公務員試験 / 制度
学習計画
このページでわかること
- 教養 62 単元・専門 97 単元(2026 年 9 月時点)を、試験日までの残り月数でどう配るか
- 「12 か月」「6 か月」「3 か月」の 3 つの型と、それぞれで削るもの
- 1 週間の中での回し方(新しい単元・戻る単元・模擬テストの比率)
数字はすべて目安です。1 単元にかかる時間は人と単元で 2〜3 倍ちがいます。最初の 2 週間で自分の速さを測ってから、下の表を伸び縮みさせてください。
1. 先に決めること
| 決めること | 目安 |
|---|---|
| 第 1 志望の試験 | 地方上級(都道府県・政令市)か、国家一般職か、市役所か。出題科目が変わる(出題科目と配点) |
| 専門試験の有無 | 専門ありなら学習量は約 2 倍。教養のみの市役所なら、このページの「専門」の行は飛ばす |
| 試験日 | 国家一般職は 5 月末、地方上級は 6 月下旬が多い(日程と流れ)。そこから逆算 |
| 週に使える時間 | 学生で週 20〜30 時間、働きながらなら週 10〜15 時間が多い。「12 か月型」は週 15 時間、「6 か月型」は週 25 時間、「3 か月型」は週 40 時間を想定 |
2. 単元の優先順位(出題数から)
出題数の根拠は出題科目と配点。地方上級の全国型(専門 40 題)と国家一般職(基礎能力 30 題・専門 40 題)を軸にしています。
| 優先 | 分野 | 単元 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ★★★ | 数的処理 | zs-01〜zs-24 | 教養の 4 割前後(国家一般職は 30 題中 14 題)。解法を覚えてから速くなるまでに時間がかかるので最初に始める |
| ★★★ | 文章理解 | zb-01〜zb-06 | 国家一般職で 10 題(最多)。型を覚えたら毎週 2〜3 本読み続ける |
| ★★★ | 憲法・行政法・民法 | zh-01〜zh-10・zg-01〜zg-10・zm-01〜zm-12 | 専門の柱。地方上級で 13〜15 題、国家一般職で 4 科目 20 題 |
| ★★★ | ミクロ・マクロ | ze-01〜ze-08・za-01〜za-08 | 地方上級で 9 題前後。計算は数を変えて何度でも解けるので、このサイトと相性がよい |
| ★★☆ | 財政学・経済事情 | zf-01〜zf-05・zx-01〜zx-02 | 地方上級 3〜4 題・国家一般職 5 題 |
| ★★☆ | 政治学・行政学 | zp-01〜zp-08・zq-01〜zq-06 | 地方上級 4 題・国家一般職 各 5 題 |
| ★★☆ | 社会科学・時事 | zk-01〜zk-12 | 地方上級の教養で 10 題前後。専門の入口にもなる |
| ★☆☆ | 刑法・労働法・社会政策・国際関係・経営学・社会学 | zc-01〜zc-06・zr-01〜zr-04・zw-01〜zw-03・zi-01〜zi-05・zo-01〜zo-05・zy-01〜zy-05 | 地方上級で各 2〜3 題。40 題選択なら全部は要らない。得意な 2〜3 科目を選んで、残りは捨ててよい |
| ★☆☆ | 人文・自然科学 | zj-01〜zj-10・zn-01〜zn-10 | 地方上級で選択 20 題のうち 12 題前後。高校で履修した科目だけ拾う |
3. 12 か月型(週 15 時間・大学 3 年の 6 月に始める人)
| 月 | 新しく進める | 戻る | 目安 |
|---|---|---|---|
| 1〜2 か月目 | 数的処理 zs-01〜zs-12(判断推理と数的推理の前半)、憲法 zh-01〜zh-10 | ── | 週 3 単元。憲法は判例の「結論と理由」を言えるまで |
| 3〜4 か月目 | 数的処理 zs-13〜zs-24、民法 zm-01〜zm-06、ミクロ ze-01〜ze-04 | 憲法の小テスト(標準)を週 1 単元 | 民法は「事例 → 結論 → 条文」の順で |
| 5〜6 か月目 | 民法 zm-07〜zm-12、行政法 zg-01〜zg-10、ミクロ ze-05〜ze-08 | 数的処理の「つまずいた型」を週 2 単元 | 行政法は民法を先に済ませておくと「取消し・無効」の意味が通じる |
| 7〜8 か月目 | マクロ za-01〜za-08、財政学 zf-01〜zf-05、文章理解 zb-01〜zb-06 | 法律 3 科目のまぜこぜテストを週 1 回 | 文章理解はここから毎週続ける |
| 9 か月目 | 政治学 zp-01〜zp-08、行政学 zq-01〜zq-06、社会科学 zk-01〜zk-08 | 経済のまぜこぜテストを週 1 回 | 政治学・行政学は「人名と学説」を表で |
| 10 か月目 | 選択科目から 2〜3 科目(例: 労働法 zr・社会政策 zw・国際関係 zi)、人文・自然から履修済み科目 | 専門試験 模擬テストを週 1 回 | 時事 zk-09〜zk-12 はここで初めて読む(古くなるので後回し) |
