勉強法

更新 2026-10-04 / 引用した論文はすべて DOI を確認しています

高 3 の 1 年 ── 共通テストと個別試験までの使い分け

一言で

高 3 の 1 年は、「全範囲を終わらせる時期」から「本番の形で解く時期」へ移っていきます。総合型選抜・学校推薦型選抜を受ける人は、書類と面接の準備も重なります。 このページは、各勉強法の記事を時期の順に並べ直した案内です。「この時期にこれをやれば受かる」という段取りを、研究で確かめたものではありません。 日程は制度ページと同じ値(令和 9 年度)です。月ごとの段取りは、研究からの【推論】か「目安」として読んでください。

今日からやること

  1. 手帳に 3 つの日付を書く。共通テストの出願(2026 年 9 月 15 日〜10 月 2 日)・本試験(2027 年 1 月 16 日・17 日)・志望校の個別試験の日です
  2. 共通テストで受ける科目を、志望校の募集要項で確かめる。受ける「教科」は出願のときに登録します。8 月末までに決めておくのが目安です(大学入試の日程)
  3. 今週の計画を「◯曜の◯時、どこで、何を何分」で 3 つ書く。例「放課後、自習室で英単語 20 分」。書き方は 勉強の計画と部活の両立 にあります

1 年の見取り図(目安)

時期入試の節目(令和 9 年度)勉強の中心主に使うやり方
4〜6 月実施要項の通知(2026 年 5 月 27 日)。募集要項が順次公表全範囲の穴さがし。方式(一般/総合型/推薦)の仮決め思い出す練習・日をあけて戻る・計画
夏共通テストのマイページ作成(7 月 1 日〜)。総合型の書類準備基礎固めの最後。共通テストの過去問に着手混ぜて解く・単語帳・過去問
9〜12 月総合型の出願(9 月 1 日〜)・共通テストの出願(9 月 15 日〜10 月 2 日)・推薦の出願(11 月 1 日〜)過去問と模試を本番の形で。記述の練習過去問・模試の直し・間違いノート
共通テスト前後本試験 2027 年 1 月 16 日・17 日。自己採点のあと出願校を決める共通テストの形の演習 → 個別試験へ切り替え本番の時刻に解く・睡眠・本番の緊張
個別試験個別試験は 2 月 1 日〜3 月 25 日の間。国公立の前期は例年 2 月 25 日ごろから志望校の過去問の 2 周目過去問・答えの見直し

表の左 2 列は 大学入試の日程 と同じ値です。右 2 列はこのページの目安です。 国公立の前期・後期の日付は、国立大学協会と各大学が毎年公表します。志望校の募集要項で確かめてください。


4〜6 月 ── 全範囲の穴さがしと、方式の仮決め

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夏 ── 基礎固めの最後と、共通テストの過去問 1 年分

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夏の 1 日の例(目安)

時間帯例
午前数学か理科:単元の問題を解く → 前の単元を 2〜3 問混ぜる
午後英語:長文 1 題を時間を計って+単語帳 30 分。国語か社会を 1 単元
夜その日の内容を閉じて思い出す 30 分。「前に間違えた型をやり直す」
週 1 回共通テストか模試を、時間どおりに解く日。翌日に直す

上の割り振りは研究で決めたものではなく、目安です。時間の長さより、中身を記録します(勉強時間の長さと質)。

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9〜12 月 ── 出願と、本番の形の演習

この時期の節目(令和 9 年度)

日付出来事
2026 年 9 月 1 日以降総合型選抜の出願受付(大学ごと)
9 月 15 日〜10 月 2 日共通テストの出願・検定料の支払い
10 月 9 日〜16 日共通テストの出願内容の確認・訂正
11 月 1 日以降学校推薦型選抜の出願受付/総合型選抜の合否発表
12 月 1 日以降学校推薦型選抜の合否発表
12 月上旬まで共通テストの受験票をマイページで取得

高校在学中の人は、学校がまとめて案内することが多いので、学校の指示に従います(共通テストの科目・時間割・配点)。

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共通テスト前後 ── 本番の時刻で解き、自己採点から切り替える

時間割(令和 9 年度・本試験)

日時間割
1 日目(2027 年 1 月 16 日)地理歴史・公民(2 科目は 9:30〜11:40)・国語(13:00〜14:30)・英語リーディング(15:20〜16:40)・リスニング(17:20〜18:20)
2 日目(1 月 17 日)理科(2 科目は 9:30〜11:40)・数学①(13:00〜14:10)・数学②(15:00〜16:10)・情報Ⅰ(17:00〜18:00)

1 科目だけ受ける地理歴史・公民と理科は、10:40〜11:40 です。追試験・再試験は 1 月 23 日・24 日です(共通テストの科目・時間割・配点)。

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個別試験 ── 志望校の過去問の 2 周目

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3 月まで見ておく

合格者の決定発表は 3 月 31 日までです。後期日程や追加の出願まで含めて、出願の前に家族と次の手を決めておきます(大学入試の日程)。


よくある誤解

「共通テストの対策と個別試験の対策は、まったく別」 どちらも土台は、全範囲を閉じて思い出せることです。形がちがうのは、解く時間と答え方です。秋は両方の過去問を混ぜ、1 月の共通テスト前だけ比重を寄せます【推論】。

「総合型や推薦を受けるなら、一般の勉強はいらない」 令和 9 年度から、総合型と学校推薦型でも学力を測る方法を少なくとも 1 つ使うことが原則です。不合格でも一般選抜は受けられます(大学入試のしくみ)。

「直前期は、新しい問題集で穴を埋める」 新しい教材は、1 周するだけで時間がなくなりがちです。手持ちの過去問と、まちがえた単元の解き直しに時間を回すのが目安です【推論】。

「模試の判定が悪かったから、やり方を全部変える」 判定は、受けた人たちの中の位置です。変えるのは「どこで落としたか」に対応するやり方だけにします(模試の結果の使い方)。

注意点

日程と制度の出典

このページでは新しい論文を引いていません。#番号は docs/参考文献ログ.md などの番号で、リンク先の記事が DOI を確認して引いたものです。

この 1 年で使う勉強法

記事いつなぜ
テスト効果(思い出す練習)1 年中読み返すより、閉じて思い出すほうが残る
間隔反復4 月〜。終えた単元に日をあけて戻ると、本番まで残りやすい(#24)
単語帳の使い方1 年中(英単語・古文単語)大きな束で回し、日をあけて戻る(#33)
勉強の計画と部活の両立4〜7 月。計画が崩れたとき「いつ・どこで・何を」を決めておく(#34)
映像授業の見方4〜8 月(範囲を進める時期)止めて書く・すぐ解くで「分かった気」を防ぐ
交互練習(混ぜて解く)夏〜本番本番は単元が混ざって出る。型を見分ける練習(#3)
リスニングの練習・多読夏〜1 月共通テストの英語は読む・聞くが同じ 100 点
過去問の使い方夏に 1 年分、秋から本格的に本番の形をした練習テストとして使う
模試の結果の使い方模試が返ってきた週判定より、どこで落としたかを見る(#447)
間違いノート9 月〜本番まちがえた問題を、日をあけて解き直す
英作文の直し方9 月〜個別試験書き直しまでやって、同じまちがいを減らす
睡眠と一夜漬け1 年中。とくに直前期削った睡眠は、覚えた分を持っていく
朝型・夜型と勉強の時間帯本番の 1 か月前から本番と同じ時刻に頭を使う練習
本番の緊張12 月〜本番書き出す・言いかえるを、模試で先に試す(#212)