高校受験 / 都道府県別
新潟県 公立高校入試(令和 9 年度)
2027 年 4 月に入学する人(いまの中学 3 年生)向けのまとめです。数値は新潟県教育委員会(教育庁高等学校教育課)の「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」(2026 年 3 月 10 日)、選抜日程の報道資料(2025 年 8 月 25 日)、「学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和 8 年 6 月時点)」などからそのまま写しています。
令和 9 年度の「入学者選抜要項」は未公表です(2026-10-06 確認)。令和 8 年度は、要項の主な改訂点などが 2025 年 10 月 24 日に、要項が 12 月 5 日に掲載されました。出願の細かい手続き・時間割・入学考査料は、要項が出たら確かめてください。
このページでわかること
- 令和 9 年度から入試のしくみが変わること(特色化選抜の廃止・「学校設定枠」の新設・日程の前倒し)
- 出願から合格発表までの日程
- 合否がどう決まるか(調査書と学力検査の点を 1000 点満点に換算する計算)
- 募集学級の計画(案)
1. 今年の主な変更点(令和 9 年度)
新潟県は令和 9 年度入試から新しい選抜制度になります(2024 年 12 月 23 日に骨子を公表)。
| 変更 | 中身 | 受検生がすること |
|---|---|---|
| 特色化選抜を廃止 | 令和 8 年度まで 2 月上旬に行っていた「特色化選抜」(面接など)はなくなる | 公立は一般選抜 1 本で考える |
| 一般選抜に「学校設定枠」を新設 | 一般選抜を「一般枠」と「学校設定枠」の 2 つの募集枠にする。全員が一般枠に出願し、希望する人は同じ学校・学科の学校設定枠にも出願できる。中学校長の推薦はいらない | 志望校に学校設定枠があるか、何を出す・受けるのかを確かめる |
| 日程を前倒し | 学力検査が 3 月上旬から 2 月 25 日に(令和 8 年度は 3 月 4 日)。合格発表は 3 月 8 日(令和 8 年度は 3 月 12 日) | 本番が約 1 週間早まる前提で計画を立てる |
| 2 次募集で学力検査をしない | 欠員補充のための 2 次募集は、調査書と面接(学校によってはほかの検査)で選ぶ。一般選抜の学力検査の結果を参考にすることはできる | ── |
| 募集学級の計画(案) | 全日制で 15 学級減・募集定員 600 人減の案(10 月に決定予定。5 章) | 志望校の学級数を確かめる |
2. 日程(一般選抜)
出典:「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜以降の選抜日程について」(2025 年 8 月 25 日)
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 令和 9 年 2 月 8 日(月)〜2 月 10 日(水) |
| 志願変更 | 2 月 16 日(火)〜2 月 18 日(木) |
| 本検査 1 日目 | 2 月 25 日(木)5 教科の学力検査(全日制) |
| 本検査 2 日目 | 2 月 26 日(金)一般枠の学校独自検査・学校設定枠のその他の検査等(実施校のみ) |
| 追検査 | 3 月 2 日(火)・3 日(水) |
| 合格発表 | 3 月 8 日(月) |
定時制は 1 日目に 3 教科の学力検査と面接を行います。出願・志願変更の受付時刻や、志願情報の登録の始まる日は、令和 9 年度の要項が出るまで未公表です。
欠員補充のための 2 次募集
1 人でも欠員(入学辞退をふくむ)が出た学校・学科すべてで行います。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 3 月 11 日(木)・12 日(金) |
| 選抜 | 3 月 15 日(月) |
| 合格発表 | 3 月 16 日(火) |
入学考査料(令和 8 年度の例)
令和 9 年度の金額は未公表です。令和 8 年度は全日制 2,200 円、定時制 950 円で、ウェブ出願システムからクレジットカードかコンビニ等で納付しました。
3. 学力検査
| 課程 | 教科 | 配点 |
|---|---|---|
| 全日制 | 国語・社会・数学・理科・英語 | 各 100 点(合計 500 点) |
| 定時制 | 国語・数学・英語 | 各 100 点(合計 300 点) |
- 全日制は、学校が指定した教科の配点を 2 倍にする傾斜配点ができます(2 教科まで。合計の上限 700 点)。
- 定時制は、令和 9 年 4 月 1 日に満 20 歳以上になる人は、希望すれば 3 教科のかわりに作文で受検できます。
- 令和 9 年度の時間割は未公表です。令和 8 年度の例では、全日制は国語 10:00〜10:50、数学 11:10〜12:00、英語 13:00〜13:50、社会 14:10〜15:00、理科 15:20〜16:10(各 50 分・英語は聞取り検査あり)でした。
4. 合否の決まり方 ── 一般枠と学校設定枠
学校設定枠がある学校・学科では、先に学校設定枠の合格者を決め、そのあと一般枠の合格者を決めます。一般枠の募集人数は、定員から学校設定枠の合格者数を引いた数です。
一般枠(全日制)
総合得点(1000 点満点)
= 調査書の換算点 + 学力検査の換算点
- 調査書:中 1〜中 3 の各学年の 9 教科の 5 段階評定を合計(135 点満点)し、1000 点満点に換算
- 学力検査:5 教科の合計(500 点、傾斜配点ありなら最大 700 点)を 1000 点満点に換算
- 学校が決めた調査書:学力検査の比重でそれぞれを換算し、足して 1000 点満点にする
比重は(7:3)(6:4)(5:5)(4:6)(3:7)のどれかです。たとえば比重 3:7 なら、調査書 300 点+学力検査 700 点です。
「学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和 8 年 6 月時点)」の県立全日制 91 の学校・学科(コース)では、一般枠の比重は次のとおりです(変更になる場合があると注記されています)。
