高校受験 / 都道府県別

更新 2026-10-06/ 出典の確認日 2026-10-06

栃木県 公立高校入試(令和 9 年度)

2027 年 4 月に入学する人(いまの中学 3 年生)向けのまとめです。数値は栃木県教育委員会の「令和 9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜要項」(2026 年 4 月)、「同 実施細則」(2026 年 9 月掲載)と関連資料からそのまま写しています。

このページでわかること


1. 今年の主な変更点(令和 9 年度)

栃木県は令和 9 年度入試から制度そのものが変わります。県教育委員会の「栃木県立高等学校入学者選抜制度の改善方針」(2023 年 11 月)と、令和 9 年度の要項・リーフレット(2026 年 4 月)から、受検生に関係が大きいものを並べます。

変更中身受検生がすること
全員が学力検査を受ける全日制の志願者は全員が一般選抜に出願し、5 教科の学力検査を受ける。特色選抜を希望する人は、一般選抜に出願したうえで同じ高校・学科の特色選抜にも出願する特色選抜を考えている人も 5 教科の準備を続ける
特色選抜と一般選抜が同じ日程にこれまでは特色選抜が 2 月上旬、一般選抜が 3 月上旬に分かれていた。令和 9 年度からは 2 月 24 日に学力検査(全員)、25・26 日に学校独自検査(特色選抜の出願者)を行う2 月 24 日が本番。特色選抜の人は 25・26 日も空けておく
特色選抜も学力検査の点を使う特色選抜は「一般選抜の学力検査+学校独自検査(面接・プレゼンテーションなど)+調査書」で選ぶ。先に特色選抜で合格者を決め(第 1 次選抜)、残りの全員を一般選抜で選ぶ(第 2 次選抜)志望校の学校独自検査の内容を確かめる
インターネット出願県の電子申請システムで出願し、入学考査料も電子納付する。受検票も自分で印刷する利用者登録(志願者ごとにメールアドレスが必要)と顔写真データの用意
追検査と再募集を実施本人のせいではない理由で本検査を受けられなかった人向けの追検査(3 月 8・9 日)と、定員に満たない高校の再募集(面接と作文)を行う当日体調を崩したら、その日の午後 4 時までに中学校を通じて連絡
英語リスニングの流し方音声を 2 回流す問題と、1 回だけ流す問題の両方を出す1 回で聞き取る練習もしておく
海外帰国者・外国人等の措置1 つの枠組みだったものを、海外帰国者と外国人等で別々の特別措置にする該当する人は中学校と相談(申請は 2026 年 10 月 13 日まで)

学力検査の時間割は、2025 年 10 月 20 日に公表したものから全体を 10 分遅らせる変更がありました(下の表は変更後の時間です)。


2. 日程(全日制課程)

出典:令和 9(2027)年度栃木県立高等学校入学者選抜関係諸日程・同 実施細則

項目日程
出願期間(ネット出願)令和 9 年 1 月 29 日(金)午前 9 時〜2 月 8 日(月)午前 10 時
出願変更期間2 月 10 日(水)・12 日(金)※窓口は 10 日が午前 9 時〜午後 3 時 30 分、12 日が正午まで
受検票交付期間2 月 19 日(金)午後〜23 日(火)
本検査(学力検査)2 月 24 日(水)全員・5 教科
本検査(学校独自検査)2 月 25 日(木)・26 日(金)特色選抜の出願者のみ(1 日で行う学校は 25 日)
追検査の申請3 月 1 日(月)午後 4 時まで
追検査3 月 8 日(月)学力検査、3 月 9 日(火)学校独自検査
合格者発表3 月 12 日(金)午前 10 時

合格者の発表は各高校での掲示と「合格通知書」の交付で行います。あわせて 3 月 12 日午前 11 時から 15 日正午まで、合格者の受検番号一覧が県教育委員会のホームページに載ります。

出願は 2 段階です。①県の電子申請システムに前もって利用者登録をする(随時できる)→ ②出願期間に志願先高校のホームページの申請フォームから志願者情報を登録し、入学考査料を電子納付する。調査書は中学校が電子で高校に送ります。

再募集(全日制)

項目日程
出願期間3 月 12 日(金)午前 10 時〜15 日(月)正午
面接及び作文3 月 17 日(水)
合格者発表3 月 18 日(木)午後 1 時

再募集に出願できるのは、県内の公立高校の選抜で合格していない人で、国立(高専を含む)・私立高校の入学手続(最終の手続)をしていない人です。

入学考査料

課程金額
全日制2,200 円
定時制950 円

通信制は入学考査料の納付がありません。


3. 学力検査

時間教科
9:35〜10:25国語
10:50〜11:40数学
12:05〜12:55外国語(英語・リスニングを含む)
13:50〜14:40社会
15:05〜15:55理科

