中3 社会 / 歴史 / h-10

更新 2026-09-12

昭和前期(世界恐慌・戦争)

この単元でできるようになること

入試での位置づけ

世界恐慌への対応の比較表(持てる国と持たざる国)、満州事変 → 国際連盟脱退の流れ五・一五と二・二六の区別国家総動員法の内容1945 年の出来事の順(3 月東京大空襲・4 月沖縄戦・8/6 広島・8/8 ソ連参戦・8/9 長崎・8/14 受諾・8/15 玉音放送)が定番。


1. 世界恐慌と各国の対応

まずここだけ

1929 年 10 月 ニューヨーク・ウォール街の株価大暴落世界恐慌(アメリカが世界経済の中心だったため各国へ波及・失業者の急増)。

対応
アメリカニューディール(新規まき直し)政策ローズベルト大統領・公共事業(TVA)で雇用・労働者保護・農業調整)
イギリス・フランスブロック経済(本国と植民地で経済圏をつくり、高い関税で他国の商品をしめ出す)→ 植民地の少ない国が苦しむ
ソ連五か年計画(スターリン・計画経済・恐慌の影響を受けず工業化)
ドイツナチス(ヒトラー)が 1933 年政権 → ファシズム・ワイマール憲法停止・ユダヤ人迫害・再軍備・国際連盟脱退
イタリアムッソリーニ(ファシスト党)・1935 エチオピア侵攻

ファシズム:民主主義・個人の自由を否定し、軍事力で領土拡大をめざす独裁体制。「持たざる国」(日・独・伊)と「持てる国」(米・英・仏)の対立。


2. 日本の恐慌と軍部の台頭

まずここだけ

満州事変(1931年)
満州事変(1931年)写真・画像:作者不詳/Wikimedia Commonsパブリックドメイン/縮小して掲載
二・二六事件(1936年)
二・二六事件(1936年)写真・画像:影山光洋/Wikimedia Commonsパブリックドメイン/縮小して掲載

3. 日中戦争と戦時体制

まずここだけ


4. 第二次世界大戦と太平洋戦争

ここまでできれば十分

出来事
1939.9ドイツがポーランドに侵攻(独ソ不可侵条約の直後)→ イギリス・フランスが宣戦 → 第二次世界大戦
1940ドイツがパリ占領。日独伊三国同盟。日本軍がフランス領インドシナ北部へ(援蔣ルート遮断・資源)
1941.4日ソ中立条約
1941アメリカが石油輸出を禁止ABCD 包囲網:米・英・中・蘭)。日米交渉(ハル・ノート)決裂
1941.12.8ハワイ真珠湾攻撃・マレー半島上陸 → 太平洋戦争(東条英機内閣)。「大東亜共栄圏」を掲げ東南アジアを占領
1942.6ミッドウェー海戦で敗北 → 戦局が逆転
1943〜学徒出陣学童疎開勤労動員(女性・中学生)。イタリア降伏(1943)
1944サイパン島陥落 → 本土空襲が本格化
1945.3東京大空襲(10 万人死亡)。ドイツ降伏(5 月)
1945.4〜6沖縄戦(県民の約 4 分の 1 が犠牲・ひめゆり学徒隊)
1945.7ポツダム宣言(米英中・日本に無条件降伏を要求)→ 日本は黙殺
1945.8.6広島に原子爆弾(約 14 万人)
8.8ソ連が日ソ中立条約を破って参戦(満州・樺太・千島へ)
8.9長崎に原子爆弾(約 7 万人)
8.14ポツダム宣言受諾を決定 → 8.15 玉音放送(終戦)→ 9.2 降伏文書調印
学童疎開
学童疎開写真・画像:中村立行/Wikimedia Commonsパブリックドメイン/縮小して掲載
降伏文書の調印(1945年9月2日)
降伏文書の調印(1945年9月2日)写真・画像:米陸軍通信隊/Wikimedia Commonsパブリックドメイン/縮小して掲載
東京大空襲のあと
東京大空襲のあと写真・画像:U.S. military photography (米軍撮影)/Wikimedia Commonsパブリックドメイン/縮小して掲載

戦争の被害:日本人約 310 万人、アジアの人々約 2,000 万人。シベリア抑留中国残留孤児、引き揚げ。ユダヤ人の虐殺(ホロコースト)・アンネの日記。杉原千畝(ビザ発給)。


5. よくある間違い

原爆ドーム(広島)
原爆ドーム(広島)写真・画像:Balon Greyjoy/Wikimedia CommonsCC0/縮小して掲載

6. 自己チェック

  1. 1929 世界恐慌:米ニューディール/英仏ブロック経済/ソ連五か年計画/独伊ファシズム
  2. 1931 満州事変(柳条湖)→ 1932 満州国・五・一五(犬養)→ 1933 連盟脱退 → 1936 二・二六
  3. 1937 盧溝橋 → 日中戦争 → 1938 国家総動員法 → 1940 大政翼賛会・三国同盟
  4. 1939 独ポーランド → 1941.12.8 真珠湾 → 1942 ミッドウェー → 1944 空襲 → 1945 沖縄・8/6・8/8・8/9・8/15
  5. 配給・疎開・学徒出陣・皇民化政策・創氏改名

7. 小テストへ

→ 小テスト(h-10

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参考資料

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