実技もあります。1 次募集の学力検査の成績も資料になります。
3. 学力検査(3 月 4 日)
| 時限 | 時間 | 教科 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 第 1 時 | 8:50〜9:50(60 分) | 国語 | 100 点 |
| 第 2 時 | 10:10〜11:10(60 分) | 数学 | 100 点 |
| 第 3 時 | 11:30〜12:30(60 分) | 英語 | 100 点 |
| 昼食 | 12:30〜13:15 | ── | ── |
| 第 4 時 | 13:15〜14:05(50 分) | 理科 | 100 点 |
| 第 5 時 | 14:25〜15:15(50 分) | 社会 | 100 点 |
- 5 教科・500 点満点。全員が同じ問題を一斉に受けます。学力検査の後に面接があります。
- 国語の「聞くこと」に関する検査と英語のリスニングテストは、それぞれの教科の検査開始と同時に 10 分間程度行います。
- 数学では、学校による問題選択制を一部取り入れます。
- 午前 8 時 20 分までに出校します。国語・数学・英語は開始から 40 分以上、理科・社会は 35 分以上たってから体調不良などで退室すると、その教科は終了とみなされます。
4. 合否の決まり方 ── 特色選抜と一般選抜
出願のしかた
- 出願は 1 人 1 校(分校・地域校も 1 校)1 学科です。
- 特色選抜に出願した人は、同じ高校に限って一般選抜も併願できます。一般選抜では、学科が 2 つ以上ある学校なら 2 学科まで志願できます。
- 志願先変更は 2 月 8〜10 日に 1 回だけです。
調査書 ──「調整評定値」
各学年の調整評定値 = 5 教科(国・社・数・理・英)の評定の小計
+ 4 教科(音・美・保体・技家)の評定の小計 × 2
調査書点 = 中 1・中 2・中 3 の調整評定値の合計
- 1 学年の最大は 25 + 40 = 65、3 学年で 195 です。実技 4 教科が 2 倍で数えられます。
- 中 3 の評定は 12 月末までの学習状況で決まります。
→ 中 1 の成績から入試に使われます(評定の決まり方は「内申点のしくみ」)。
特色選抜
- 高校が示す「求める生徒像」と「出願の条件」を満たす人が出願します。志願理由書を出し、学校が求める場合は活動報告書も出します。
- 学力検査と面接を受け、学力検査・調査書・志願理由書・面接などを学校ごとの配点で見て、総合的に判断します。
- 県全体の全日制の特色選抜の募集人員は 1,617 人(募集定員 6,146 人のうち)です。
配点の例(実施要項の別表 2 より):
| 学校(学科) | 配点合計 | 学力検査 | 調査書 | 面接 | 活動報告書 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鹿角(普通科) | 1000 点 | 500 点 | 195 点 | A〜C | 305 点 |
| 大館鳳鳴(普通科・理数科) | 700 点 | 300 点 | 100 点 | 150 点 | 150 点 |
| 秋田(普通科・理数科) | 700 点 | 350 点 | 100 点 | 150 点 | 100 点 |
| 秋田北(普通科) | 550 点 | 250 点 | 100 点 | 100 点 | 100 点 |
学校によって配点の重みが大きく違うので、志望校の欄を確かめてください。
一般選抜 ── 相関表
学力検査の合計点と調査書点(調整評定値の合計)を 2 つの軸にした相関表を各高校が作り、調査書の記載内容と面接の評価も使って、表の中の一定の範囲から総合的に判断して選びます。その範囲は各高校が定めます。
県外からの志願
県外に住む人の合格者数は、1 次募集全体で各学科の募集定員の 15%が上限です(鹿角・男鹿海洋・矢島・角館は「地域みらい留学」に参加しているため 30%)。
自分の志望校の選抜方法を見る方法
各高校の「求める生徒像及び選抜方法等」は、2026 年 9 月 30 日までに各校のホームページに公表され、県教育委員会のページにも学校ごとの PDF が載っています。1 次募集は特色選抜・一般選抜とも面接があるので、12 月ごろから練習を始めると準備の時間がとれます(面接の準備)。