| 11 か月目 | 時事の読み直し・論文の準備(論文の書き方) | 教養試験 模擬テスト・専門模擬テストを週 1 回ずつ | 論文は月 2 本書く |
| 12 か月目(試験月) | 新しい単元は増やさない | つまずいた型の総ざらい。模擬テストは週 2 回 | 面接カードの下書き(面接の答え方) |
4. 6 か月型(週 25 時間・年明けに始める人)
12 か月型を 2 倍の速さで回します。削るのは次の 3 つ。
- 選択科目(刑法・労働法・社会政策・国際関係・経営学・社会学)は 2 科目だけ。残りは模擬テストで当たったときに解説を読む程度に
- 人文・自然は高校で履修した科目だけ。履修していない科目は捨てる
- 発展レベルの小テストは、数的処理と法律だけ。ほかは標準までで止める
| 月 | 新しく進める | 戻る |
|---|---|---|
| 1 か月目 | 数的処理 zs-01〜zs-14、憲法 zh-01〜zh-10 | ── |
| 2 か月目 | 数的処理 zs-15〜zs-24、民法 zm-01〜zm-12 | 憲法(標準)を週 2 単元 |
| 3 か月目 | 行政法 zg-01〜zg-10、ミクロ ze-01〜ze-08、文章理解 zb-01〜zb-03 | 数的処理のつまずいた型を週 3 単元 |
| 4 か月目 | マクロ za-01〜za-08、財政学 zf-01〜zf-05、政治学 zp-01〜zp-08 | 法律のまぜこぜテスト 週 1 |
| 5 か月目 | 行政学 zq-01〜zq-06、社会科学 zk-01〜zk-08、選択科目 2 科目、時事 zk-09〜zk-12 | 専門・教養の模擬テスト 週 1 ずつ。論文を月 2 本 |
| 6 か月目 | 増やさない | 模擬テスト 週 2・つまずいた型の総ざらい・面接カード |
5. 3 か月型(週 40 時間・教養のみの試験、または専門を最小限にする人)
専門ありの試験を 3 か月で全部そろえるのは、週 40 時間でも量が合いません。3 か月型は次のどちらかです。
- 教養のみの市役所・国家一般職の基礎能力試験だけをねらう
- 専門ありでも、憲法・民法・ミクロ・マクロの 4 科目だけを仕上げ、残りは模擬テストで拾う
| 週 | 新しく進める | 戻る |
|---|---|---|
| 1〜4 週 | 数的処理 zs-01〜zs-24(週 6 単元)、文章理解 zb-01〜zb-06 | 翌週に前週の小テスト(標準) |
| 5〜8 週 | 憲法 zh-01〜zh-10、民法 zm-01〜zm-12(専門あり)/社会科学 zk-01〜zk-12(教養のみ) | 数的処理のつまずいた型を週 4 単元 |
| 9〜10 週 | ミクロ ze-01〜ze-08、マクロ za-01〜za-08(専門あり)/人文・自然の履修済み科目(教養のみ) | 模擬テスト 週 2 |
| 11〜12 週 | 時事 zk-09〜zk-12・論文 2 本 | 模擬テスト 週 3・面接カード |
6. 1 週間の回し方
学習の研究で確かめられている「解く」「間をあける」「混ぜる」を、そのまま週の形にしたものです(根拠は公務員試験の勉強法)。
| 曜日の例 | 何をするか | 割合 |
|---|---|---|
| 月・火・木・金 | 新しい単元: 解説を読む → 小テスト基礎 → 標準 → つまずいた型だけもう一度 | 6 割 |
| 水 | 戻る: 2〜4 週間前に終えた単元の小テスト(標準か発展)。単元一覧の「つまずき n 型」の印がある単元から | 2 割 |
| 土 | 混ぜる: まぜこぜテストか模擬テストを 1 回。時間を計る | 2 割 |
| 日 | 休む、または遅れた分を埋める | ── |
- 「解説を読んだだけ」で終えた単元は、翌日に小テストを 1 回入れてから次へ進む(読んだ直後の「わかった感」は当てにならない)
- 小テストの記録はこの端末に残るので、単元一覧の「つまずき」印を戻る単元の目印に使う
- 数的処理は1 問 3〜4 分で解けることが目標。時間を計って、5 分を超える型は解説の「解き方の型」に戻る
7. 試験の 1 か月前にやめること・始めること
| やめる | 始める |
|---|---|
| 新しい単元・新しい科目 | 本番と同じ時間で通す模擬テスト(教養 120 分・専門 120 分の想定) |
| 発展レベルの深追い | 「捨てる問題」を決める練習。教養 40 題で 1 題 3 分。5 分考えて手が動かない問題は飛ばす |
| 夜ふかし | 試験と同じ時刻(午前)に頭を使う練習 |
関連するページ
出典
- 人事院「2026 年度 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)受験案内」(出題数・配点比率)
- 栃木県「令和 8 年度 栃木県職員採用試験 受験案内(大学卒業程度)」(出題科目・配点)
- 単元数はこのサイトの 2026 年 9 月 19 日時点