勉強法

更新 2026-10-04 / 引用した論文はすべて DOI を確認しています

中 3 の 1 年 ── 4 月から入試までに、どのやり方をいつ使うか

一言で

中 3 の 1 年は、前半が「定期テスト(内申)」、後半が「入試(全範囲)」の年です。使う勉強法も、時期に合わせて重心を移します。 このページは、各勉強法の記事を時期の順に並べ直した案内です。「この時期にこれをやれば受かる」という段取りを、研究で確かめたものではありません。 日程は制度ページと同じ値です。月ごとの段取りは、研究からの【推論】か「目安」として読んでください。

今日からやること

  1. 自分の県の入試日と、内申に使う学年を調べる。「(都道府県名) 公立高等学校 入学者選抜 実施要綱」で、教育委員会のページを見ます。手帳の最後のページに書いておきます
  2. 1・2 年の単元を 1 つ選び、このサイトの小テスト(基礎)を解く。まちがえた単元は「戻る単元リスト」に書きます。週に 2 単元ずつ広げます
  3. 平日の勉強を 1 つだけ「もし〜したら」で決める。例「部活から帰って着替えたら、英単語を 15 分」。決め方は 勉強の計画と部活の両立 にあります

1 年の見取り図(目安)

時期学校と入試の節目勉強の中心主に使うやり方
4〜6 月1 学期の定期テスト。学校説明会が始まる定期テスト+1・2 年の穴さがし思い出す練習・日をあけて戻る・計画
夏休み模試・オープンスクール。志望校を絞る1・2 年の総復習。過去問を 1 年分日をあけて戻る・混ぜて解く・過去問
9〜11 月入試要綱の公表(東京都は 9 月)。内申が決まる最後の学期の県が多い2 学期の定期テスト+全範囲の混ぜ解き混ぜて解く・間違いノート・模試の直し
12 月〜入試三者面談(12 月)・推薦(1 月)・一般入試(2 月)過去問の 2 周目・本番の練習過去問・睡眠・本番の緊張への備え

表の左 2 列は 高校入試の日程 の「中 3 の 1 年間(全国的な流れ)」と同じです。右 2 列はこのページの目安です。

東京都立高校の例(令和 9 年度=2027 年春入学)

東京都教育委員会の発表(2026 年 5 月 28 日公表)では、次の日程です。

日程は都道府県ごと・年度ごとに違います。令和 10 年度以降の人は、最新の発表で確かめてください。


4〜6 月 ── 定期テストを「1・2 年の穴さがし」にも使う

やること

使う勉強法

このサイトでは

部活がある時期

引退の時期は、学校・部・大会の結果で違います。引退までは、まとまった時間より15 分の枠を毎日つくるほうが続けやすいです【推論】。 部活でくたくたの日は、新しい範囲に進まず、小テストを 1 回解いて寝ます(運動と勉強・睡眠と一夜漬け)。


夏休み ── 1・2 年の総復習と、過去問を 1 年分

やること

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夏休みの 1 日の例(目安)

時間帯例
午前数学:1・2 年の単元を 2 つ、小テスト → 間違えた型の解説
午後英語:単語帳 20 分+文法の単元 1 つ。理科か社会の単元 1 つ
夕方「前に間違えた型をやり直す」を 2〜3 教科
週 1 回過去問や模試を時間どおりに解く日。翌日に直す

時間の長さより、中身を記録します(勉強時間の長さと質)。上の割り振りは研究で決めたものではなく、目安です。

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9〜11 月 ── 内申の最後の学期と、全範囲の混ぜ解き

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12 月〜入試 ── 過去問の 2 周目と、本番の練習

やること

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3 月まで見ておく

東京都では、分割後期募集・全日制第二次募集の出願が 2027 年 3 月 4 日、検査が 3 月 9 日です。不合格だった場合の次の手を、出願の前に家族と決めておきます(高校入試の日程)。


よくある誤解

「受験勉強は、部活を引退してから始めるもの」 内申は 1 学期の成績から積み上がります。引退前は時間が短くても、「15 分・毎日」の枠で思い出す練習はできます。引退後も、体を動かす予定を少し残します(運動と勉強)。

「定期テストの勉強と入試の勉強は別物」 定期テストの範囲も、入試の範囲です。テストが終わった単元に 1 週間後・1 か月後に戻れば、定期テストの勉強がそのまま入試の準備になります【推論】。

「過去問はもったいないから、直前までとっておく」 とっておいた過去問は、解かない限り練習になりません。夏に 1 年分を解いて形を知り、12 月から本格的に回します(過去問の使い方)。

「夏休みは 1 日 10 時間やらないと間に合わない」 時間の長さだけでは、中身が分かりません。時間と中身を並べて記録し、読んでいただけの時間を、思い出す練習に置きかえます(勉強時間の長さと質)。

注意点

日程と制度の出典

このページでは新しい論文を引いていません。#番号は docs/参考文献ログ.md などの番号で、リンク先の記事が DOI を確認して引いたものです。

この 1 年で使う勉強法

記事いつなぜ
テスト効果(思い出す練習)1 年中。とくに定期テスト 1 週間前読み返すより、閉じて思い出すほうが残る(#18 ほか)
間隔反復4 月〜。定期テストが終わった単元に1 週間後・1 か月後に戻ると、入試まで残る形になる
勉強の計画と部活の両立4〜7 月(部活がある時期)短い時間を毎日確保するため(#34)
予習のしかた・解答例から学ぶ4〜11 月(3 年の新しい単元)新しい型を、授業の前後で短く固める
単語帳の使い方1 年中大きな束で回し、日をあけて戻る(#33)
交互練習(混ぜて解く)夏休み〜入試入試は単元が混ざって出る。型を見分ける練習(#3)
過去問の使い方夏に 1 年分、12 月から 2 周本番の形をした練習テストとして使う
模試の結果の使い方模試が返ってきた週判定より、どこで落としたかを見る
間違いノート9 月〜入試まちがえた問題を、日をあけて解き直す
睡眠と一夜漬け1 年中。とくに夏休みと直前期削った睡眠は、覚えた分を持っていく
本番の緊張12 月〜入試書き出す・言いかえるを、模試で先に試す(#212)
朝型・夜型と勉強の時間帯本番の 1 か月前から本番と同じ時刻に頭を使う練習