4. 合否の決まり方 ── 学力点と調査書点

調査書点

調査書は、中 1〜中 3 の各学年の「各教科の学習の記録」の評定を点数にします(選択教科をのぞく)。それ以外の記録(行動・特別活動など)は点数にしません。中 3 の評定は「年間を見通して」つけたものが入ります。

→ 中 1 の成績から入試に使われます(評定の決まり方は「内申点のしくみ」)。

一般選抜(第 2 次選抜)

学力検査 500 点に対して、調査書点を何点にするかは学校・学科ごとに決まっています。令和 9 年度の全日制 101 の学校・学科(系・科)では、一般選抜の調査書点は 50 点〜500 点まで分かれています(「学力点 500:調査書点 50」の学校もあれば「500:500」の学校もあります)。

選び方は 2 段階です。

  1. 第 1 次審議:特色選抜で合格した人をのぞき、学力点と調査書点の合計点が上位から定員の 80%以内に入る人を合格にする
  2. 第 2 次審議:残りの人を、学力点・調査書点・調査書の点数にならない部分(行動の記録など)を総合的に見て合格者を決める

宇都宮高校・宇都宮女子高校・栃木高校の 3 校(普通科)は、一般選抜で国語・数学・英語に傾斜配点をします(どれだけ重くするかは別表に書かれていないため、各校の「学校(学科)情報・入試情報」で確かめてください)。

特色選抜(第 1 次選抜)

令和 9 年度に特色選抜を行うのは 54 校 101 系・科です(2025 年 9 月 2 日発表)。

定員に占める割合学校・学科の数
10%3 校 3 科
15%4 校 4 科
20%13 校 13 科
25%4 校 4 科
30%20 校 46 系・科
35%7 校 16 科
40%4 校 5 科
50%4 校 10 科
学校独自検査学校・学科の数(延べ)
プレゼンテーション32 校 61 系・科
個人面接25 校 47 科
集団面接1 校 1 科
グループ討論1 校 1 科
作文・実技0

自分の志望校の配点を見る方法

各校の学力点・調査書点・独自検査点、特色選抜の割合、学校独自検査の種類は、県教育委員会の「学校(学科)情報・入試情報」(2026 年 6 月 10 日発表)と実施細則の別表 5 に一覧で載っています。志望校が決まったら、まずここを見てください。


5. 募集定員(令和 9 年度)

区分定員前年度との差
県立 全日制10,005 人(251 学級)400 人減(10 学級減)
県立 定時制560 人同じ

令和 9 年 3 月の県内の中学校卒業見込者数は 15,870 人(前年比 588 人減)です。

学級数が変わる主な高校(全日制)

高校学級数
鹿沼華陵高校(新設)6 学級(農 1・工 2・商 2・家 1)
鹿沼南高校3 → 0
鹿沼商工高校3 → 0
今市高校4 → 6(総合学科)
今市工業高校3 → 0
日光明峰高校2 → 0
宇都宮清陵高校4 → 0(全日制)
那須拓陽高校6 → 4
宇都宮南高校7 → 8
栃木高校6 → 5
佐野東高校5 → 4

宇都宮東高校・佐野高校・矢板東高校の定員には附属中学校からの内部進学者がふくまれます(入学者選抜で募集するのは宇都宮東・佐野が各 55 人、矢板東が 90 人の予定)。小山高校は普通科と数理科学科をまとめて募集する「くくり募集」です。


6. 中 3 のこれからの流れ(栃木県の日程で逆算)

時期やること
いま〜志望校の「学校(学科)情報・入試情報」で調査書点の比重・特色選抜の内容を確かめる
2026 年 9 月 1 日以降出願用の顔写真を撮る(この日以降に撮ったもの・jpeg / png など)
秋〜冬県の電子申請システムに利用者登録(いつでもできる)
12 月三者面談で受検校を決める。私立の併願も
1 月 29 日〜2 月 8 日ネット出願・入学考査料の納付
2 月 10・12 日必要なら出願変更(1 回だけ)
2 月 19〜23 日受検票を印刷
2 月 24 日学力検査(全員)
2 月 25・26 日学校独自検査(特色選抜の人)
3 月 12 日合格者発表

特色選抜でプレゼンテーションや面接がある学校を受ける人は、自己表現シートを書きながら 12 月ごろから練習を始めると間に合います(面接の準備)。


出典

要項や細則は更新されることがあるので、出願前に教育委員会のページで最新版を確かめてください。

内申点を計算する(ツール) / 全国の日程一覧 / ほかの都道府県を見る / 高校入試のしくみ(全国共通)