高校受験 / 都道府県別

更新 2026-10-06/ 出典の確認日 2026-10-06

愛知県 公立高校入試(令和 9 年度)

2027 年 4 月に入学する人(いまの中学 3 年生)向けのまとめです。数値は愛知県教育委員会の「令和 9 年度愛知県公立高等学校入学者選抜実施日程」(2026 年 4 月 14 日)、「入学者選抜に関する Q&A(令和 9 年度)」、各高校の面接・校内順位の決定方式(2026 年 7 月 7 日)などからそのまま写しています。

令和 9 年度の実施要項はまだ公表されていません(2026 年 10 月 6 日確認。中学校の先生向けの実施要項説明会が 10 月 20 日・21 日に予定されています)。検査の時間割と検定料は、令和 8 年度の実施要項の数字を「令和 8 年度の例」として載せています。

このページでわかること


1. 今年の主な変更点(令和 9 年度)

愛知県教育委員会は、令和 9 年度の「主な変更点」の一覧をまだ出していません。以下は、令和 9 年度の資料に「令和 9 年度から」と書かれているものを集めたものです(2026 年 10 月 6 日時点)。

変更中身受検生がすること
調査書情報の項目が減る調査書情報の登録事項から「性別」「行動の記録」「出欠の記録」を削除する(令和 9 年 4 月に入学する人が受ける入試から)特になし。中 2・中 3 の欠席日数は調査書情報に載らなくなる
校内順位の決定方式を変える 7 校・学科春日井工科(工業)I→IV、一宮工科(工業)I→IV、稲沢緑風館(普通)III→IV、稲沢緑風館(農業)I→IV、常滑(普通)III→I、豊田南(普通)III→V、三谷水産(水産)IV→I志望校がこの中にあれば、内申と当日点のどちらを重く見るかが変わる(方式の意味は 4 章)
特色選抜を新たに行う学校春日井東(普通・プレゼンテーション)、犬山(普通・基礎学力検査)2 月 4 日の特色選抜も選択肢になる
特色選抜をやめる学校中村(普通)、一宮工科(工業)、碧南(普通)これらの学校は推薦選抜か一般選抜で受ける
特色選抜の検査内容の変更惟信(未来探究):作文(400 字)→プレゼンテーション準備する中身が変わる

いまの中学 2 年生へ:特色選抜は令和 10 年度入試から、すべての高校・学科で行えるようになり、検査も「面接・作文・プレゼンテーション・特別検査のうち 1 つか 2 つ(ほかに基礎学力検査を行うこともある)」に変わります(2026 年 7 月 22 日の入学者選抜方法協議会議のまとめ)。令和 9 年度入試は今までどおりです。


2. 日程(全日制)

出典:令和 9 年度愛知県公立高等学校入学者選抜実施日程(2026 年 4 月 14 日)・「令和 9 年度愛知県公立高等学校をめざす皆さんへ」

推薦選抜・特色選抜(外国人生徒等選抜・全日制単位制選抜も同じ日程)

項目日程
出願令和 9 年 1 月 25 日(月)〜2 月 1 日(月)
面接・検査2 月 4 日(木)※特色選抜は 2 月 5 日(金)にも行う場合がある。音楽科の特別検査は 4 日・5 日
合格発表2 月 8 日(月)

一般選抜(海外帰国生徒選抜も同じ日程)

項目日程
出願令和 9 年 2 月 8 日(月)〜2 月 16 日(火)
志願変更2 月 17 日(水)
学力検査2 月 24 日(水)(第 1 志望校で受ける)
面接・特別検査(行う学校のみ)A グループ 2 月 25 日(木)/B グループ 2 月 26 日(金)
合格発表3 月 8 日(月)

合格発表は、Web 出願システムのマイページで確かめられます。推薦・特色・一般選抜などは、県教育委員会の特設サイトにも合格者の一覧が出ます(Q&A より)。

第 2 次選抜(一般選抜で欠員が出た学校・学科)

項目日程
出願3 月 8 日(月)〜3 月 11 日(木)
志願変更3 月 12 日(金)
検査3 月 16 日(火)
発表3 月 17 日(水)

全日制の第 2 次選抜に出願できるのは、愛知県内の国公私立高校を受けて、どこにも合格しなかった人です。県内の私立高校に合格している人は出願できません(Q&A 36)。

その他の選抜

選抜出願検査発表
連携型選抜(美和・衣台・福江・新城有教館作手校舎・田口)1 月 18 日(月)〜25 日(月)1 月 27 日(水)1 月 29 日(金)
定時制課程1 月 28 日(木)〜2 月 4 日(木)2 月 12 日(金)2 月 18 日(木)

出願と検定料

出願はすべて Web 出願です(令和 6 年度入試から。紙の願書は使いません)。入学志願者・保護者向けの Web 出願マニュアルは 12 月中旬までに県教育委員会のページに載ります(Q&A 3)。

令和 8 年度の例:全日制の入学検定料は 2,200 円(クレジットカード・ペイジー・コンビニで納付)。一度納めた検定料は返ってきません。一般選抜で 2 校に出願するとき、第 2 志望校の分の検定料はかかりませんでした。


3. 学力検査(一般選抜)

教科配点令和 8 年度の例:時間
国語22 点45 分(9:10〜9:55)
数学22 点45 分(10:20〜11:05)
社会22 点45 分(11:30〜12:15)
理科22 点45 分(13:15〜14:00)
英語22 点聞き取り 10 分程度(14:25〜)+筆記 40 分(14:50〜15:30)