5. 募集定員(令和 9 年度)
| 区分 | 募集定員 | 特色選抜 | 一般選抜 |
|---|---|---|---|
| 全日制 県北 | 1,422 人 | 347 人 | 1,075 人 |
| 全日制 中央 | 2,724 人 | 756 人 | 1,968 人 |
| 全日制 県南 | 2,000 人 | 514 人 | 1,486 人 |
| 全日制 合計 | 6,146 人 | 1,617 人 | 4,529 人 |
| 定時制 合計 | 395 人 | 60 人 | 335 人 |
| 通信制(秋田明徳館) | 約 300 人 | ── | ── |
- 全日制の合計に、中学校からの進学者(大館国際情報学院中 53 人、秋田南高中等部 80 人、横手清陵学院中 20 人)と御所野学院の連携型中高一貫入学者選抜の 24 人を含めると 6,323 人です。
- 大館国際情報学院・秋田南・横手清陵学院の募集定員は併設中学校の生徒の進路で変わり、確定後の募集人員は 2026 年 11 月 30 日に各校のホームページに載ります。御所野学院は 2027 年 1 月 29 日に載ります。
令和 8 年度の例:1 次募集の志願状況(志願先変更前・2026 年 2 月 5 日発表)では、全日制の募集定員 6,268 人・総志願倍率 0.84 倍、定時制の募集定員 395 人でした。令和 8 年 3 月の中学校卒業予定者は 6,712 人でした(いずれも令和 8 年度の数字)。
6. 中 3 のこれからの流れ(秋田県の日程で逆算)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 10 月〜 | 志望校の「求める生徒像及び選抜方法等」を読む(特色選抜の出願の条件・配点・活動報告書の有無) |
| 2 学期 | 調査書に入る中 3 の評定が決まっていく(12 月末までの学習状況) |
| 12 月 | 三者面談で受検校と、特色選抜を受けるかを決める。私立の併願も |
| 2 月 1〜4 日 | WEB 出願システムで出願情報を登録・検定料を納付(特色選抜は志願理由書なども) |
| 2 月 8〜10 日 | 必要なら志願先変更 |
| 2 月 24 日 | 受検票と面接時間の確認 |
| 3 月 4 日 | 学力検査と面接 |
| 3 月 12 日 | 合否通知(WEB) |
| 3 月 15〜16 日 | 2 次募集を受ける場合は出願 |
出典
- 秋田県教育委員会「令和9年度秋田県公立高等学校入学者選抜実施要項(PDF版)」(2026 年 9 月 15 日)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/99375 (2026-10-06 確認)
- 秋田県教育委員会「令和9年度秋田県公立高等学校入学者選抜学力検査問題作成方針」(2026 年 4 月 16 日)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/95692 (2026-10-06 確認)
- 秋田県教育委員会「令和9年度秋田県公立高等学校入学者選抜における求める生徒像及び選抜方法等」(2026 年 9 月 30 日)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/99707 (2026-10-06 確認)
- 秋田県教育委員会「令和8年度秋田県公立高等学校入学者選抜志願・合格状況等」(2026 年 3 月 24 日更新)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/93860 (2026-10-06 確認)
- 秋田県教育庁高校教育課「令和8年度秋田県公立高等学校入学者選抜1次募集合否通知におけるシステム障害に関するお詫び」(2026 年 3 月 13 日)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/94685 (2026-10-06 確認)
秋田市立の高校(御所野学院)は同じ実施要項で 1 次募集を行います。定時制・通信制の課程、県境隣接地域からの出願、保護者の転勤等による出願は別の定めがあります。要項は更新されることがあるので、出願前に教育委員会のページで最新版を確かめてください。