高校受験 / 都道府県別

更新 2026-10-06/ 出典の確認日 2026-10-06

奈良県 公立高校入試(令和 9 年度)

2027 年 4 月に入学する人(いまの中学 3 年生)向けのまとめです。数値は奈良県教育委員会の「令和 9 年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項」(2026 年 9 月 28 日更新)、「令和 9 年度奈良県立高等学校入学者選抜概要」(2026 年 7 月 7 日更新)と関連資料からそのまま写しています。

このページでわかること


1. 今年の主な変更点(令和 9 年度)

奈良県教育委員会「令和 9 年度奈良県立高等学校入学者選抜の入試制度」に「令和 8 年度からの変更点」として 4 つが挙がっています。日程と学校独自検査は、令和 8 年度の実施要項と見比べて確かめました。

変更中身受検生がすること
二次選抜で検査をしない令和 8 年度の二次選抜は面接を行っていた。令和 9 年度は各校で検査をせず、一次選抜の学力検査(国語・数学・英語)の得点、調査書成績、調査書のその他の記載事項で判定する一次選抜の学力検査が、二次選抜でもそのまま使われると知っておく
日程が早くなった一次選抜の検査は 3 月 4・5 日 → 2 月 24・25 日、合格発表は 3 月 13 日 → 3 月 8 日。二次選抜の発表は 3 月 25 日 → 3 月 12 日下の日程表で確かめる
全国募集特別選抜令和 8 年度は 2 月 9 日に別日程で検査していた。令和 9 年度は一次選抜と同時期に行う県外から受ける人のみ関係
外国人・帰国生徒特例措置一次選抜の中で行う(国際・法隆寺国際・高取国際の 3 校)対象の人は中学校と相談
通信制課程二次選抜調査書成績と調査書のその他の記載事項で判定する山辺高校の通信制を考える人のみ関係
学校独自検査に「口頭試問」学校独自検査の種類が、独自問題・作文・面接・実技検査の 4 種類から、口頭試問を加えた 5 種類になった志望校が何を行うか「高校別概要」で確かめる

調査書の点数の出し方(パターン①〜④)と学力検査の配点(各教科 50 点)は、令和 8 年度と同じです。


2. 日程

出典:令和 9 年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項・同 日程

一次選抜

項目日程
第一出願期間(第 1 希望校)令和 9 年 2 月 8 日(月)午前 9 時〜2 月 16 日(火)午後 3 時
第二出願期間(第 2 希望校)2 月 17 日(水)午前 9 時〜2 月 19 日(金)午後 3 時
検査 第 1 日2 月 24 日(水)学力検査(+学校独自検査)
検査 第 2 日2 月 25 日(木)(2 日目も検査を行う学校がある)
合格発表3 月 8 日(月)午後 2 時(Web 出願システムで本人に通知)

追検査

項目日程
中学校長からの申請書類の提出2 月 26 日(金)午後 3 時まで
志願者からの申請3 月 5 日(金)午前 9 時〜3 月 8 日(月)午後 3 時
追検査3 月 9 日(火)奈良県立教育研究所
発表3 月 10 日(水)午後 3 時

インフルエンザにかかるなど、やむを得ない理由で検査を欠席した人が対象です。検査当日に、中学校長を通じて出願した高校に申し出ます。追検査は各教科 40 分の学力検査で、英語に聞き取り検査はなく、学校独自検査も行いません。

二次選抜

項目日程
出願3 月 9 日(火)午前 9 時〜3 月 10 日(水)午後 4 時
検査行わない
合格発表3 月 12 日(金)正午

一次選抜で合格者が募集人員に満たなかった学科(コース)で行います。出願できるのは、一次選抜(またはインクルーシブ教育推進特別選抜)を受検した人です。

入学考査料

課程金額
全日制2,200 円
定時制950 円

第 1 希望校の分を第一出願期間内に、クレジットカードか PayPay のオンライン決済、または銀行振込で納めます。第 2 希望校の分は不要です。納めた考査料は返ってきません。


3. 学力検査

教科時間配点
国語50 分(9:15〜10:05)50 点
英語(聞き取り検査を含む)50 分(10:25〜11:15)50 点
数学50 分(11:35〜12:25)50 点
社会50 分(13:15〜14:05)50 点
理科50 分(14:25〜15:15)50 点