| 調査書:学力検査 | 学校・学科の数 |
|---|---|
| 3:7 | 52 |
| 4:6 | 32 |
| 5:5 | 7 |
学校独自検査(新潟中央高校音楽科の実技検査など)がある学校は、その点(100〜500 点)をさらに足します。
→ 中 1 の成績から入試に使われます(評定の決まり方は「内申点のしくみ」)。
学校設定枠(全日制)
- 募集人数は定員の 5%きざみで、50%までの範囲で校長が決めます。
- 調査書は、学校が指定した教科(9 教科のうち 4 教科まで)の評定を 2 倍にでき、最大 195 点。学力検査も 2 教科まで 2 倍にできます。調査書と学力検査を、合計 1000 点になるよう学校独自に換算します。
- そこに「その他の検査等」(500 点まで)を足します。中身は、面接・志願理由書・作文・プレゼンテーション・実技検査など(志願理由書など事前に出す書類だけで評価することもできる)。英検などの資格による加点をする学校もあります。
- 志願者数が募集人数に満たなくても、合格にならない場合があります。
令和 8 年 6 月時点の一覧では、県立全日制で学校設定枠の詳しいページが 50 枠分あります(同じ学科に A・B の 2 枠を置く学校をふくむ)。
自分の志望校の配点を見る方法
「令和 9 年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等」に、学校・学科ごとの学校設定枠の募集人数と配点、一般枠の比重、傾斜配点の教科、第 2 志望の扱いが載っています。学校設定枠の志願理由書の様式と記入上の留意点は 2026 年 7 月 22 日に公開されています。
5. 募集定員(令和 9 年度)
募集学級と募集人数は未確定です(2026-10-06 確認)。県は 10 月の定例教育委員会で決め、10 月末までに公表する予定としています。
2026 年 9 月 7 日に公表された「令和 9 年度県立高等学校等募集学級計画(案)」では次のとおりです。
| 区分 | 案 |
|---|---|
| 全日制 学級減 | 15 校 15 学級(募集定員 600 人減) |
| 全日制 募集停止 | 1 校 2 学級(国際情報高校の専門系・80 人減) |
| 全日制 設置 | 1 校 2 学級(国際フロンティア高校(仮称)グローバル探究科・80 人増) |
| 全日制 合計 | 287 学級(11,470 人)・前年度比 15 学級減・600 人減 |
| 定時制 | 15 学級(530 人)・増減なし |
令和 9 年 3 月の中学校卒業見込者数は 17,389 人、公立・私立の高校(全日制・定時制)の募集定員は 16,703 人です。
学級減の案に入っている高校:村上、新潟南、新潟東、新津南、加茂、長岡、長岡大手、長岡農業(学科名も変更)、柏崎常盤、塩沢商工、十日町、上越総合技術、高田商業、新井、糸魚川白嶺
6. 中 3 のこれからの流れ(新潟県の日程で逆算)
| 時期 | やること |
|---|---|
| いま〜 | 志望校の「選抜方法等」で学校設定枠の有無・配点・一般枠の比重を確かめる |
| 10 月末 | 募集学級・募集人数の確定(県の公表を確認) |
| 秋〜冬 | 令和 9 年度の入学者選抜要項の公表を確認(出願手続き・時間割・考査料) |
| 12 月 | 三者面談で受検校を決める。私立の併願も。学校設定枠に出る人は志願理由書の準備 |
| 2 月 8〜10 日 | 出願 |
| 2 月 16〜18 日 | 必要なら志願変更 |
| 2 月 25・26 日 | 本番(学力検査・学校設定枠などの検査) |
| 3 月 8 日 | 合格発表 |
学校設定枠で面接やプレゼンテーションがある学校は、12 月ごろから練習を始めると間に合います(面接の準備)。
出典
- 新潟県教育委員会「高等学校入学者選抜に関する情報」(2026 年 7 月 22 日更新)https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/nyugakushasenbatsu.html (2026-10-06 確認)
- 同「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜の概要について」(PDF・2026 年 3 月 10 日)
- 同「同(簡易説明版)」(PDF・2026 年 3 月 10 日)
- 同「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜以降の選抜日程について」(PDF・2025 年 8 月 25 日)
- 同「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜からの新しい選抜制度の骨子について」(PDF・2024 年 12 月 23 日)
- 新潟県教育委員会「令和 9 年度新潟県公立高等学校入学者選抜について『Compass To Your Future ~未来への羅針盤~』」https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r9compass.html (2026-10-06 確認)
- 同「令和 9 年度新潟県公立高等学校 学校・学科ごとの募集人数と選抜方法等(令和 8 年 6 月時点)」(PDF・2026 年 6 月 26 日更新)
- 新潟県教育委員会「令和 9 年度県立高等学校等募集学級計画(案)について」(2026 年 9 月 7 日)https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r9bosyu.html (2026-10-06 確認)
- 令和 8 年度の例に使った資料:新潟県教育委員会「(参考)令和 8 年度新潟県公立高等学校入学者選抜について」・「令和 8 年度新潟県公立高等学校入学者選抜要項」https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r8kotogakkonyushi.html (2026-10-06 確認)
新潟市立高校(万代・明鏡など)の選抜方法は新潟市教育委員会の定めによります。要項が出たら、出願前に教育委員会のページで最新版を確かめてください。