4. 合否の決まり方

一般選抜は 2 校まで受けられる

愛知県の一般選抜は、1 人 2 校まで出願できます(1 校だけでもかまいません)。

学区の境目に住む人(大府市・豊明市・刈谷市・知立市・豊田市など)には、学区をまたいで出願できる特例があります。自分の住所でどの組み合わせができるかは、Q&A の図表 4 か中学校で確かめてください。

校内順位 ──「評定得点」と「学力検査合計得点」

各高校は、次の 2 つの点数から順位(校内順位)を決めます。

評定得点      = 中 3 の 9 教科の評定合計(最高 45)× 2  → 最高 90 点
学力検査合計得点 = 5 教科 × 22 点              → 最高 110 点

評定は中 3 の分だけを使います(調査書情報の「学習の記録(第 3 学年)」)。中 1・中 2 の評定は一般選抜の点数には入りません(評定の決まり方は「内申点のしくみ」)。

この 2 つをどう組み合わせるかは、高校ごとに I〜V の方式から選んでいます。

方式計算満点重く見るもの
I評定得点+学力検査200同じくらい
II評定得点 × 1.5+学力検査245内申
III評定得点+学力検査 × 1.5255当日の点
IV評定得点 × 2+学力検査290内申(強め)
V評定得点+学力検査 × 2310当日の点(強め)

令和 9 年度の選択結果(一般選抜):

区分IIIIIIIVV計
普通科 尾張学区12 校2 校19 校1 校32 校66 校
普通科 三河学区10 校4 校8 校1 校15 校38 校
専門学科・総合学科44 校17 校 1 校舎7 校17 校9 校94 校 1 校舎
合計66 校23 校 1 校舎34 校19 校56 校198 校 1 校舎

普通科では V(当日の点を 2 倍)が 47 校で最も多く、専門学科・総合学科では I が 44 校で最も多くなっています。志望校がどの方式かは、県教育委員会の一覧(PDF)で確かめられます。

校内順位は、この数値を基礎にして、調査書情報や面接の結果などとあわせて総合的に決めます。第 1 志望か第 2 志望かで有利・不利はありません(Q&A 17)。

2 校の合否はコンピュータで振り分け

各高校の校内順位を県教育委員会がまとめて処理します。2 校とも合格圏内に入った人は第 1 志望校の合格になり、そのぶん第 2 志望校では次の順位の人が繰り上がります。

令和 8 年度の一般選抜の倍率は 1.73 倍でしたが、2 校受けられるための見かけの数字で、第 1 志望者だけで数えた実質倍率は 0.98 倍でした(Q&A 18)。

面接は一部の学校だけ

令和 9 年度の一般選抜で面接を行うのは、198 校 1 校舎のうち 11 校(5.5%)です(普通科 6 校、専門学科・総合学科 5 校)。面接で聞かれるのは中学校での生活・趣味・特技・将来の進路希望などで、教科の内容は聞かれません(Q&A 27)。準備のしかたは「面接の準備」へ。

推薦選抜・特色選抜

推薦選抜特色選抜
行う学校全校高校が行うかどうかを決める(令和 9 年度は 75 校 1 校舎 111 学科)
定員の枠普通科 10〜15%、専門学科・総合学科 30〜45%20% 以内で高校が決める
出願の条件中学校長の推薦が必要高校が決める(その学校・学科で学びたい強い意志、明確な進路意識など)
検査面接(一部の学科は特別検査)面接+作文・基礎学力検査・プレゼンテーション・特別検査のうち 1 つ
学力検査なしなし(基礎学力検査を選ぶ学校はある)

令和 9 年度の特色選抜で、面接のほかに行う検査(延べ):

検査学校・学科の数
基礎学力検査39 校 62 学科
プレゼンテーション26 校 30 学科
作文(400 字)10 校 1 校舎 16 学科
作文(600 字)1 校 1 学科
特別検査(実技)2 校 2 学科

欠席が多い人のための選抜


5. 募集定員

令和 9 年度の募集人員は未公表です(2026 年 10 月 6 日確認)。


6. 中 3 のこれからの流れ(愛知県の日程で逆算)

時期やること
10 月〜志望校の校内順位の方式(I〜V)と面接の有無を一覧で確かめる
2 学期一般選抜で使う中 3 の評定が決まっていく(いつの成績までかは中学校に確認)
12 月中旬まで県教育委員会のページに Web 出願マニュアルが載る
12 月三者面談で受検校を決める。推薦・特色を受けるか、一般選抜の 2 校の組み合わせ、私立の併願も
1 月 25 日〜2 月 1 日推薦・特色選抜の出願
2 月 4 日推薦・特色選抜の面接・検査
2 月 8 日推薦・特色選抜の発表/一般選抜の出願開始(〜16 日)
2 月 17 日必要なら志願変更
2 月 24 日学力検査(本番)
2 月 25・26 日面接・特別検査(行う学校のみ)
3 月 8 日一般選抜の発表

特色選抜でプレゼンテーションや作文がある学校、一般選抜で面接がある学校を考えている人は、12 月ごろから練習を始めると間に合います(面接の準備)。


出典

名古屋市立・豊橋市立の高校も同じ入試で選抜します。令和 9 年度の実施要項・募集人員が公表されたら、このページの「令和 8 年度の例」と 5 章を差し替えます。出願前に教育委員会のページで最新版を確かめてください。

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