4. 合否の決まり方

選抜の資料は次の 3 つです。

資料中身
資料Ⅰ:調査書成績調査書の「各教科の学習成績」の合計(標準 144 点満点)。加重配点や「特技に関する記録〔体育〕」の点を加える学科もある
資料Ⅱ:検査成績一次選抜で行う各検査の合計
資料Ⅲ:調査書のその他の記載事項学習活動・特別活動・行動の記録、スポーツ・文化活動等の記録

原則として資料Ⅰと資料Ⅱの合計点の高い順に合格とし、資料Ⅲも見て総合的に判定します。基本方針では、検査成績が合計点に占める割合を、各高校が 3 割から 7 割の範囲で決めることになっています。

調査書の「学習成績」の数え方

パターン中 1中 2中 3満点
①(標準)27 点27 点90 点144 点
② 中 3 をさらに 2 倍27 点27 点180 点234 点
③ 中 1・中 2 を 2 倍54 点54 点90 点198 点
④ 中 3 だけ(さらに 2 倍)加えない加えない180 点180 点

→ 中 1・中 2 は、評定(5 段階)ではなく「主体的に学習に取り組む態度」の評価が点になります。授業への取り組みや提出物の積み重ねが入試の点につながります(評価のしくみは「内申点のしくみ」)。どのパターンを使うかは高校ごとに違います。

調査書の特別な取扱い

一部の高校は、資料Ⅲの中で重視する事項(部活動など)を点数にして調査書成績に足す「調査書の特別な取扱い」を行います。募集人員の 8 割以上の合格者を先に決め、残り(基本方針では募集人員の 2 割が上限)をこの方法で判定します。受検者数が募集人員以下の学科では行いません。

第 2 志望・第 3 志望

学科(コース)が複数ある高校では、順位を付けて 2〜3 学科(コース)まで志願できることがあります。第 1 志望を優先する割合も学校ごとに決まっています。

面接と「自己アピール文」

面接がある学科(コース)では、出願時に「自己アピール文」をWeb 出願システムで出します。面接の資料になりますが、自己アピール文そのものは点数にしません。面接では、志望動機・将来の希望・高校生活への意欲などを聞かれます。

自分の志望校の配点を見る方法

「令和 9 年度奈良県立高等学校入学者選抜概要」の「Ⅲの4 高校別概要」に、各校の検査の種類・配点・調査書のパターン・加重配点・特別な取扱いの有無が載っています。志望校が決まったら、まずこれを見てください。


5. 募集定員

令和 9 年度の募集人員は未公表です(2026-10-06 確認)。実施要項には「『令和 9 年度奈良県立高等学校入学者募集人員』に定めます」とだけ書かれています。

参考として、令和 8 年度の例では、県立高校全日制課程の入学者募集人員は 6,554 人でした(奈良県教育委員会「令和 8 年度奈良県立高等学校入学者募集人員」)。令和 8 年度の募集人員は、令和 8 年 2 月 12 日に発表と実施要項に書かれていました。


6. 中 3 のこれからの流れ(奈良県の日程で逆算)

時期やること
10 月〜選抜概要の「高校別概要」で、志望校の検査(5 教科か 3 教科+独自検査か)と調査書のパターンを確かめる
2 学期調査書に入る中 3 の評定が決まっていく(いつの成績までかは中学校に確認)
12 月三者面談で第 1 希望校を決める。私立の併願も
2 月 8〜16 日第 1 希望校に出願(ネット)。面接がある学校は自己アピール文も
2 月 16 日第一出願期間の出願者数が公表される
2 月 17〜19 日必要なら第 2 希望校に出願(定員に満たない学科のみ)
2 月 24・25 日本番
3 月 8 日合格発表(ネット)
3 月 9・10 日二次選抜の出願(実施される学科のみ)

面接や口頭試問がある学科を受ける人は、12 月ごろから練習を始めると間に合います(面接の準備)。全国の入試日程の流れは「高校入試の日程」にまとめています。


出典

市立高校(大和高田市立高田商業・五條市立西吉野農業)の全国募集などは日程が異なります。要項は更新されることがあるので、出願前に教育委員会のページで最新版を確かめてください。

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